コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
エピソード2
僕らは呼吸は要りません
ペイン視点
「フゥーフゥーハァハァ」
浅い呼吸音が聞こえる
羅田は、ペンを持ち、『宿題』をしようとする手を止めた
手と手が触れると、羅田の手が異常に冷たく、手は震えていた
「ごめんな……さッ、い…」
うわ言を呟く羅田は、また過呼吸になる
羅田はお腹を押さえ、呼吸しようとする
が、逆に押さえ過ぎて、苦しくなっているようだ
羅田の手をそっとお腹から離す
ペン「落ち着いて、大丈夫、ここには『否定』する人は居ないよ」
羅田「?ぅう…ホ…ン、ト?…カハッ…ゴホ、スゥ…カハ…ヒュー」
ペン「羅田、真似して。すぅハァーーーすぅハァーーー 」
サスサス
背中を撫でるといつの間にか寝てしまった
羅田を椅子からベッドへ移動させる
今日は羅田の過呼吸が前より酷かった
最近は羅田は寝ていないし、何かあったのだろうか
申し訳ないとは思うがこれも羅田の為だ。スマホのロックを解除すると、物凄い量の家族からのLINEが来ていた
「心配しているのよ、ね」
LINEの数あるメッセージの中から一通、家族からのメッセージは、傍からするととても暖かいのだろうか。
コンコン
……そういえば友さん待たせてたわ
なんていうかな
ペン「羅田……」
(赤髪の)友「入っていいかな?」
羅田が居ないと少し不安を覚える
が、流石に起こして傍にいさせる真似は出来ない。
あれから、数十分経とうとしている。
反応がない俺たちを心配してくれていた
ペン「いや、僕から廊下に出るわ」
友「分かった」
羅田が過呼吸になっていることは秘密だし、
知られちゃ駄目だろうと、不安混じりに廊下へ出た
ペン「友さん。」
友「大丈夫だった?」
ペン「……はい」
友「そっか!」
友さんは気まずくならないよう、笑顔で応えていた。
でも、どこからか、少し心配そうな雰囲気がする
ペン「友さんは家族に勉強しなさいって言われたことある?」
友「?うん、子供の時はうるさいって無視したけどね(笑)」
ペン「そっか」
友さんは少し言っていることが分からないと、頭に〈?〉を浮かべてる
こうやって話せれる俺たちの数少ない友達
友「うーん……。ねぇ?ペンちゃんたちって家から出て誰かと交流したことがないんだって?」
ノンデリだけど(怒
ペン「まあ、そうだね」
やっぱり、そろそろ世界を見ないといけない時期か
友「別に強制っていう訳では無いんだけど、僕の友達に会ってみない?」
「え?」
友「さすがにいきなり性格もどこの誰かかも分からない〜っていう人よりも、僕の友達の方が気が楽でしょ?」
ペン「少し、考えさせてください」
友「良いよ!別にその人はここから近いし、何日後でもいいから」
ペン「ありがとう」
ーーー作者視点ーーー
こんにちは!
さあ!こんなにも早く物語が動くとは!思わなかったよ、
ペインとペンは同一人物です!
ペインが名前、ペンがニックネーム的なものだと思ってください!
繋げ過ぎたからか分かんないんだけど、以前より短く感じる…
いや?!こっちの方が文字多いし?!
週一投稿でーす!パチパチ( ‘ω’ノノ
大体は気分だから!どうなるかわかんないけど
話したいことは話せたし、
また見てね!