TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する


私の名前は村岡 麻衣。



そしてそんな私の彼氏は、渡辺翔太。



生粋のツンデレで、ツンがおおく、結構ひどい。



私の前で平気でほかの女を可愛いって言うし、愛してるなんて言われたことない。



どうにかして振り向かせてやりたくて、料理教室に通うことにした。



“Let’s party time‼️”



その見出しに心を奪われ、応募した。



私「こんにちは…」



宮「こんにちは🌹」



薔薇を持って、おしゃれなエプロンに身を包んだこの人。



それは、私の幼馴染だった。



宮「ま、まい?」



私「涼太、?」



宮「料理教室、きたの?」

私「うん、」



宮「なんで、?」



私「彼氏振り向かせたくて、」



そう言うと、涼太の顔がちょっと変わった。



宮「そっか、彼氏、ね」



そういうと同時に、また人が入ってきた。



?「涼太ぁ、〜?」



宮「……なに、。」



?「ひどぉい〜、」



宮「あ、勘違いしないで、ただの友達だから、!」



?「友達じゃない!恋愛対象でしょ?」



宮「どうかな、」



宮「この子、村上佳菜子っていうの。」



村「私 の涼太、取らないでね?」



それからも人が入ってきて、10人くらいになった。



宮「じゃあ、始めましょうか。最初は卵焼きから。」



そういって、卵焼きの焼き方を教えてくれる。



全然上手く巻けないと、フォローしながら、後ろから手を握って助けてくれる。



私「優しいとこかわってないね、」



宮「麻衣も何も変わってないよ、」



宮「相変わらず可愛い、笑」



それだけ言うと照れたようにあっちの方に行った。



それから戻ってきて、



宮「ごめん、彼氏いるんだよね、気にしないで」



人に可愛いって言われたのが久しぶりで、泣きそうになった。



こんなに私のこと気にかけて、優しくしてくれる。



久しぶりに人のあったかさを感じた気がした。



宮「はい、今日はこれで以上です。」



帰ろうとすると、肩を叩かれた。



宮「これ、彼氏さんに。」



差し出されたのは、上手な卵焼きだった。



私「ありがとう、!」



その卵焼きは、涼太みたいにあったかかった。






私「…ただいま、」



返事はない。



これが私 の日常。



家にいるのかもわからない。



しばらく経ったあと、



部屋から出てきて、



渡「……腹減った。飯。」



と言ってくる。



私「はい、これ。」



渡「なにこれ。」



私「卵焼き」



渡「足りねぇんだけど。冷めてるし。」



私「じゃあもう一品作るね、レンチンしとくし、」




恋のハートは消えないぜ

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

9

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