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修学旅行二日目の朝
晴明達、百鬼学園の人達は朝食を食べた後外で二日目の予定を話していた
秦中
「二日目は1日目と同じく班行動だか、問題行動を起こさないように!」
神酒
「あと、怪我とかしたらたかはし先生所行くようになあ」
入道
「それと!、ぜっっったいに遺産とか壊すなよ!」
晴明達
「イエス!ボス!」
秦中
「何で生徒が教師やってんだよ、、」
神酒
「後、たかはし先生はそれぞれの班の行く場所にちらほらおるから」
明
「怪我とかしたら直ぐ言ってねぇー、治療するから」
明
「あ!、勿論暗も一緒に居るからね!」
暗
「何でこいつと、、」
明
「良いじゃん!、兄弟で観光とかしようよ!」
暗
「帰りたい、、、」
そう晴明達は話し終えて各班事に行動をした
だが、そんな事が起こっている裏側
環達は力を返しに行ったきり戻って来ない猫の事を心配していた
環
「猫、、遅いな、、もう朝だぞ?」
環
「力を返して終えて帰って来ても、、夜中には帰って来ているはずなのに、、」
環がそう言うと鏡夜達もそれに同意した
鏡夜
「確かにな、、」
ハルヒ
「ですよね、、」
ハニー
「けど、帰って来ないなんて何かあったのかな?」
モリ
「犬は何て、、、」
馨
「犬も分かんないってさ」
光
「それと、猫の気配が薄くて追跡出来ないんだって」
環
「薄い?、、何故猫の気配は薄くなる事なんて、、、、」
環達が猫の事を話していると襖が開き、陸達がやって来た
陸
「環さん、、ってすいませんお話し中でしたか?」
環
「ん?、、いいや、どうしたんだ?」
そう環が陸に聞くと未来が答えた
未来
「あのさ、猫さん知らない?」
未来
「昨日から見かけなくてさ、環お兄ちゃんなら知ってるかなって」
と未来が言うと馨は環と目線を合わせて頷き陸達に言った
馨
「猫なら、殿のおつかいで桜蘭に戻ってるよ」
馨
「そのおつかいでちょと、トラブってる見たいでさー」
未来
「そうなの?、猫さんがトラブル事なんて無いのに」
陸
「未来、それは猫に失礼だそ」
時
「まぁ、猫の事分かった事だしよ」
時
「遊び行こうぜ、空とジジイは外もう要ってるんだし」
そう時が言うと陸達はそうだな、そうだねーと答え環達と別れた
陸が襖を閉めるのを確認した環は鏡夜達に言った
環
「猫を手分けして探そう、陸達に気づかれないように」
環
「犬には俺から言っておく、、良いな」
そう言うと鏡夜達は頷き部屋から消えて行った
鏡夜達が居なくなった部屋で環は懐からキセルを取り出し吸った
環
「スゥー、、ハァー、、、」
環
「、、気配が薄くね、、、、、」
環
「、、、猫、、」
とキセルを吸っていると白杖代が現れ環のそばに近寄った
環
「ん?、、、そう、、連れて来てくれ」
と環は言うと白杖代はユラリと揺れた後部屋から出ていった
数分後、白杖代が戻ってくると犬も現れた
環は犬を確認すると部屋全体を自分の境界へと変えた
犬はそれと同時に膝まついた
犬
「首魁様、、、お話しがございます」
環
「それは俺もだ、、、、猫の事で来たんだろう?犬」
犬
「はい、、猫の気配が薄くなっておりますのはご存知ですよね?」
犬がそう言うと環は頷き言った
環
「あぁ、、鏡夜達は気づいてないがな、、段々と消えて行っている、、」
環
「犬、、お前、、猫を探せ、、陸達に勘づかれないように」
そう環が言うと犬はは!、と言って境界から消えた
犬が出ていった瞬間、境界から部屋へと元に戻った
そして、環は今からくる客人のために紅茶などを作り始めた
陸
「此処何処だよ!?」
そう陸は商店街の中心で言った
陸
「くそ、、、何で未来と空達だけで行動させちゃたんだ俺は!」
陸
