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玉緒達が次の目を覚ますとそこは薄気味の悪い川辺にいた
玉緒
「何処だ!?、俺達さっきまで部屋にいたはず!!!」
豆吉
「それに此処僕達知らないよ!?」
と玉緒達が言うと矢三郎が教えてくれた
矢三郎
「此処は、、地獄絵の中だよ、、」
玉緒
「え!?、地獄!?」
矢三郎
「地獄って言っても絵だけどね、、叔父上にやられた、、どうやって此処から出よう」
と矢三郎が言っていると
???
「あ、見つけた!此処にいたんだね!」
そう聞き覚えのある声が聞こえ矢三郎達が声の方を向くとそこには黒いパーカーを来た未来がいた
豆吉
「未来ちゃん!」
未来
「良かったよ!、ついさっき佐野お兄ちゃん達から連絡があって探してたら、地獄絵に入る所見ちゃってさ!」
未来
「急いで来たの!」
と未来は言うと玉緒達に佐野達のメールを見せた
玉緒
「連々に後で謝らないとな」
豆吉
「そうだね」
玉緒達がそう言っていると矢三郎が未来に聞いた
矢三郎
「未来ちゃん、、此処からどうでれば良いのか知らないかな?、此処から出たいんだ」
そう矢三郎が聞くと未来は言った
未来
「出られるよ!、矢三郎お兄ちゃん!」
未来
「だから、変化解いて!」
と未来が言うと矢三郎は元の姿、狸に戻った
そして、それを確認した未来は玉緒達と矢三郎を抱きしめ空へ飛んだ
矢三郎
「うわ!、、結構高いな!」
豆吉
「未来ちゃん!落とさないで!!」
未来
「あは!!、落とさないよ!って玉緒お兄ちゃん爪痛い!」
玉緒
「し、仕方ないだろう!!地獄ぞ!?」
そう未来は玉緒達を抱えて飛んでいるとあるドームで鬼達が何やら騒いでいる声が聞こえた
未来
「ん、何だろう?」
未来は近くまで降りた
中を見ると男の鬼と人間の女が相撲?をしてた
だか、女の方は矢三郎と未来は見覚えがあった
未来
「あれ?、、弁天さん?」
未来
「で合ってるよね?、矢三郎お兄ちゃん?」
そう未来が矢三郎に聞くと矢三郎は頷いた
豆吉
「弁天さん?って誰?」
未来
「うーん、、人間だけど天狗、、なのかな?そんな人だよ?、、多分、、」
豆吉
「?」
矢三郎
「えっと、、、人間だけど天狗かな?」
玉緒
「そうなのか?、俺達わかんねぇー」
未来
「あはは、分かんなくて良いよ」
そう未来が玉緒達に言うと未来は矢三郎を手のひらに乗せてこう言った
未来
「矢三郎お兄ちゃん、、弁天お姉さんと一緒に戻っておいでよ!」
そうは言うと矢三郎をドームに落とした
矢三郎
「うわぁぁぁぁぁ!!!!」
玉緒
「!?!?、おい!あれ大丈夫か!?」
豆吉
「怪我じゃあ済まないよ!?」
と玉緒達が言うと未来は言った
未来
「大丈夫、大丈夫、矢三郎お兄ちゃんにバリや張ったから怪我しないよ、それにゆっくり落ちるし」
豆吉
「な、、なら良いけど、、、」
未来
「ふふ、早く出よう!」
と未来は大きな穴が空いている所へと飛んで着くとこう言った
未来
「豆吉お兄ちゃん、玉緒お兄ちゃんちょと息止めといた方が良いよ?、ここちょと臭いから」
そう言って未来は玉緒達と共に穴へと入って行った
玉緒達は未来の言うとうり息を止め目強く瞑った
暫く、そうしているとトタンと何かが閉じる音がした
玉緒達は目を開けるとそこは自分達が早雲と話していた場所だった
玉緒
「此処は!」
未来
「うん、もとの世界だよー」
と未来は玉緒達を下ろしカーテンを開けると外は夕方だった
豆吉
「戻ってこれた!!!!」
未来
「佐野お兄ちゃん達の所行こうか、さっきLINEで連絡しといたから、送るよ」
そう言うと玉緒達を再び抱き上げて窓を開けて空へと飛んだ
次に未来が地面に降りた場所はお寺の裏だった
未来
「よし!、玉緒お兄ちゃん達あと少しで佐野お兄ちゃん達がくるから!」
玉緒
「おう!、ありがとうな!!」
豆吉
「ありがとう!」
と玉緒達は未来に言っていると再び猫の血の匂いがした
玉緒
「なぁ?、未来?、猫に何かあったのか?」
玉緒がそう未来に言うと未来はえ?、、と言ったのち言った
未来
「急にどうしたのー、、猫さんなら元気だよ?」
豆吉
「え?、でも、、未来ちゃんから猫の血の匂いがするよ?、、えっと、、早雲って言うやつと同じで」
と豆吉が言うと未来は豆吉を掴みこう言った
未来
「豆吉お兄ちゃん!!!それどういう事!?早雲おじさんから匂いがしたの!?」
未来
「教えて!!!」
そう未来は豆吉に言うと玉緒は人間になって止めた
ポン!
