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「 み〜ぃっ! 」





お風呂に入っているとドアの向こうから

小さい鳴き声と 、ドアをカリカリ引っ掻く音が聞こえてくる 。








大森「 なぁに〜どうしたの?笑 」








「 みっ 、みっ 」







小さく鳴いて 、ドアの手すりに向かい

ぴょんぴょん跳ねるもとぷ 。







……..一緒におふろ入りたいのかな 、?








湯船から上がり 、お風呂のドアを開けてあげる 。







「 みぃっ ! 」







嬉しそうに両手を広げて飛び跳ねるもとぷを

抱きかかえてシャワーヘッドを手に持つ 。






片手にシャワーヘッドでもう片方にもとぷを抱きかかえていると

うまく洗えないため下に降ろしてもとぷを立たせる 。








「 …..みぃ ….っ? 」








大森「 ごめんねぇ 、洗いにくいからそこで大人しく立ってて 」








「 みぃっ … みぃっ 」







” 抱っこして ” と言わんばかりにうるうるな瞳で

両手を広げ 、僕を見上げてくる 。








大森「 ….んもぉ ….可愛いなぁっ!笑 」









みぃ …?と不思議そうに首を傾げるもとぷの

頭をわしゃわしゃと撫でる 。








…….







頭も体の洗い終わったもとぷと一緒に湯船に浸かる 。




時々 、目をぱちぱちされながら僕の方を

じーっと見つめてくる 。








大森「 ….どうしたの ? 」







声をかけると我に返ったのかはっと僕の顔を見て 、

「 みぃ ……..」っと小さく鳴く 。







大森「 ….なに 、 へんたい 」








「 み” っ 」








大きくてくりくりなお目々を

     ぎゅっとつぶって変な声を出す 。







もとぷは頬を赤らめ 、バシャッと大きな水音をたて

お風呂から出ていった 。








____end.____






short story collection.

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