「しかも!、この地図京都じゃねぇーし!」
そう陸は地図を丸めて近くにあったゴミ箱に入れた
陸
「仕方ない、、誰かに教えてもらうか、、それとも、、空から見るか、、、」
そう言って、一人歩いていると
ニャー、、
陸
「ん?、、、」
陸は鳴き声の方を向くとそこには白猫が一匹道路の真ん中にポツンといた
陸
「白猫?、、、」
そう言って白猫を見ていると白猫は歩きだした
だが、歩きだしたかと思えば後ろを振り返り、ジッと陸を見つめた
まるで、着いてこいと行っているかのように
それに答えたのか分からないが陸はその白猫の後を着いて行った
白猫に後を走って追いかけていると誰かの足にぶっかった
コテ
陸
「う、、すいません!」
陸
「大丈夫ですか!」
そう陸がぶっかった相手、男性に言うと男性は大丈夫だと言った
陸
「すいません!、白猫追いかけてまして!」
男性
「そうか、だが今度からは前を見て走ろうな」
陸
「はい!、では失礼、、、」
と陸は白猫を追いかけようとしたが白猫の姿が見当たらなかった
陸
「しまった!」
男性
「白猫を見失ったのか?」
男性がそう聞くと陸はコクリと頷いた
男性
「そうか、、」
陸
「はい、ですけどまだこの近くにいると思います、なので探します」
と陸が言うと男性は言った
男性
「その、白猫探し手伝おう、人数は多い方が良いだろう?」
陸
「え!?、ですけど、その、、貴方は、、」
男性
「用事なら、今日はもうない」
男性
「それに、一緒に探した方が見つかる確率が高いだろう」
そう男性は陸に言うと陸はその言葉に甘えた
陸
「そうですね、、その宜しくお願いいたします」
そうして、陸は男性と共に白猫探しを始めた
陸
「あ、そう言えば、、お名前は何て言うんですが?俺は陸って言います」
陸は自分の名前を名乗ると男性は教えてくれた
矢一郎
「俺は下鴨矢一郎だ」
そう矢一郎が言うと陸は下鴨、、と聞いて矢一郎に聞いた
陸
「あの!、矢一郎さんって弟さんで矢三郎って居ませんか!」
矢一郎
「矢三郎を知っているのか!?」
陸
「はい!、それと、、、」
陸
「貴方方は、、狸であり、、下鴨総一郎の息子であることも、、、」
そう陸が言うと矢一郎は陸から距離をおいた
矢一郎
「っ、、、、!」
陸
「ちょ、そんなに警戒しないで下さいよ!俺達何もしませんよ!って言うより話し聞いてくだい!」
陸は矢一郎の警戒を解くため自分達は霊であり、父親の知り合いの猫達、晴明達、環達の事を話した
矢一郎
「なるほど、、その猫と犬が父上の知り合いであると、、」
陸
「えぇ、、あと、矢三郎さんから総一郎さんの事をその、、犬から聞きました、、」
陸
「、、、総一郎さん、、自分の命を全うしたんですね、、、御悔やみもうしあげます、、」
そう陸が言うと矢一郎は顔を少ししかめ言った
矢一郎
「確かに父上は命を全うした、、だか、、叔父上、、早雲に嵌められ、、」
矢一郎
「金曜日倶楽部の、、!」
矢一郎は拳を強く握り言うと陸は矢一郎の拳を包んだ
陸
「矢一郎さん、、過去を変えることは出来ません、、変えられたとしても総一郎さんは望まないでしょう、、、」
陸
「矢一郎さん、、総一郎さんの運命も、人生も、、」
矢一郎は陸の言葉を聞き握っていた拳を解いた
矢一郎
「そうだな、、、ありがとう、、」
陸
「いえ、良いんですよ」
陸達がそんな話しをしていると
ニャー、、
陸
「!、この鳴き声は!」
その鳴き声の方を陸が向くとそこには陸達が探していた白猫がいた
陸
「矢一郎さん!!、あの猫です!」
矢一郎
「本当か!って、まて!」
白猫は陸達が話している隙をついて再び走った
陸
「追いかけましょう!!!」
と陸達は白猫を走って追いかけた
白猫を見失わないように陸と矢一郎は何とか目で追いかけて行っていたが
???
