テラーノベル
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2020 11⁄30 12:59
知り合いを訪ね、死刑囚を1匹もらうことになった。
やめて。殺さないで…だと。先に命を奪ったのはお前だろう。
抵抗する死刑囚の手首にハイランドキャトルのゲノムを注射した。いや正しくは注射しようとした。暴れるので結果的に首に注射してしまったが。
2020 11⁄30 20:48
大きな進歩を遂げた。
あの死刑囚にツノが生えたではないか。しかも身体にも軽くゲノムの影響が見られ、髪の毛が伸び前髪で目が隠れるようになった。
しかし問題として死刑囚を実験に毎度毎度使えない。
最近戦争がクレイ地区で勃発しているらしい。
戦争孤児を使えば誰も気がつかない。
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「これ…は…」
写真、パソコンの中には残酷な現実が綴られていた。
ハイチが震えながらも口を開く。
「こんなの…私も知らなかった。テレビでは『ユニコーン実験』、『ノーベル賞』って…内容は流さないし。」
「で、作られたのが私。ショーテ•バン。この『ハイランドキャトル』っていうのは牛。この死刑囚に学んでホルスタインのゲノムを注射されたの。」
「つまり…ショーテは…」
「戦争孤児だよ。クレイ地区の。ほら証拠。」
雪だるまひとひと💙
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シヴ🐦⬛
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リユ
コメント
1件
読ませていただきました……骨の髄まで冷えるような、それでいて静かに燃えるような回でしたね。「戦争孤児を使えば誰も気がつかない」という一文が、あまりにも淡々としていて、かえってぞっとしました。ショーテが自分の出自を「こんなの…私も知らなかった」と語るシーン、彼女の声が確かに聞こえるようでした。めがとんきゅーさんの、残酷な真実を読者に突きつける距離感の取り方が本当に巧みで……続きが気になります。