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⚠️注意⚠️この作品は、ペルソナ5という作品のオマージュ作品となっております。苦手な方は、そのままカムバックでお願いします。それでもかまへんよ!って方はお進み下さい。


✂︎—————–㋖㋷㋣㋷線——————-✂︎


「…それ、どういう事だ?俺ならいいって」

葵がポカンとしている中、少女はどんどん顔が引きつっていくだけだった。

「……それ…まさか…」

「あぁ、そのまさかだ!」

「おいっ!!俺を置いて話進めんじゃねぇよ!!」

少女と猫の間では伝わっている様だったが、葵にはさっぱり訳が分からなかった。

すると、猫が葵の方を向き口を開いた。

「じゃあ馬鹿なお前でも分かるように簡単に言ってやるよ!」

「お、おぉ…頼む……てか誰が馬鹿だよっ!」

咄嗟に、猫にツッコミを入れたが、猫は続けた。

「要するに…」


「お前が、吾輩達の”仲間”になるかもしれないんだよ!!」


葵は理解が追いつかなかった。自分が怪盗団の仲間になる…?という事は…

「……おっ…俺が怪盗団の仲間にぃぃぃ?!」

「声がデケェよっ!!」

葵は驚いた。まさか、あの世間を賑わせている怪盗団の仲間入りをするなんて、誰が予想出来ただろうか。葵は混乱しつつも、嬉しさとワクワクで心が満たされた。

そんな中、そんな葵に水を差す様に、少女は口を開いた。

「………なにふざけた事言ってるの?」

「ふざけてないぞ?吾輩は至って真面目だ」

「……じゃあなんでコイツなの?」

「言わなくても…分かってんだろ?吾輩がコイツを推す理由が」

少女は不機嫌な顔をしながら、猫に向かって質問を重ねるが、猫は冷静に自分の考えを述べる一方だった。

葵はこの状況を理解出来ず、ただ黙ってる事しか出来なかった。

すると少女は、呆れた顔をして深いため息を吐き、再び口を開いた。

「………はぁ…もう勝手にして…」

「お前も素直じゃねぇな〜」

「な…なぁ、お前ら一体なんの話ししてんだ?」

すると、猫が葵の方を見た。

「お前、あの世界に入った時の事…覚えてるか?」

「あの世界?……お前らと会ったあの世界か?」

「そうだ、その世界にはどうやって入った?」

「えっと…確か、スマホに入ってた赤と黒のアプリを押して、気づいたらあの世界にいたんだ」

猫は、葵の話に頷きながら答えた。

「そのアプリの名前は、異世界ナビって言うんだが、お前はそのアプリを持ってたんだな?」

「あ……あぁ、そうだけど…それがなんなんだよ」

「異世界ナビは、極一定数の限られた人間にしか与えられないアプリだ、要するに、お前はその極一定数の人間ってことだ」

「だからっ!それがなんなんだよ?!その〜なんたらナビを持ってたらなんかあるのか?」

猫は呆れた顔をしつつも、口を開き続けた。

「物分りの悪いやつだなぁ〜、要はお前は特別な能力を持ってるもしれねぇって話だよ!」

「特別な……力?なんだよそれ…?」

葵はまたキョトンとした。そんな漫画の世界でしか有り得ないような事が本当にあるのか半信半疑だった。

すると、猫が待ってましたと言わんばかりに、自信満々で語りだした。

「その特別な力は、昨日お前と吾輩たちが会ったあの世界、”パレス”で使える力、お前の反逆の魂が力を宿し具現化したもう1人の自分、もちろん、吾輩も、コイツも持っている力だ」

「それが…俺にもあるって言うのか?」

葵は少々驚きつつも、猫に聞いた。

「いや、まだお前が持っているかどうかは分からんが、お前もきっとこれから手にする能力だ」

「その力の名を……」



「”ペルソナ”と、吾輩達は呼んでいる」



to be continued

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