「あれ?、陸くん?」
???
「と、、誰だ?そいつ?」
と陸を呼ぶ声が聞こえ陸が顔を向けた
陸
「はぁ?、、って、、豆吉さんと玉緒さん!」
豆吉
「昨日ぶり!、陸くんも観光?」
玉緒
「それとも迷子か?」
陸
「いえ、今白猫追いかけて、、」
陸が言っていると矢一郎は言った
矢一郎
「陸くん!、白猫居ないぞ!」
陸
「な!」
陸は白猫を見たところを見たが矢一郎の言うとおり居なくなっていた
玉緒
「お?、何か居たのか?」
そう玉緒が聞くと陸は白猫の事、そして、矢一郎さんの事を教えた
陸
「と言うわけです」
矢一郎
「証拠として」
ポン!
豆吉
「狸!、僕と同じだ!」
ポン!
と矢一郎と豆吉はお互いにもとの姿に戻った
陸
「豆吉さんは豆狸と言う妖怪で、玉緒さんは猫又って言う妖怪です」
玉緒
「おう!」
ポン!
そう言って玉緒ももとの姿に戻り矢一郎は納得した
そして、陸は玉緒達に何故此処にいるのかを聞くと二人は言った
玉緒
「実は班行動してた途中で歌川ちゃん達が迷子になってよ」
豆吉
「それで探してたの!」
陸
「いや、それ豆吉さん達が迷子ですよ、、、」
矢一郎
「陸くん、二人を友達の元に連れて行こう向こうも探しているだろう」
陸
「ですね、、」
そう陸達が話していると
???
「あ、やっぱり豆塚くん達だ」
矢一郎
「!、しまった!」
陸
「っ!、誰だ!」
そう陸は矢一郎さん達を後ろに隠し声の主を見るとそこには恵比寿がいた
恵比寿
「誰って、僕だよ、陸くん」
陸
「え、恵比寿さん!?」
陸
「何で此処に!?」
恵比寿
「実は歌川さん達から豆塚くん達が迷子だって連絡が来てね、探そうと思ってたらちょうど見つけたって感じ」
陸
「さ、流石、、福の神、、」
そう陸達が話していると矢一郎は恵比寿と聞いて突然陸に抱き付いた
陸
「わぁ!、矢一郎さん!どうしたんですか???!」
恵比寿
「え?、誰かいるの?」
豆吉
「うん!、矢一郎さんって言う狸!」
玉緒
「おいおい、いい大人がどうしたんだよ?」
と恵比寿達が矢一郎に近づくと矢一郎は言った
矢一郎
「そ、その、、恵比寿と聞くと、、その、、、」
陸
「あ、あー、、金曜日倶楽部の、、」
恵比寿
「金曜日倶楽部?」
玉緒
「何だそれ?」
陸は恵比寿達に金曜日倶楽部の事、矢一郎の父親の事教えた
恵比寿
「そうか、、狸鍋に、、」
玉緒
「怖いぞ!、忘年会!」
豆吉
「食べられたくないよぉーー!!」
矢一郎
「はい、、ですので恵比寿と聞いて驚きました」
恵比寿
「まぁ、僕その恵比寿なんだけどね」
矢一郎
「え?」
陸
「恵比寿さん、、ちょと」
恵比寿
「ん?」
