テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
【tn×gr】
⚠腐描写あり⚠
⚠以下の描写あり⚠
彼シャツ・ハメ撮り・片思い
申し訳程度の軍パロです
【我々国・街にて 】
【tn視点】
gr)ぉわッッ降り始めたな…
我々国の城下町で俺とグルッペンは買い出しをしていた
店から出ると先程まで晴れていた空とは違い黒い雲に激しい雨が降りつけていた
gr)マジか〜傘持って無いし、走るしかないか…
tn)……それなら俺の家来るか?こっからお前の家より近いやろ
gr)そうやな、んじゃ走るぞ〜
tn)ちょ、早ッ
【トントン宅】
ガチャッ
gr)濡れた〜
tn)そこのドア開けたら風呂あるから入れ
gr)おぉ、
過去にも何度かグルッペンはうちに来ていて慣れたように靴を脱ぎ、風呂へと向かった
過去って言っても俺の家に来るのは軍学生の時以来か……
グルッペンが風呂に入っている間に買ったものを片付け、グルッペン用に俺のシャツとズボンを置いておく
それらが終わりソファで携帯を触りはじめる
tn)……よし、アイツが風呂上がったら俺も入るか
ガチャッ
gr)トントン、風呂上がったゾ
tn)ん、りょーかッ
風呂から上がったと報告するグルッペンはズボンを履いておらず大きい俺のシャツ1枚だけだった
tn)ちょ、え?なんで?ズボンは?
gr)お前の服デカすぎてシャツだけで十分だったぞ?
tn)いや、そうじゃなくてだな…
gr)もぅ…いいから風呂入ってこいよ
そう言われ背中を押される
tn)わかった、わかったから
グルッペンに言われるがまま風呂に入り頭からシャワーを浴びる
tn)はぁ……なんなんだよ……ほんと……
ここだけの話、俺は軍学生時代からグルッペンを好いている…
ガーネットの宝石ように深い赤のキラキラと輝く瞳、
手で撫でればスルリと通る綺麗な金の髪、
周りを取り込むほどに広く強い精神性、
コロコロと変わる表情や親しくなければ見せない弱点、
好きなところをあげていけばキリがない
というか次から次に湧いて出てくる
tn)……ふぅ……俺は軍の最高書記官トントンや……理性は保てる……保てる……
そう、自分に言い聞かせながらシャワーを浴び、着替えるとグルッペンが居るリビングへと戻った
gr)おぉ!遅かったな
tn)……何しとるん?
gr)宝探し、
tn)意味わからん……
なんや、宝探して、
ガキかよ……
gr)それにしてもトントン、つまらないな
tn)何が?
gr)エ〇本の1つも無いのか…
そりゃお前の写真があれば必要ないからな
出そうになった本音を飲み込み、
くだらん、そう伝えると
グルッペンは頬を膨らまして拗ねたようにソファへ腰を下ろした
tn)傘は貸してやるから夕飯食ったら帰れよ
gr)え!
tn)なんだよ
gr)……いゃ…その……
俯き、視線をそらす
まだ乾ききっていない髪から見えた耳は茹でダコのように真っ赤に染まっていた
gr)…今日……泊まったらだめか…?
tn)……
グルッペンの口から発せられると思ってもいなかった言葉、
俺は今平常心を保った顔をしているだろうか、ニヤケてはいないだろうか、
頭の中がグルグルと軽い混乱を起こしている
不自然に間を空けて俺の口から出たのは
tn)…別に、好きにしろ
だった、
【gr視点】
tn)…別に、好きにしろ
gr)おぉ!ありがとな!トントン
ラッキー♪
何度かトントンの家は来た事があるし、ホントの自分の家は長らく帰ってないし、ほぼ俺の家みたいなものだろ
にしても暑いな……風呂上がりだからか…?
gr)トントン!
tn)なんすか〜
gr)ハンバーグが食べたいのだが、
tn)へーへー、分かりましたよ〜総統様〜
gr)デミグラスでな!
tn)えぇ、これまた手間がかかるモノを……
tn)……時間かかっても文句言うなよ
……それにしても、
トントンは俺の頼みだけは断らないよな、
流石に行き過ぎた戦略や軍圧はストップが入るが、それでもかなり緩い
他幹部にはもっと厳しかったり、別にずっとという訳では無いが多少表情が硬いように思える
それに比べ俺には柔らかな表情を見せ、ちょっとした頼みならすぐ受け入れてくれる
それこそ軍学校に入学し、初めて出会った時からそれは変わらなかった
そんな事を悶々と考えていた時
「できたぞ」 と言う声でハッと意識が戻る
tn)なんだ?考え事でもしてたか?
gr)いや、なんでもない、早く食べよう
椅子に座り、トントンが目の前にできた料理を持ってくる
いただきます、そう言い1口、また1口と食べていく
gr)やはり料理が上手いな……ん ゴクン
tn)…どーも
トントンが頬を撫でる
一瞬混乱したがどうしたかと聞くと口元にソースが垂れていた、との事、
gr)すまんな
tn)ほんとに思ってるか?それ、
食事が終わり、食器を洗うトントンをソファで待っていると、 キッチンから俺はソファで寝るから寝室行って寝ろ と聞こえてきた
gr)トントンのベットって確か結構デカかったよな?
