主「お久しぶりです…主です」
主「お久しぶりすぎましたねぇ…wあはは」
主「違うんです.部活とテストが忙しいんです」
主「空き時間prskやってるわけじゃないですよ?部活です」
主「どうでもいい話します」
主「コナン今見つつやってるんすけどベルモットとメアリー関節キスしてますよね!?」
主「ごめん.緊迫のシーンがそっち系でしか見れない黒魔術にかかってんだ」
主「ポッキーゲームならぬアポトキシンゲーム…ってね‼️」
主「あっははははははははははは」
主「はぁ…スンッ( ˙꒳˙ )」
主「てなわけで今回はとうとう体育祭本番!」
主「たくさんの♡ありがとうございます!」
主「では注意事項…nmmnNL⇚naetです!」
主「そいでは上記が許せる方のみお進み下さいっ」
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あの日から…僕等は練習を頑張った
自チームを勝利に導くために
だけど
そんな中で
最後が近づいてきていることに僕は気づけていなかった
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体育祭当日
生徒会「選手宣誓〜!」
生徒会の人達の選手宣誓の声がグラウンドに響く
5月まだ梅雨時期前
だけどむしむしして暑苦しい
体操服の襟を引っ張り服の中に少しでも涼しくしようと風邪を入れ込む
が
基本風も温風なため意味が無い
et「はぁ…むちゃ暑いね~w」
彼女は暑そうにするも笑顔いっぱいで嬉しそう
na「よくそんなに笑ってられますね~…」
僕は苦笑い気味だ
et「ふふっw笑う門には福来るって言うでしょ?」
na「はぁ…確かにそうですね〜」
なんて小声&耳打ちでの会話
暑いのは…きっと湿気のせいではない
というかetさんは僕よりも背が低いため背伸びしてるけど
よくばれないよなぁ…なんて僕は超呑気だ
生徒会「~~~~~~~と誓います‼️」
『わぁぁぁぁぁぁっ』
いつの間にか選手宣誓は終わり生徒達の歓声でグラウンドは湧き上がった
僕らはほとんど話を聞いてなかったからついていけてなくて
2人慌てて拍手をして
2人で顔を見合わせて笑いあった
これから
僕らの大切な想い出づくりが始まる____
生徒会アナウンス「まず初めの競技は玉入れ‼️」
生徒会アナウンス「特殊ルール付き‼️」
生徒会アナウンス「虹入りのボールは通常ボール5個分だ~~~~ッ」
『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!』
去年はそんなイベント要素なかったような…?
あ…確か生徒会長jpって人だっけ
すごいはしゃぎまくってる人…
生徒会アナウンスもいつも眼帯付けてるtnって人だし
今年の生徒会色々とやばめかもしれないなぁ…w
ちなみにだけど僕が出る競技は学年対抗リレーのみ
etさんはアンカー
僕がその前
etさんは確か騎馬戦にも出るような…
生徒会アナウンス「それでは…~ゲームスタート‼️」
na「…っ」
et「な~に.ぼーっとしてんの?」
et「ふら…見よ?」
上目遣い
はぁ…反則
na「そうですね…見ましょっか」
et「ぱぁっ」
きらきら瞳を輝やせる君はとても可愛い
可愛い…か
et「わぁっ…すごいっ」
et「2年生チーム.虹色ボール2個も入ってるよ‼️」
ぶんぶんと僕の腕を振り回しながらえとさんは心いっぱい喜んでいた
子供っぽくて、可愛くて
本当に…好きだ
生徒会アナウンス「次の競技は~~~?」
生徒会アナウンス「騎馬戦!!!」
あれから何分ぐらい経ったのかな
競技はあと2個
騎馬戦とクラス対抗リレー
騎馬戦には…etさんが出る
少し危険性が伴う競技だから心配
etさんは腕を骨折したクラスメイトの代わりに出ることになって最初から練習してるわけじゃなかったし
もし…落ちたりなんかしたら___
いや.不吉な妄想はやめよう
なんて言っても僕の思考には
不安しかよぎらなかった
et「よっいしょ…ッ」
背中を屈めるクラスメイトの背中によじ登る
大丈夫.この日のために練習してきたんだから!