陸は恵比寿に小声でこう言った
陸
「恵比寿さん、矢一郎さん達には福の神って言う事は言うわないでくだい」
陸
「福の神とバレたら、、矢一郎さん達びっくりして阿鼻叫喚になるので」
そう陸が言うと恵比寿は頷いた
陸と恵比寿の話しが終わり玉緒達の方を向くと
ニャー、、
と白猫がおり玉緒達を飛び越えて路地裏えと走って行った
陸
「待て!!」
矢一郎
「陸くん!待ってくれ!」
陸は矢一郎達を置いて行き白猫の後を追いかけた
白猫は陸をスピードに合わせるかのように走っていく、そして、白猫は裏路地裏のから出てある川辺に陸と共にやって来た
陸
「此処は、、、」
ニャー
白猫は陸をチラリと見た後、今度は上を向いた、まるで上を見ろと言っているかのように
陸は上、空を見るとそこには未来達が空に浮いていた
陸
「!、未来!、時!、空!」
未来
「あ!、お兄ちゃん!何で此処に!?」
陸
「実は、、、」
と陸は未来達に説明すると未来達もどうして此処にいるのかを簡単に教えてくれた
未来
「未来達は、お兄ちゃんを探して空を飛んでたら小鳥が前に現れてー」
時
「まるで、着いてこいって感じで飛んでよ」
空
「着いて行くうちに此処に着いたのじゃあ」
陸
「そうか、、一回降りてこい」
そう陸が言うと未来達はゆっくりと地面に足を着けた
すると、ニャー、、ニャー、、と白猫は鳴き始め
未来達が追ってきた小鳥であろうか、その小鳥もパタパタと羽をやり始めた
そして、一匹と一羽はとある小さい穴へと目をやった
まるで、、中を見ろと言っているかのように
陸
「こ、これは、、、」
未来
「見ろって事じゃあない?」
空
「そうなるの」
時
「行こうぜ?、そうしねぇーと始まんねぇーからよぉ」
陸
「そうだな、、、」
そして、陸達はその小さい穴の中を見た
だが、、陸達は中にいる者を見て思考が、、動きが止まった
それもそうだろう、、、そこには一匹の黒猫が血を流し倒れて居たのだから
そして、この状況の中始めに動けたのは陸だった
陸
「と、、取り敢えず、、、た、、環さん、、にれ、連絡、、しないと、、、」
陸
「あ、、それに、、、ち、治療し、ないと、、、」
そう陸が言うと未来は黒猫に近づいて自身の着ている着物を破り、血の出ている部分に押し当てた
未来
「、、、、、、」
時
「お、俺は、、たかはし、、探して、、く、、る、」
空
「わ、、儂は、、、ち、近くの、、先生に、、」
陸
「あ、、あぁ、、たの、、ん、だ、、」
時達は穴を出ると急いで走った行った
陸はポケットからスマホを取り出し、環へ連絡をした
プルル、プルル、ガチャ
環
[もしもし、陸どうかしたのか?]
