灰
「はぁ!?、違う世界って!」
光(別)
「それに、七不思議!?」
鏡夜(別)
「説明してくれるよね?」
と鏡夜が聞くと陸が言った
陸
「えっと、ですね、、何処からが良いかな?」
猫
「七不思議所でいいんじゃあねぇ?その方が後々楽だろ?」
陸
「そうだな、、じゃあ七不思議から話しますよ」
と言って陸が手をパンと叩くと突然舞台にスライドが現れた
環(別)
「え!?、スライド!?」
ハルヒ(別)
「まるで、魔法ですね」
光(別)
「ハルヒ!少しは驚けよ!」
陸
「まぁ、ハルヒさんならそう反応しますね」
未来
「お兄ちゃん、早くやろ!」
陸
「わかった」
と陸がスライドに何かを出した
それは、七不思議の紹介と今の情報と言う題名だった
レオ
「えっと、、七不思議の紹介?」
犬
「この方がよろしいかと思いまして」
陸
「さて、やるか」
と陸がスライドを動かした
陸
「えっとですね、単刀直入に言うと俺達の世界では環さん達死んでます」
環(別)
「え、、え?、、死んでえ?」
陸
「はい、死んでます」
光(別)
「陸!?、ちょと何でそんなに軽いのさ!?」
馨(別)
「そうだよ、軽すぎ!」
未来
「えー、だって環お兄ちゃん達普通に明るいしいいかなーって」
ハニー(別)
「それとこれは話しが別だよ!」
未来
「そうなの?」
モリ(別)
「違う」
と言っていると鏡夜が聞いた
鏡夜(別)
「それより、俺達は何で死んだんだ?それが聞きたいんだが?」
レオ
「あ!、確かにそうだよねどうして死んだの?」
雛菊(別)
「確かにね、知りたいわ」
と皆が陸達に聞くと猫が言った
猫
「知らねぇーよ、、そんなん此方が聞きたいわ」
環(別)
「え?、、此方が聞きたいって聞いてないのか、、、」
猫
「首魁に聞いても、はぐらかすし」
未来
「未来達も聞こうとしたんだけど、、頭撫でられてね、、教えてくれないの」
陸
「まぁ、俺達も色々調べたりしたんですけど、、環さんがほとんど隠したと言う消したので真実は闇の中で」
犬
「首魁様達は何やら知って欲しくないそうなので我々はあまりそう言った話しは致しません」
と猫達が言うと会場が静かになった
環(別)
「、、、、そうか、、、」
馨(別)
「知って欲しくないって、、、」
猫
「けど、まぁ良いんだよ」
鈴蘭(別)
「何が良いのよ!」
陸
「だって、今の環さん達が楽しそうで何より、、嬉しいそうなので」
未来
「そうそう、だから未来達は調べるのもう止めたの!」
犬
「わかって頂けましたか?」
と陸達が言うと優が言った
優
「わかった、お前らがそう言うなら俺達も捜索はしない、だがそっちの七不思議の構図を詳しく教えてくれじゃあないと俺達もわからん」
陸
「分かりました」
と陸がスライドを動かした
陸
「これを見て下さい」
環達が見るとそれには構図が表示されていた
首魁、須王環(一番)
副首魁、鳳鏡夜(二番)
三番、埴之塚光邦 四番、銛之塚宗
五番、常陸院光、 六番、常陸院馨
七番、藤岡ハルヒ
主な権利者
首魁、副首魁
トップ二人が許可、判子などしないと危ない場所には行けない
三番~七番までの役割
三番~七番までは普段やることはないが問題があった時等に行動する
部下+世話係
時空間を越える猫→未来、時の世話
空間を作る犬→陸、空の世話
猫、犬→首魁、副首魁の直属の部下
命令等は守り、実行する
杖しろ→主の言う事を何でも聞く
一人に二代
須王環→白杖代、鳳鏡夜→黒杖代
埴之塚光邦→赤杖代、銛之塚宗→緑杖代
常陸院光→黄杖代、常陸院馨→青杖代
藤岡ハルヒ→紫杖代
表示されていた
陸
「何か質問ありますか?」
レオ
「大有り!だよ!」
環(別)
「俺と鏡夜が首魁と副首魁で権利者!?」
光(別)
「それと時と空って誰だよ!?」
陸
「あー、今此処に居ませんが俺達の遊び相手です」
未来
「そうだよー」
王
「一番気になるのは危険な場所ですよ、何処なんですか?」
と王が聞くと猫が答えた