玉緒
「未来!、止めるんだぞ!」
玉緒
「一回落ち着け!」
未来
「っ!、、、ごめん、、」
玉緒の制止で未来は豆吉を離した
豆吉
「ねぇ、、未来ちゃん、、猫に何か合ったの?、、」
未来
「、、、ないよ、、、」
玉緒
「嘘だ、、、」
未来
「嘘?嘘じゃあない、、、」
豆吉
「嘘じゃあないなら、、何で、、」
未来
「え?、、、」
未来は近くの池で自分の顔を見た
豆吉の言うとり自分は今でも泣きそうな顔をしていた
未来
「あはは、、、、」
未来
「泣かないように、、、って思ってたのに、、、」
と未来は言うとポタリ、ポタリ、と涙流した
豆吉達はそれを見て未来を抱きしめた
未来
「っ、、!」
豆吉
「気がすむまで泣きなよ」
玉緒
「俺ら気にしねぇーから」
豆吉達がそう言うと未来は泣いた
未来
「う、、うわぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」
未来
「う、うん、、う、、、、」
暫くして、泣きなんだ未来は玉緒達にお礼を言った
未来
「ありがとう、、、」
豆吉
「良いよ、泣きたい時に泣かないと疲れるからね」
玉緒
「そうだぞ!」
豆吉達はそう言って未来の頭を撫でた
そして、豆吉が聞いた
豆吉
「未来ちゃん、、猫に何が合ったんじゃあないの?、、だからあんなに聞いてたんじゃあないの?」
豆吉
「その、、良かったら教えてくれないかな?」
と豆吉が言うと未来は二人に元の姿に戻って欲しいと言うと二人は動物の姿になり
それを確認した未来は二人を再び抱きしめ空へと飛んだ
そして、次に地上に到着したのはたかはし病院だった
豆吉達は何故病院なのかと思っていると未来は言った
未来
「直ぐに分かるよ、、、」
未来はそう言って病院の中に入って行った
病院の中に入ると受付で看護師に来たと伝え未来は玉緒達と一緒に移動した
そして、未来は一つの病室の前で止まった
豆吉達は病室の名前を見るとそこには猫と書かれていた
豆吉
「え?、、、猫?」
玉緒
「此処に猫の奴はいるのか?」
未来
「うん、、、」
と未来は言うとドアを開けた
ドアを開け、ベッドに向かうとそこには点滴を打って寝ている猫と猫の上で寝ている時達がいた
豆吉
「未来ちゃん、、、猫どうして寝てるの?」
玉緒
「点滴までしてるしよ」
玉緒達がそう聞くと未来は猫の事を教えた
誰かに撃たれて寝ている事を
玉緒達をそれを聞いてまさか!、、と思い未来は言って
未来
「そう、、玉緒お兄ちゃん達が猫さんの血の匂いがした人間、、狸、、早雲が関係あるかもしれないの」
玉緒
「なら!、その早雲って奴を問い詰めれば!」
???
「それが可能なら儂がもうやっておる」
と会話に入ったきた犬が言った
未来
「犬さん!、いつから!」
犬
「つい先じゃあよ、、それより先ほどの話しじゃあが、早雲を問い詰めるのは出来ないのじゃあよ」
玉緒
「何で出来ねぇーんだよ!」
犬
「早雲、、総二郎は儂と猫を嫌っておる」
犬
「もし、儂が行ったとすれば争いになる、首魁様はそれを避けたいじゃあ」
そう犬が言うと玉緒達は早雲のあの焦りようを思いだし納得した
玉緒
「確かに、、早雲ってやつ猫名前は出さなかったが知り合いと言ったら焦ってたぞ」
豆吉
「確かに、、でも犬その早雲って人確実に猫の件知ってるよ?どうするの?」
そう豆吉が聞くと犬は言った
犬
「その件については今首魁様と相談中じゃあ、、、それより、、豆吉殿達は佐野殿達と帰った方が宜しいですよ?、もう5時です」
そう犬が時計を見て言うと玉緒達は焦った
玉緒
「ヤバイんだぞ!」
豆吉
「どうしよう!!」
犬
「大丈夫ですよ、先ほど佐野殿達と会いまして今、受付におります」
犬
「儂が先生方に説明しますゆえ」
そう犬が説明すると玉緒達は納得した
そして、玉緒達は未来と別れたあと受付で佐野の入道と合流し旅館へと戻った
旅館に戻ると秦中がおり入道達を出迎えた
秦中
「全く、入道がいながら何してるんだ」
入道
「すいません、、」
犬
「秦中殿、これには訳がありまして、、、」
犬は秦中に説明すると秦中はえ?!、と言ったあと秦中に何やら話して入道達にこう言った
秦中
「入道達、今日は許すが次はないからな」
佐野
「わぁーってるよ」