陸はそのから何も覚えていない
覚えているのは黒猫、、猫の倒れている事だけだった
たかはし病院
待合室
陸
「、、、、」
未来
「、、、、、お兄ちゃん、、未来達何で此処に居るの?、、、」
未来はそう陸に聞くと陸はこう言った
陸
「、、、、環さん達が、、、猫、、の事で、、明さんと話してるから、、」
未来
「猫さん、、大丈夫だよね?、、」
陸
「大丈夫だ、、、」
と陸達が話さしていると環がやって来た
環
「陸、未来」
陸
「環さん!」
未来
「環お兄ちゃん!」
二人は環に抱き付いた
環
「二人共、、どうしたんだ?、、猫の事が心配か?」
そう環は二人の頭を撫でて聞くと陸達は頷いた
環は二人を抱きしめ言った
環
「大丈夫だよ、猫は生きてる」
環
「ついさっき手術が終わって今は寝てる、、おいで」
陸達は環に連れられ猫がいる病室へと向かった
病室に向かうとそこには暗と晴明がいた
晴明
「陸くん、未来ちゃん、、大丈夫?」
暗
「時達なら、猫の側にいますよ」
陸達は中を見ると人間の姿で眠っている猫の隣で空と時は眠っていた
陸
「いないと思ったら、、」
晴明
「離そうとしたら抵抗さてちゃってさ、、」
未来
「あはは、、、」
と未来達が話していると環が言った
環
「さて、、陸、未来、猫こんな状況になってしまったわけだけど、、、今日はもう休んだ方が良い色々あって疲れただろう?」
陸
「ですけど、、、」
暗
「大丈夫、明が猫を治してくれる」
晴明
「それに、猫なら絶対目を覚ますよ!」
晴明達がそう言うと陸達は頷き、迎えにきた犬と共に旅館に戻って行った
そして、環はそれを確認して病室に入ると明がおり、環は猫の事を聞いた
環
「明さん、猫の容態はどうですか?」
明
「陸くん達の連絡と未来ちゃんの処置のお掛けで大分良くなったよ、ついさっき点滴もしたから、、そうだね、目を覚ますのはちょとわからないかな」
環
「そうですか、、」
環はそれを聞いて安心すると暗が明に聞いた
暗
「明、猫は脇腹を銃で撃たれたんだよな?」
暗
「何で出血が多かったんだ?」
明
「その事だけど、どうやら撃たれた後猫は最後の力を振り絞って撃たれた場所から離れたんだろうね、、それで意識が無くなる前にあほ穴に入ったて感じかな」
明
「それと、アンコール反応があってお酒飲んでたみたいで、それもあるかも」
そう明が言うと環はへぇー、、と言うと何故か部屋が寒くなった
明は寒いねぇー、温度上げるよと明は部屋の温度を上げた
そして、環は晴明に聞いた
環
「晴明さん、猫の件はもう生徒達には」
晴明
「まだ、バレてないよ、、けど陸くん達の様子とか雰囲気とかでバレるかも」
環
「ですよね、、、晴明さん、、秦中さん達と協力して猫の事隠してください」
環
「それと、陸達にも会わせないように」
そう環が言うと晴明は分かったと言い
そして、病室から環は出て行った
出て行った環は屋上に向かうもう外は真っ暗になっていた
環
「もう、、、夜、、、」
と環は月を見て言うと環の瞳から滴が流れた
一方
旅館では入道達が陸達に会うために廊下を歩いていた
入道
「はぁ、、狢が陸達にトランプ返すだけなのに何で俺らまで行かなきゃならないんだよ」
佐野
「仕方ねぇーだろうが、午後8時以降は委員長と行動なんだからよ」
泥田
「早く行こうぜ?、紅子とゲームやる約束してんだからよ」
玉緒
「だな!」
そう入道達は話して歩いていると陸達の部屋の前に秦中と神酒が立っていた
玉緒
「ん?、何で秦中と神酒が居るんだ?」
神酒
「おや、入道くん達やないの陸くん達に何かようなん?」
狢
「え?、おう、トランプ返しに来たんだよ、、それより何で秦中先生達は此処に居んの?」
神酒
「実はなぁ、猫と犬が今日夜桜蘭の見回り当番らしくてね、環くんから陸くん達の添い寝頼まれの」
秦中
「そんで、陸達が寝たから部屋に戻ろうとしてたんだけどな、さっき環から電話が来てもう少し猫達が掛かりそうだから部屋の前で居て欲しいって頼まれてな」
