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花落ちる時、君想ふ。

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花落ちる時、君想ふ。

4 - No.3 ストケシア

♥

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2025年04月13日

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No.3  花落ちる時、君想ふ。



🐻‍「花なんて、ただの飾り物でしょ」


🐰「飾り物も…間違ってはないけど、花言葉とか色んな意味があって、僕の思う花は”ただの”飾り物ではないよ」


優しく語る君。そういや君の家は花屋だった。


🐰「もうすぐ母の日だし、テヒョンイもお母さんにプレゼントしたら?」


🐻‍「僕の母さん、花なんか飾らないし、…」

僕の母さんはいわゆる毒親。

門限は守りなさい。

勉強しなさい。

お兄ちゃんなんだから~~…

大っ嫌いだ。だからこそ毎日外に出て、グガの家まで散歩する。グガん家の花の香りにはなれないけど、グガも、グガのお母さんも、みんな優しい。


🐰「う〜ん…、やっぱ無難に赤かなぁ」


庭のバケツの中から、ガサゴソと花をいじる君


🐰「花はね、好きな人とか 感謝する人に渡すんだ」


あー、そんなことも言ってたっけ…

忘れたくない。でもだんだん、君との時間を忘れていってしまう…



𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄 𓐄




9月3日

グガを家に連れてきてから2日


そういえば、あの日倒れていた時、君が片手にビニール袋を掴んでいたことを思い出す。


どこに置いたっけ…確か玄関…


今日はもう遅いから、明日中身を見てみよう…


2日目 終了


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