et「ふぅ~…よっし.頑張ろう!!!」
頭に2年生を意味する紺色の鉢巻を巻く
クラスメイトが背中を伸ばすと普段の3倍以上の高さに目が眩む
遠方には青髪の青年
et「あ.naさんだ…」
naさんは私に気づくと優しく軽く手を振ってくれた
et「ぱぁぁっ」
それが嬉しくてたまらなくて
私も手をぶんぶんと振り返す
そんな時間も惜しく
アナウンスは無情にもなった
na.side
アナウンスがなった
競技が始まった
彼女達はぐんぐん前へ進んでいく
na「すごい…」
息をするのも忘れていたと思うぐらいずっと見つめていた
だからこそ
彼女達の安定感に安心していたのかもしれない
na「あ…あそこもっと良く見えそう」
時間的には数秒間の出来事だったと思う
na「え…?」
振り向いた先には
倒れている
君がいた
na「えとさんッ…!」
彼女の元に走る
どうして…倒れてるんだ
どこからも血は出ていない
じゃあ…なぜ起きないんだ
na「etさんッ…etさん!」
君がいない世界は____…
et「あれ…私」
et「え!?naさんなんで泣いてんの!?」
na「泣いてないですッ…」
それは確かに
嬉し涙だった
et「あぇ…?ハチマキは?」
na「今は競技中断です!!!」
僕がそう言うとようやく彼女は自分が置かれた立ち位置が分かったようで
et「えええ!?私落ちたのっ!?」
na「そうですよぉッ!!!」
na「立て…ます?」
et「ふふっ.全然だいじょぶ」
彼女は差し出した手を取ることは無かった
心配させたくなかったとしても
僕は少しだけ傷ついた
彼女はあれから
次の競技に進むためのストレッチやらやらをしていた
彼女は笑っていて
僕もなんの問題もないって思っていた
生徒会アナウンス「さぁ.最後の競技は____」
生徒会アナウンス「クラス対抗リレー!!!」
etさんが出る競技だ
大丈夫…かな
さっき転落してたし.足とか痛めてるかも…
na「ねぇっ…etさん」
et「ん?どしたの」
na「ホントに足とか…なんも怪我してないの?」
et「?うん」
僕には
本当の「うん」には聞こえなかった
気がした
et「てーか…心配しなくても大丈夫!!」
et「私ね?今回の体育祭は何があってもやりたいの」
na「へ?」
na「体育祭は…まだあと1回はあるのに?」
et「naさんには…そう見えるんだね」
na「へ?」
et「とりあえず」
et「邪魔…だけはしないで」
彼女は突き放すようにその場を去っていった
ハチマキをぎゅっと結び直して
決意を固めて____
na「!」
その時
僕は見てしまっていたんだ
腫れた彼女の足を___
et「へ?」
et「どしたの…naさん」
na「無理することなんかじゃない!」
na「たかがッ…体育祭でしょう?」
na「僕はッ…僕は!」
あぁ…僕は弱いな
視界が滲むんだもん
泣きそうになる
彼女が無理して笑ってるだけで
ただそれだけなのに
na「etさんがッ…」
na「痛い思いしている方が嫌です!!」
et「っ…naさん」
na「保健室…行きましょう」
et「でも…代わりは__?」
na「それは…___」
彼女が落ちた時からずっと考えていた
もしも彼女が走れなかったら
どうせ僕もリレー走るんなら
na「僕が走ります」
運動は好きじゃない僕でも
君のためならできる気がしたんだ
et.side
保健室の窓から見える景色
彼は靴紐をきつく縛り直していて
眼光もいつもの雰囲気とは違って
何だろう
かっこよかった
et「っ…」
et「ダメ…」
こんな感情
もっちゃダメなのに___
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コメント
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なに!? なんで....!?!?((( なおえと...ふへ(