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「これからどうするんですか?」
「それが…なんも考えてないんだよね…」
「…図書館に行ってみますか?」
「なんで?」
「図書館って昔の事故とか事件の新聞記事をまとめた本があるはず…」
「それだ!!」
「早く行こう!」
「しかも先程の悪霊の事件についても何か分かるかもしれませんね!」
「確かに!」
私はそう言って陸久の腕を引っ張った。
そういえば幽霊って本とかで見る限り、
人間には触れられないとかあったけど…。
なんで陸久には触れられるんだろう。
図書館に着いて早々、
陸久は『こっちです』と言いながら私を案内する。
それより、なんで場所知ってるんだろう。
前からこの図書館来てたとか?
「水戸さん?」
そんなことを考えてると不思議そうな顔をした陸久が私の顔を覗き込んできた。
私は驚きながらも『なんでもない』そう返事した。