こんにちは!カンヒュ好きです!
今回は、独日の続きです!
ドイツが結構病んでますが、決してドイツという国をバカにしている訳ではありません
リクエストなのに、出すのが遅くなってしまってすみません🙇🙇🙇
前回のお話、100いいねありがとうございます!
では、どうぞ!!
ドイツ「実はな….」
何故だろう、日本を前にすると今まで溜め込んでいた言葉が全て溢れ出てきた
日本に抱きしめられていると、日本の表情を見ると、心が安らぐ
ドイツ「思ったんだよ。別に俺が死んだって何も変わらないって」
ドイツ「他と比べて価値がないから、誰も喜ばないから死んだっていいって」
ドイツ「でも改めて考えると、俺の人生って、本っ当」
“ ゼロ点だな”
日本「….そうですか、」
日本「そのような理由があるのなら、死にたいと思うのも無理無いです、」
日本「そして、これは貴方の人生ですから、私が口出しする筋合いは無いです」
日本「でも….」
ドイツ「?」
日本「少しだけ、口出しさせてください」
ドイツ「生きろとでも言うのか?」
日本「生きろ何て事いいません」
日本「ただ、貴方には自分の価値を知って欲しい」
ドイツ「価値….?」
日本「自分を0点だなんて、言わないで欲しいんです」
ドイツ「….」
日本「ドイツさんはね、100万点です」
ドイツ「はっ、よく言うな、辛くて結局死に逃げた男に100万点だなんて」
日本「仮にそうだったとしても、貴方は十分すごいですよ」
日本「だってドイツさんは今まで死ななかったんですから」
日本「どれだけ辛くても、生きて、貴方は今日まで死ななかった」
ドイツ「当たり前の事だ、他も出来てるだろ」
日本「他の国とドイツさんは違いますよ」
日本「他の国にはできて、ドイツさんに出来ない事だってありますし、他の国には出来なくて、ドイツさんに出来ることだってあるんです」
日本「自分を否定しないであげてください」
泣ける程に優しかった
こんなにも、俺だけの良さを見つけ出そうとしてくれる人なんていなかったから、俺の救いだった
ドイツ「….ありがとう」
日本「本当の事を言ったまでですよ」
そう言って日本は、俺の頭を優しく撫でた
その後少し泣いた
甘やかされたことが無かったから
誰かに本音で喋ったことも、信じたことも無かったから
泣いている俺に対して、日本はずっと俺のそばに居て頭をなでてくれていた
ずっと
ずっと
泣き終わり、丁度家に帰ろうとしていた時、日本が俺に話しかけた
日本「ん?ドイツさん腕になんか傷がありますよ」
ドイツ「まぁこれはちょっとな….」
日本「….痛いですか?」
ドイツ「今更痛くねぇーよ」
日本「ほんとに?」
ドイツ「….」
ドイツ「少し、、痛い」
日本「正直でよろしい!」
日本「じゃあ手を貸してください」
ドイツ「?何するんだ?」
日本「魔法のおまじないです!」
この言葉どっかで….
日本「痛いの痛いの」
ドイツさんの上司に飛んでけ〜!
ドイツ「….!」
その時、同じふたつの言葉が同時に脳内再生された
あぁそうだったのか、あの時俺に安らぎをくれたのは
日本だったのか
ドイツ「….2度も助けられたな(ボソッ)」
日本「ん?なにかいいました?」
ドイツ「何でも」
ドイツ「けど、何度聴いても」
元気になるまじないだな
終わり
いかがだったでしょうか!
あんまり感動系じゃなかったですね
リクエスト自体、何回でも、いつでも受け付けるので、何なりと仰ってください!
それでは!
コメント
8件
最高でした!!
遅くなりました💦 凄く奥深いお話で私も生きる意味、自分自身の価値を改めて考えてみたくなりました! 日本が『死ぬな』という自分自身の要望を押し付けるのではなく、同じ目線に立ってドイツの人生に変化をもたらすって、とても難しいことですよね。これを表せられるカンヒュ好きさんが素敵です✨