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戦争は不幸と別れを生み出してしまうものという事がよく分かるお話ですね,,,。続き楽しみに待っていますぞ!
ある日。
また緊急招集礼状が届いた。
今度は俺の名前で。
感情がぐちゃぐちゃになる。
俺はボヤボヤな考えで居間へと向かった。
「なぁ…海」
俺はもう一人の弟に声をかけた。
「知ってる。お前も行くんだろ。」
海は全てを見透かしたような笑みを浮かべた。
「お前は大丈夫だ。死ぬなよ。俺はここで待ってるから」
海は俺の未来を見ているかのような、そんな感じがした。
違和感を覚えながら、俺は戦地に向かった。
戦地には地面がなかった。
仲間の死体で埋め尽くされていて、地獄絵図と化している。
「静かに眠ってくれ…」
死体に声をかけ、やる気を引き締める。
俺は仲間と共に、塹壕から飛び出した。
何年もたった後、戦争は終わった。
敗戦。
その言葉が重くのしかかる。
俺がいたのに。
御国のために働かないといけなかったのに。
俺は…。
ふらついた足で家へと向かう。
「…え?」
目の前の家は…いや、家だったものは。
崩れていた。
あそこには海がいるのに。
「海!海ッ!どこだッ!返事をしてくれ!」
俺は海を探す。
瓦礫が足に刺さろうが。
片目が潰れようが。
必死に探した。
「「え?何してんの?」」
声が聞こえた。
「嘘だ…お前、死んだはずじゃ…」
そこには空がいた。
「「あはは、そう。僕は死んだよ。」」
笑顔で空は語る。
「「海兄はあの後海軍として船に乗った。けど不運なのか幸運なのか。
兄さんは沈没した船から脱出。ここに帰ってきたよ」」
「じゃあ、海は…この下に…」
空は悲しそうにうなずく。
「「ごめん…守れなかった…」」
そう言って空は消えた。
俺はまた瓦礫をどかす。
その時。
海を見つけた。
俺は泣いた。
「ごめん…俺だけ…ごめん…」