テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
『BLACK cat school』〜スクールライフは恋と波乱!?〜
19時間目 思いがけないハプニング
『はぁ、はぁ……っ。』
私は重たい鍵盤を運び走る。
(こんなの、重くて…っ。)
グラッ!
私は体制を崩し転んでしまう。
ズサァ〜!
『い……っ!』
転んで足を摩ってしまう。
(痛い…。どうしよう。このままじゃ走れない。)
と、座り込んでいたその時だった。
『華さん!!\華!!』
『え……っ?』
みんなが私のところに来て私を囲む。
『な、なんで、みんなはしって、もう少しでゴールできたのに…それに、走り終わったみんなだって…。それにアモンまで…。』
『勝ち負けなんかより華のほうが大事に決まってんだろ?』
『えぇ。華さんより大事なものなど私達にはありません。』
『華さんが目の前で転んで怪我したのに黙って休んでられないっすよ。』
『みんな…。』
『なんだよ結局引き分けかよ…』
『まぁ、これも俺たちらしくていっか。』
『ふん…。我はお前が心配で勝手に動いただけだ。』
『でも悔しいなぁ〜あと少しで勝てたのに〜』
『ふふっ。』
(なんだかんだみんな優しいんだから…。
この優しさに甘えちゃダメだね。)
『みんな、一緒にゴールしよ。』
『でも、その怪我じゃ走れないだろ。』
『少しくらいなら大丈夫だよ。』
『無理はいけません。』
ルカスは私に手当をする。
『手当てはしましたけど走るのは危ないですよ。』
『じゃあ誰がおんぶを――。』
バッ!
その瞬間みんなが手を挙げた。
『ホントみんな譲らねーよな。』
『そりゃそうだろ。』
『じゃあみんなで一緒にゴールしよっか。』
私達はみんなで手を繋いで一緒にゴールした。
パンッ!パンッ!
『部活動対抗リレーは引き分けで終了となります。最後は体育祭の醍醐味。借り物競争で幕を閉じます。』
『華さん。私達は借り物競争が最後の種目です。』
『華さんの選択に俺達は従う。』
『だから、どんな結末になっても責めはしませんよ。』
『俺はそんな華さんが好きですから。』
『素直で真っ直ぐな貴方のままでいて下さい。』
『まぁ俺を選べば確実だ。』
『必ず幸せにするっすよ。』
『ふふ、私を選んでくれたら嬉しいなって思います。』
『私達の誰かを選んだとしても私達の絆は無くなったりしません。』
『華さんの思う結末には絶対なりません!だから、僕を選んでくださいね!』
『私でよければ華さんの隣にいさせて欲しいな。』
『私は華さんとずっと一緒にいたいです。』
『俺も、もっと強くなって華さんを守りたいです。』
『俺のとこに来れば幸せは間違いなしだぞ?』
『私の命に替えても貴方を幸せにします。』
『俺が華さんを毎日ラッキーにします。だから俺の所へ来てください。』
『ベレン兄さんがずっと甘やかしてあげる。』
『……1回しか言わぬ。我を選べ。』
『みんな…。うん。分かった。』
そして、最後の種目。借り物競争が始まる。
みんなは最後、箱から紙をとり、私の所へ集まる。
『……。』
沈黙の中、緊張だけが走る。
私が選ぶのは――。
次回
最終授業 私の選択
次回でこの学パロは終わりですが、みんなの中から1人選んだ物語を 書いていくのでお楽しみに♡
コメント
2件
わぁぁぁ、おわりか.....いつも見させてもらっています!最高に面白いです!続きが楽しみです