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【30日分】
うみDD
なんでも許せる方のみ
あの時途切れたんじゃない。
死亡が確認してから、30日が経った今
“アイツの人生は途切れた”
1日目、今日はうみにゃと電話をした
そこには、笑って、こっちに話しかけているうみにゃがいた
「「なーDD!今日、見せたいものがあって!」」
「なんだー?」
「「みて!俺あやとりできるようになったんだ!すごいだろ!笑」」
「おぉ、すげぇな」
「「で、今日はこれの作り方教えてあげる!紐用意して!」」
「はいはーい」
どうやら、うみにゃはあやとりのした方を教えてくれるらしい。
俺は、急いで紐を用意して、電話越しで教えてもらった。
2日目、今日はうみにゃが質問をしたいらしい。今日も電話越し。
3日目、今日も質問をしてきた。似たような質問ばっかで、少し飽き飽きするほど。
4日目…5日目…
そして、今日は30日目。
今日も電話越しに会話を交わした。
今日は大切な話があるらしい。
俺は、大した話じゃないだろう。そう思いながらも電話の音声を聞いた。
「「DD、今日は大切な話だよ。」」
低いトーンで話しかけてくる。
少し心配になりながらも電話を俺は続けた。
「「今日で電話は30日目、」」
「「いや、ビデオメッセージ。 」」
“ビデオメッセージ”…という言葉を聞いた瞬間。ふっと、現実に戻された。
そうだ。うみにゃはもうこの世にはいない。
俺は…何をしてたんだ、?ビデオメッセージを電話だのなんだの言って…
「…うみにゃ、お前は本当に今日から居なくなるのか?」
1か月前にいなくなっていたものを、今更聞く。
でも、うみにゃから返事があった。
「「うん、これで本当のお別れだよ」」
ビデオメッセージだから、事前に録画しているはず。だから、こっちの声は聞こえない…けど、質問に対しての返事が来た。
なんで?と、一瞬思ったけど、うみにゃの事だ、きっと予想してたのだろう。
「「ねぇ、DD」」
「「これを見てるってことは、もう俺はいないんでしょ、?」」
「「あのさ、俺、ずっと言えなかったんだけど」」
「「DDの事が大好きで…大好きで…」」
「「恋愛面としてしか見れなくなってさ」」
「「ごめんね、急にこんな話。」」
…大好き、大好きだったのか、?
こんな俺の事を…?
あの時、伝えていれば
【俺の気持ちも届いたのかな】
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