猫
「それはな、俺達怪異の境界とかあの世の門とか色々だ」
豪徳寺
「危険過ぎるな」
犬
「そのため、許可が必要なのです」
猫
「けど、許可無しに行ってバカ共が居たな?」
優
「誰だよ?」
と優が聞くと猫が言った
猫
「お前らだよ、灰、優」
灰
「僕達が?」
優
「俺ら行ってねぇーよ!」
陸
「訂正すると俺達の世界の灰さん達ですよ」
環(別)
「え!?、優くん達が!?」
鏡夜(別)
「だが、源くん達は祓いやだ大丈夫だろう?」
鏡夜が言うと陸が続けて言った
陸
「確かにそうですが、灰さん達はまだ危険さを知らなかったんですよ」
陸
「源家と言えど調べるのも限度がありますからね」
未来
「それで灰お兄ちゃん達危険な所行って死ぬ寸前だったんだよねー」
優
「マジかよ、、それでどうなったんだ?」
猫
「まぁ、死ぬ寸前のところで首魁と副首魁が助けたんだけどよ助けてやったのに優の奴ら祓うーとか言うからさー」
陸
「最終的に環さんと鏡夜さんに勝負挑んで負けました」
灰
「負けたのか、、俺達が、、、」
犬
「えぇ、そして家宝である灰くん達の道具に封の札を貼り使えなくしました」
優
「はぁ!?、何で封貼ったんだよ!」
陸
「だって、灰さん達好きあらば環さん達の事を祓おうとするです」
未来
「それで、環お兄ちゃん達それに呆れて封の札を貼ったの!」
光(別)
「いや、それは、、、何とも言えない、、」
馨(別)
「言えない、、、」
灰
「何か言って下さいよ」
犬
「まぁ、こんな所です」
王
「そうですか、、、」
と話しているとハルヒが聞いた
ハルヒ(別)
「それより、陸くん達はどうして此方の世界に居るの?それとどうしてこの青と紫の鏡が欲しかったの?」
ハニー(別)
「確かにね!どうしてなの?」
環(別)
「そっちの俺達を探しているとか言ってたが、、、」
猫
「あぁ、ちっと厄介な奴と一悶着あってな」
紅薔薇(紅)
「厄介な奴とは誰だ?」
と紅薔薇が言っていると
???
「私よ、酷いわね厄介者何て」
と女の声が聞こえた
しかし、陸達は知っていたこの声を
猫
「この声は!ユウカ!」
犬
「違うであろう、ユウキじゃあ!」
陸
「っ!、ユウカ!」
未来
「まさか!来てる何て!ユウキ!」
ユイカ
「名前が違うわよ!私の名前はユイカよ!」
ユイカ
「あなた達一文字しかあってないじゃあない!」
陸
「え?、、、ちょと、見返して来ます」
ユイカ
「止めなさい!」
陸
「冗談ですよ」
と陸が言うとハニーが聞いた
ハニー(別)
「君、陸ちゃん達と同じ違う世界から来たの?」
ユイカ
「そうよ、なるほど此方の七不思議は生きてるのね」
猫
「おい、ユイカお前何で首魁達を*鏡に閉じ込めた*」
ユイカ
「あら、もう気づいたのね」
陸
「俺達も一応霊と怪異の情報がありましてね、、、ユイカさん何が目的ですが!」
と陸が聞くとユイカは言った
ユイカ
「手紙にもあったでしょう?願いを叶えたいって」
ユイカ
「七不思議は願いを何でも叶えてくれる、、それも七人もいる、、願いを七個もね」
未来
「違うよ!何でもじゃあない!願いを叶えるには、、」
ユイカ
「うるさい!!、黙りなさい!」
とユイカが言うと突然舞台の上に着けてあったスポットライトが未来目掛けて落ちて来た
未来
「キャ!!!!」
陸
「っ!、未来!」
レオ
「危ない!」
モリ(別)
「間に合わん!!」
環(別)
「未来!」
未来
「た、、助けて!!!」
と未来が大声で言うとスポットライトが激突寸前で何処に飛ばされた
ユイカ
「っ!、スポットライトが!」
陸
「い、一体何が!」
鈴蘭(別)
「スポットライトが飛ばされた!?」
猫
「未来が黒杖代を呼んだ時、、、まさか!」
と猫が言うと未来の目の前に黒い鶴が現れた
鏡夜(別)
「は?、黒い鶴?」
光(別)
「しかも浮いてるし!」
雛菊(別)
「未来ちゃん!逃げて!」
と言うと未来が黒い鶴を見て言った
未来
