テラーノベル
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今は2030年だ。ということは。
「ショーテは…今何歳…?」
「んー?20歳!!」
ショーテは明るい声でそう答えたが、目は合わせてくれなかった。
20歳。
さっき見た身分証明書を参照すると…
「ショーテはここに…何年いるの。」
答えて欲しいような、答えてほしくないような。正解はもう知っているに。
「10年!10歳からいるよ!」
「ショーテが…10歳。…ねえショーテ、辛くないの。」
ハイチがショーテの手を握りしめながら尋ねた。まるで存在を確認するように。
「辛くないよ!だってみんながいるから!!」
「…そ。」
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ふと思い出してみるとおかしい。
No.1からNo.14は馬、No.15は死刑囚。ショーテはNo.17である。
ではNo.16は…?
僕は踏み入れてはいけない領域に足を突っ込んでしまったのかもしれない。
今日はその疑問を頭から捨てることにした。
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「…そうだ!今日はミスミスターが主役なんだし!!ミスミスターのお部屋行こ!!見たい!!」
「ん゛ん゛っ。そうだな。私も久々に他の人の部屋を見に行きたい。」
「部屋…部屋、あるんですか。」
「当たり前だ。そこら辺のプライバシーは尊重されてある。ほら、行くぞ。」
僕はハイチに引っ張られ、ショーテにピッタリくっつかれながら自分の部屋というものに行くことになった。
コメント
1件
いやもう、このエピソードは…刺さるわ。 ショーテが「辛くないよ!だってみんながいるから!!」って笑顔で言うところ、めっちゃ胸に来た。目を合わせなかったのも含めて、10年もの間を思うと重すぎる…。 それにNo.16の欠番、気になりすぎて今夜眠れそうにないです。踏み込んじゃいけない領域に足をつっこむ感じ、めっちゃ好き。 続きが早く読みたいです🔥
雪だるまひとひと💙
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シヴ🐦⬛
77
リユ