犬
「ほほ、では儂は失礼いたします」
犬
「では」
犬はそう言って旅館から出ていった
深夜
たかはし病院(猫病室)
猫が寝ているベッドの隣にには一人の青年、、光が猫の事を見ていた
光
「暇だなぁー、、、」
光
「猫全く起きる気配ないし、、それに、、」
光は猫の服、、、発見された時の服に着いている血を目の端で見て撃たれた傷などを思い出した
光
「はぁ、、、」
そう光は1人で居るとガラリと病室のドアが開き、光が誰かを見るとそこには矢三郎と鏡夜がいた
光
「あれ?、矢三郎と鏡夜先輩じゃん」
光
「どうしたのさ?」
光がそう聞くと鏡夜が答えた
鏡夜
「たまたま、矢三郎くんと会ってね」
鏡夜
「猫の事を話したら、面白い事が聞けてな」
鏡夜
「その報告に来たんだ」
光
「面白い事って?何さ?」
と光が聞くと環達が現れ、環が答えた
環
「猫を撃った奴の事が分かったからだ」
光
「殿!」
光
「それどういう事!?」
光がそう言うと馨が教えた
馨
「光さ、地獄絵って知ってるよな?」
光
「知ってるよ!、それが何!」
馨
「実はさ、その地獄絵から出てきた人間がいるらしいんだよ」
光
「え!?、あの地獄絵から!?誰!?」
そう光が言うと矢三郎が答えた
矢三郎
「天満屋と言う者です」
光
「天満屋?、、、って誰?」
矢三郎
「天満屋と言う者は元々は地獄絵に降りましたが天国のえっと、、何の糸だったか、、」
光
「あー、、うん、もう分かった登って来て現実の世界に来たってことね」
馨
「そうなので、、、此処から本題ね」
馨
「猫を撃った奴は、、、この天満屋って奴」
光
「はぁ!?、何で!?天満屋って奴猫と面識無いじゃん!?」
と光が言うと犬が現れ言った
犬
「どうやら、、早雲と結託し、そして、早雲が撃てと命じたようです」
光
「犬、、、それ本当な訳?」
犬
「えぇ」
環
「まて、犬何故それが分かった、、まさか、、天満屋と会ったのか?」
環は犬の話しを聞いてそう言うと犬は言った
犬
「はい、と言っても向こうから会いに来ました」
環
「向こうから?、、、説明しろ」
環がそう言うと犬は簡単にまとめ説明した
犬
「は、どうやら天満屋とやらは儂を大晦日に行われる狸鍋に招待しに来たのです」
矢三郎
「え!?、招待???!」
ハルヒ
「どうして、招待をしたの?」
犬
「どうやら、、、儂を早雲に会わせたいようなのです、、」
ハニー
「え?、けど会わせたいなら普通に会わせれば良いよね?」
モリ
「何故だ、、、」
犬
「分かりません、、ですが何かを企んでいるのは間違いないかと」
と犬は説明をすると環は矢三郎に聞いた
環
「矢三郎くん、その狸鍋になる狸はもう捕まったのかな?」
矢三郎
「え?、、、えっーと、、、」
矢三郎
「捕まってます、、、」
環
「そうかい、、、誰かな?」
矢三郎
「はい!、矢一郎です!」
と矢三郎が言うと犬は矢三郎の首を掴み窓を開け外へ出した
矢三郎?
「え?!?、ちょ!、犬何を、、」
犬
「やはり、、貴様は矢三郎殿ではないな、、矢三郎殿は矢一郎殿の兄貴と呼ぶ、、矢一郎と呼ばん」
矢三郎?
「え?、、、」
環
「そうなると、、、君だれ?」
環
「言うわないなら、、犬が落とすよ?」
環がそう言うと犬は指を一本ずつ離していく
そうして、とうとう矢三郎の化けの皮が剥がれた
ポン!
???
「ちょ!、止めてよ!落とさないでよ!」
???
「白状するから!!!」
そう言ってじたばたしている狸に犬は聞いた
犬
「お主名前はなんと言う、、何故矢三郎殿になっておった、、、答えて貰おう、、」
と犬が言うと狸は言った
銀閣
「ぼ、僕は銀閣、、、」
犬
「本名、、は?」
銀閣
「夷川呉三郎、、みんなからは銀閣って呼ばれてます、、、」
犬
「では、、銀閣よ何故矢三郎殿に化けておった?、、本物の矢三郎殿は何処におる」
そう聞くと銀閣は驚き発言をした
銀閣
「矢、三郎なら、、、金曜日倶楽部に捕まって、、、もう少しで、、狸鍋に、、、」
銀閣
「ぼ、僕は、、呉一郎兄さんから矢三郎に化けて欲しいって頼まれて、、、!」
そう銀閣が言うと環達は急いで病室から出ていった
犬は銀閣を睨み環達の後を追った
そして、、それを聞いていた人影も姿を消した
六章おわり
最終章開始