「ぅ、、こ、黒杖代!助けてくれたの?」
ハルヒ(別)
「え?、黒杖代って、、違う世界の鏡夜先輩の杖しろだよね?」
環(別)
「あぁ、そのはずだよだが、、、、」
王
「鶴が杖しろとは面白いですね?」
王が言うと猫達が言った
猫
「はぁ?、この鶴な訳ねぇーじゃん?」
犬
「うむ、違う」
陸
「未来、やれ」
と陸が未来に言うと未来が言った
未来
「戻って!黒杖代!」
すると、黒い鶴が黒い人魂へと変わった
環(別)
「え!!?、人魂になった!?」
未来
「そうだよ!、黒杖代達は人魂なの!」
光(別)
「なにそれ怖!」
と光が言うとハルヒが言った
ハルヒ(別)
「夢に出てきた黒い人魂ににてる、、、」
光(別)
「え?、ハルヒ?夢って?」
馨(別)
「にてるって?」
ハルヒ(別)
「うん、、夢に」
とハルヒが話しているとユイカが言った
ユイカ
「な!、どうして鳳の杖しろが!一緒に閉じ込めたはず!」
ユイカ
「もう一度閉じ込めれば!」
とユイカが姿を現し再び鏡を黒杖代に向けると未来が黒杖代から刀を貰い鏡に向かって行動した
未来
「黒杖代!、カモン!」
と未来が言うと黒杖代が未来を包んだ
そして、再び未来が現れるとマントをしていて胸元にはリボンがあった
未来
「鏡割らして貰うね!」
と未来が刀を振るうとユイカの持っていた鏡が割れた
ユイカ
「な、な!」
そして、未来は動けないユイカに向けて刀を降った
未来
「ユイカお姉ちゃん、、おいたが過ぎるよ!」
と未来がユイカに刀を刺すと、、
未来の顔に赤い液体が付いた
未来
「え?、、、、え?、、、何、これ」
ユイカ
「ふ、ふ、ふ、何、、っ、、、て」
陸達は一瞬何が起こったのか分からなかったがユイカの言葉ではっとした
陸
「な、何で!、ユイカの奴は霊のはず!何で血が!」
猫
「ちっ!、わからねぇ!未来の所に行くぞ!」
猫が未来の所に向かおうとするとユイカが残り僅かな力を使いに行動をした
ユイカ
「、、っ、、、消えなさい!」
未来
「、、、、え、、、、、」
猫
「っ!、未来!」
だが、猫がたどり着く所で突然未来の持ってい刀か黒くなり強い力で波紋が起こり
空間の歪みが発生した
環(別)
「な、何なのだ!?」
レオ
「逃げよう!」
紅薔薇(別)
「何なのだ!これは!」
陸
「皆さん!舞台から降りて下さい!!」
犬
「空間が歪み危険です!」
と陸と犬が環達を舞台から避難させようとすると未来が刀を放し空間の歪みに捲き込まれてしまった
陸
「っ!、未来!!!!」
猫
「クソ!、、、ジジイ!」
と猫が犬を見て言った
猫
「此方は任せたぞ、、陸と此方の首魁様達を頼む」
犬
「猫!!!」
猫
「じゃあーな、、、」
と言って猫は未来を掴み歪みに入って行った
だが、それらを見ていた優が走って猫達の後を追った
優
「行かすか!」
灰
「優!」
そして、未来から離れた刀は波紋を徐々に弱まって行き床に落ちた
鏡夜(別)
「刀が落ちた?、、」
と鏡夜が触ると突然鏡夜の周りが歪み
周りにいた、王、雛菊が歪みによって消えた
陸
「っ!、歪みに入ったか!」
犬
「早く探さなければ!」
環(別)
「鏡夜達、、無事で居てくれ」
と猫達は会場から出ていった
そして、残された父兄や来賓はどうするべきがそれぞれ話していた
譲(別)
「これは、もう、、劇どころではないですな」
敬雄(別)
「そうですね、、ですがユイカと言う少女は何者ですかね、、」
譲(別)
「分かりません、ですが言える事があります」
敬雄(別)
「何ですか?須王さん」
譲(別)
「これを気に環達が成長すると思うんですよ、何かを得て」
敬雄(別)
「そうかもしれませんね、、、、」
と譲達は話しどうするかを考えた
猫達と犬達が分断してしまった
猫達と犬達は無事合流出来るのだろうか?
五章終わり
六章開始
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