テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
E p i s o d e .Ⅰ
ln angle
ある日
俺の親友と14くらいの男の子が家に来た
親友はその子を苦しそうに見つめる
俺にしか頼れなくて。
「俺の弟をどうか自由にして」
とだけ言い残し消えてしまった
桃「…名前は.ᐣ」
赫「天夏なつです。」
赫「お兄様からの命令を下され今日からここでお手伝いを住み込みでやらせて頂きます」
桃「…年齢は.ᐣ」
赫「恐らく14だと思われます」
桃「恐らく.ᐣ」
赫「正確には不明ですが物心が付いた頃から今まででお兄様の誕生祭が10回程行われたのでそれを踏まえると歳は14が妥当だと思われます」
お兄様とはすちの事だろう
苗字が違うから幼子の頃から養子だつたんだな
天夏 なつ
まるで喋る人形のように冷たかった
あの日からすちの言う自由を考える
桃「なつ.ᐟ.ᐣ」
赫「はい.何でしょうか」
桃「中に入って。」
赫「はい」
なつは気が付いたら庭で寝ようとしていたり
おかしな事を言ってくる
赫「あのっご主人様の気に反する様な勝手な行動をしてしまいすみませんっ(頭下」
赫「どうぞ俺を御好きなようにして下さい」
桃「っは~…ご主人様じゃなくてらん。」
桃「御好きなようにもしない」
赫「ッ何故です.ᐣ貴方が怒らないのは俺を見損なったからですか.ᐣ」
桃「そんな事ないよ。
ただ傷ついてほしくないだけ(抱」
一体この子はどんな思いをして生きてきたのか
分かるはずもないのに胸が痛む
いつか必ず自由を教えてみせるよ
𝑻𝑯𝑬 𝑬𝑵𝑫____
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝10♡