pin 視点__
「ん”ッ…」
『あ、起きた?』
「ここ、どこ…」
目が覚めると真っ黒な天井が広がっていた
そもそも、俺は何でこんなことしてるんだっけ、?
『2人だけの家』
「はぁ、…?」
「てか君は、誰だよ…」
『redだよ』
『覚えてね』
「red…?ああ、よろしく…」
「外に出たいんだけど」
「玄関どこにあるか教えてくれない、?」
『外に出ても誰か知ってる人は居るの?』
「ん、?知らないけど、警察署とかに僕の家が載ってるかもしれないから」
『だから、pinの家はここだって』
『外の人は危険、外に出ちゃだめ』
『pinも殺されちゃうよ?』
「でも、」
『なに?』
「僕って、警察じゃないの…?」
『くそ、薬にこいつ強いな…』
『pin?これ飲んで』
「…?良いけど、」
『3錠なら絶対忘れる…全部、全部…』
「ゴクッ」
この感覚…
前あったような、
『pin、早くしてよね、』
red 視点__
3錠は危険というか、感情すらも忘れる可能性があって気安く飲める数じゃないんだ
しかも、pinはもう合わせて5錠飲んでいる
5錠はもう何もかも忘れる。
でもpinが別に感情無くなったとしても、俺だけしか考えてなければそれで良いんだけどね
数時間後
『ねむ、』
さっき2人の家とは言ったが、牢屋の中にキッチンとかお風呂とかベッドとかあるだけで、外の光も見えない。
俺もまだpinを完全に好きっていう風にはなっていない
だから乱暴する事も、なんで好きじゃないのにこんな事するんだろう、と困惑してしまうと思うから乱暴は出来ない
眠い
急に眠気が襲う
?.ね、ぇ…?
近くから声が聞こえる
俺は眠りについてたみたいだ
『…?』
「あ、起きた…?」
そこには笑ってもない悲しい表情もしてないpinがいた
『ああ、pin』
「…?pin…?」
もう何もかも忘れたのか、自分の名前も
『pinは君の名前。俺はredっていう』
「自分が、pin、君はred…」
『pin、』
ここで盛大に嘘をついておこう
『pinは俺の恋人だよ、俺とずっと2人。ね?分かった?』
「は、い…」
「でも、自分、恋愛分かんないです、」
『俺とずっと愛し合うだけ。』
「…?」
「わ、かりました」
凄い、ちゃんと俺に従ってくれる
か、可愛い…
『pinはそういう行為わかる?』
「…?わかりません」
『分かった。じゃあこれあげる』
俺のスマホをアダルトビ○オしか見れないように設定をし、pinに渡した
pinは困惑している様に見える。まぁ、初っ端こんなサムネ見たらビビるよな
『じゃあ1番上のこれ押してみようか』
「は、はい、」
そうすると、スマホからそういう音声が流れる
pinは口に手を当て少し赤面をしていた
知っていたのか?
『そういう行為はこれの事』
「…は、はぁ…」
『どーお?やりたい?』
「ちょ、っとまってくださいね…」
明らかに顔が赤い
恥ずかしいという感情は残ってるのか…?
いやそんな訳ない
全てが消える筈
pinは赤面を晒しながらビデオを見つめている
pinが見た物はとても激しく、女と男の行為だった
「そ、そういう行為って、男と男で、できる…の?」
『うん、出来るよ、pinのここの穴に俺のを挿れるんだ』
そう言いpinの穴を指差して少しだけ触れた
pinはビクンッと身体が跳ねた
そういえばpinは感じやすそうな身体だった
「ひッ…」
『怖くないよ、痛くもない、ただ気持ちいいだけ』
「恋人はこういう事しか、しないんですか…」
『うーん、一緒に過ごしたり出来るし、恋人じゃないと出来ない事なんて山ほどある』
『ただ俺がこれをしたいだけ』
pinは少し拒否してる様に見える
『pinはやりたい?』
「まだ、その、やりたくないというか…」
『そっか』
『あ、じゃあその携帯あげるよ』
「あ、えと、ありがとうございます…?」
『そのサイトしか見れないけどね』
「あ…あぁ…」
『ねぇ、pin』
「は、はい」
『大好き』
「…///」
わ、照れた
可愛い
『嘘だよ』
「え、」
『大好きじゃなくて世界一好き』
「意地悪ですね…」
「redさん嫌いです。」
『は?』
「嘘です」
「好きです…//」
な、なんだこいつ
俺の真似って言うことか?
可愛い
『俺の方が好きだけどね』
「んへへ…」
え
笑い方可愛すぎ
てかもう堕ちてる??
いやでも、俺が求めてるのはこんな堕ち方じゃない。もっと俺が居ないと駄目な身体で、グチャグチャでどろどろで言葉では表せない程俺の心臓の底まで堕ちて欲しい
『ちょっとその携帯貸して』
「ん、」
『カメラ使えるようにするわ』
理由はpinがもしかしたら自撮りするかもしれないから
もしかしたら!だから!
「…?」
『これでなんか、撮ったりしていいよ 』
「ありがとうございます…」
『ねぇ、敬語やめて』
『俺タメ口じゃん』
『俺ら付き合ってるじゃん?』
「あ、わかっ、た」
『pin、ちょっと俺他の人の所に行かないといけないんだけど。待っててくれる?』
「うん、」
『大丈夫、pinしか居ないからね』
『キスする?』
「する」
即答か、
『ほら、おいで』
「ぎゅーもしてくれるの?」
『ん?する?』
「する、したい、」
は、?
し、したいの…?
犯すよ…??
いや我慢
我慢だ
『ぎゅ』
「あったかい…」
そう言ったpinの頭を撫で身体が少し離れた頃にpinに口付けをした
急に深い方をすると困惑してしまうと思うから浅い方にしてあげた
『んじゃ、行ってくるねpin』
「帰ってくるの遅いの…?」
『あ、え、すぐ帰る。話し終わったらほんとに走って帰る。だから待っててね』
「ん、…」
『ねーえ、大丈夫だから、』
『いってきます』
「い、いってらっしゃい、!」
ぐ、ぉ、
可愛い…
あぁ、やばい
他の皆は18時に集合ってなってたのに
もう18時半だ
やばい…
でもpinが可愛かったせいだから仕方ない
早く行って早く帰んないと
2話おわり
続き出ます
コメント
4件
きゃわたん過ぎないか? え?きゃわわ過ぎてやばいよ?