入道
「そうか、、」
秦中
「そんな事より、お前らは何してんだよ」
神酒
「もう少しで9時になるで?」
と秦中達が言うと入道がトランプを返しに来た事を伝えると神酒が僕から返しとくわと言ってトランプを受け取った
神酒
「ほな、部屋に戻りな、明日も早いんや」
入道
「あ、はい、、お休みなさい、、」
秦中
「あぁ、お休み」
そう秦中が言うと入道達は部屋に戻った
神酒
「ふぅー、、焦ったわ、、まさか入道くん達がくるなんて、、」
そう神酒は部屋を開けて言うと秦中はそうだな、、と言った
部屋の中は暗く月明かりでいる二人の影
二人の影は月を見ており
そして、、二人の滴がポタポタと月の光に照らさせてキラリと光落ちて行った
次の日
入道達は個人行動と言うなの自由行動の説明を受けていた
晴明
「皆良いかな?、今日は自由行動だけど妖怪ってバレないように行動しように!」
晴明
「解散!」
そう晴明が言うと生徒達は自由行動をするためにそれぞれ動きだした
玉緒
「連々!、一緒に行動しようぜ!」
入道
「良いぞ、狸塚達も一緒だけど良いか?」
玉緒
「おう!」
玉緒は入道と豆吉と佐野の四人で行動することになり温泉街を歩いて、探索していると
豆吉が佐野に言った
豆吉
「ねぇ、佐野くん彼処のお店で何か食べない?僕お腹空いちゃた!」
佐野
「良いよ、入道達も良いか?」
入道
「おう、玉緒行こう」
と佐野達は近くのお店に入ろうとすると
玉緒
「、、、!」
豆吉
「!」
突然、玉緒と豆吉が走りだした
佐野
「豆!」
入道
「玉緒!!待て!」
玉緒達は入道達の制止を無視し走って行く
そして、玉緒達は気づくと何処かの廃ホテルに行き着いた
豆吉
「秋雨くん、、」
玉緒
「此処から、、猫の血の匂いがする、、」
豆吉
「、、行こう、、、」
と玉緒達は中に入って行くと
???
「あれ?、、狸塚くんと秋雨くん?どうして此処に?」
玉緒
「この声は!、矢三郎!」
玉緒達が声はの方を向くとそこには矢三郎がいた
豆吉
「僕たちは猫の血の匂いを追って来たの!」
玉緒
「矢三郎は何で此処に居るんだ?」
矢三郎
「俺はその、、ちょと人を追って」
玉緒
「人?」
そう玉緒が言うと豆吉がある部屋まで走り止まった
豆吉
「秋雨くん!!、此処から猫の血の匂いがするよ!」
矢三郎は豆吉の言っている部屋の襖を開けた
するとそのにはろうそくが一つあり
そして、そのろうそくの明かりに照らせてある1人の男がいた
???
「矢三郎、久しぶりだな、、」
玉緒
「矢三郎?、、の知り合いか?」
と玉緒が聞くと矢三郎はこう言った
矢三郎
「あの人は、、俺達の父、、下鴨総一郎、、けど、、父ではない」
豆吉
「え?、、、、じゃあ、、誰?、、」
矢三郎
「俺達の叔父上、、早雲!」
そう矢三郎が言うと総一郎の姿から元の姿へと早雲は戻った
早雲
「矢三郎、、久しぶりだな、、去年の騒動ぶりだな」
矢三郎
「京都に居たのか、、」
早雲
「ふん、、、と、、それよりそこにいるガキ共は誰、、下鴨の新たな仲間か?」
そう早雲が玉緒達の顔を見ると玉緒達はこう言った
玉緒
「知り合いだ!」
豆吉
「そんなことより、、おじさん、、僕たちの知ってる人の血の匂いする、、」
そう豆吉が言うと早雲は何故か動揺した
早雲
「っ!!!、貴様ら!」
早雲
「あいつの知り合いか!!!!」
玉緒
「あいつ?、、、って、、まさか、、!」
早雲
「っ!!!、もう良い!」
そう早雲は言うと後ろにあるものを広げた
その広げたものは、、何とも忌々しいく怖い物、、
矢三郎
「それは!!!」
そう矢三郎が言っていると、、
早雲は言った
早雲
「さぁ、、、地獄を楽しんでこい、、」
そう早雲の言葉を最後に玉緒達の意識はシャットアウトした、、
???
「迎えに行かないと、、、」
???
「、、、待ってて」
五章終わり
六章開始