gr)別に大丈夫だろ、2人くらい
tn)はッ?
gr)ソファで寝たら体痛めるだろ、お前もベットで寝ろよ〜
キッチンからの声を聞かずに俺は寝室へと入った
ぼふり、トントンの大きなベッドに全体重を預ける
キョロキョロと部屋を見渡すと俺が軍学生の時に渡した赤いマフラーが目に留まる
gr)ふふッ、意外と可愛いなアイツ
赤いマフラーを渡して以来彼が身につけるマフラーは必ず赤だった
本人は赤色が好きだから、だとかこれが一番保温性があるから、だとか理由をつけては赤を身につけて
マフラーからどんどん芋ずる式で思い出が蘇り思わず頬が緩む
gr)そんなにいいのか…?
何を思ったか赤いマフラーを首にかける
トントンに合う大きさのマフラーは俺が身につけるには大きすぎて、確かに暖くはあるがそんな事よりサイズが大きく、ベットに座り込んだ状態だとマフラーの裾を引きずってしまう事に意識が向く
gr)……流石に恥ずかしいな…
ガチャリ
ドアが開きマズイとドアに目を向かせると驚いたような、でも口角が少し上がり嬉しそうな、そんな表情でトントンが立っていた
gr)あっ、トントンッこれはだな…
tn)……アンタは俺をどうしたいんや…
へ?
阿呆みたいな声が出ると同時に俺はそのままベットに押し倒された
gr)ゥッーーー♡♡
部屋に響く水音
何度も隠そうとした為、赤いマフラーで固定された手
逃げようとしてもトントンによって拒まれ、次から次に押し寄せる快楽の波に飲み込まる
じわりと視界が滲んでポロポロと涙が流れるがトントンは止まってはくれない
tn)ッその顔ええわぁ♡ゾクゾク
gr)ぁあッ!?まッ、今イッてッ!?
視界にチカチカと光が見える
力弱くトントンと呼ぶとそこに普段のトントンは居らず愉悦に浸るような表情でこちらを見つめていた
gr)トントンッ、も、やめッ
tn)…グルッペン、
gr)ッな、なんだよッ…
tn)やっぱええなぁ♡どんな顔も似合うわぁ♡その表情もええ、そそるッ♡
ぞくり、
体の芯がスッと冷える
怖い、違う、いつものトントンじゃない、怖い、怖い
tn)なぁ♡写真、取っておこうな?♡
トントンの右手にはスマホがあり、レンズが向けられていた
gr)ッ…!?やッとんとん、ッやめろ
スマホに向かって手を伸ばそうとするもマフラーが邪魔でとめられない
カシャッ
部屋に響くシャッター音
何とも言えない気持ちが出てきては快楽にもみ消される
スマホ片手に性感帯を愉悦に浸る表情で犯していくトントンは自分の知っている彼ではなくて、微かに恐怖がふつふつと湧いてきた
gr)ッ消せ…その写真っ……
tn)いやや、こんな可愛ええの消すわけないやん♡
トントンの硬くなったものが更に奥へと俺を犯していく
顔を逸らして波のように与え続けられる快楽に赤くとろける顔をトントンに見せ無いようにとするがそれがダメだった
tn)隠さんでや♡
トントンは俺の顎を引き目を合わせさせるとスマホを向け、動画を取り始めた
gr)待っ、動画はやめッ…んぁっ、
快楽に甘い声が漏れてしまう
それを見つめるトントンの表情は愉悦に浸っていて動きがねっとりとしたものから激しくなった
gr)ッぅあ、待ッ…んんっ、……///
tn)可愛ええ♡もっと見せてな
トントンは、そう言うと俺の中に白濁の欲を注ぎ込んだ
gr)ッ!?、イッぐ、ッッーーー♡♡
情けない自分の声、表情、反応、全てトントンのスマホに撮られていた
トントンはゆっくりとスマホをサイドテーブルに置くと俺の中から自身のものを抜き
疲れた様子の俺の髪に口付けをした
gr)ッ…トントン…
tn)寝ててええで、後処理はしとく
眠そうな声に気づいたのかトントンは俺が言う前に優しい声でそう言った
トントンはゆっくりと優しい手つきで俺の髪を撫で続ける
それに安心してしまったのか、俺の意識は溶けていくように眠りについた
翌日、俺が起きるとトントンはいきなり謝罪をかましてきた
tn)っとに申し訳ない……
tn)その…自分を抑えられんかったっていうか
トントンが謝り、それに加え言い訳をする。その光景が珍しすぎて思わず吹き出すとトントンは疑問の滲み出る表情でどうしたのかと聞いてきた
gr)ふッ、いや、んふふッ
gr)お前がそんなに必死なの久しぶりに見てな……ふふッ
tn)な、なんで笑っとんねん……犯されたんやぞ…?
gr)いや、屈辱や怒りよりも先に面白さが勝ってな……ふふ…ッ
理解ができない、そんな表情を見せるトントン
あぁ、やはりコイツはイイな
gr)……トントン、これからも私にこき使われろよ?
tn)…えッ……何を今更…