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ブゥゥン・・・

相変わらず砂漠の中を走っているバイクがいた。

・・・ただ、そのバイクの様子がちょっとだけ変だった。

そう・・・空を飛んでいる・・・というかは空中を走っていたのだ。

「楽しぃ~!!」

まあ、そのバイクを飛ばせている本人はとても楽しそうだったので良かった・・・ということにしておこう。


「ん~・・・今日は国が見つからなかったね~。スーちゃん。」

「ス~?」

そこまで残念じゃなさそうに話しかけるヴィトと、「そんなもんでしょ。」と返すスーである。

それもそのはず。この世界は確かに国が1万以上ある。しかし、国と国の間が結構広いのだ。大抵。

で、ヴィトは何をしているのかというと、銃弾作りである。

なぜ、そんなことをしているのかというと、この世界、銃の存在を知っている人がほとんどいないのである。

じゃあ、なんでヴィトは知っているのかって?・・・知りません。

ちなみに、銃と銃弾がなくても火薬自体はあります。

・・・なんでだ。

「あ、そういえばスーちゃん、体の一部もらっていい?」

「ス~!」

何を言い出すのだこのヴィトは。

まさかの相棒に体もらっていい?発言である。

ちなみに一応理由はある。

スーがアイスノン代わりにされているときに「暑苦しい」といったのが原因である。

まあ、ある意味、本人が言ったことに対しての対策なので自業自得といえるかもしれない。

それにしても・・・スー。お疲れ様。


ということで夜が明け、昼になった。

・・・ブゥゥン・・・

まあ、相も変わらずバイクを飛ばしていたが。・・・平常運転なのであきらめましょう。

「そういえばスーちゃん、魔力探知で国ってわかると思う?」

「ス・・・?」

「わかるんじゃない?ってスーちゃん・・・適当過ぎない?・・・もしかして、怒ってる?」

「ススッ!」

スー、ご立腹の様子。

まあ、自分の体が切り取られたりしたらそりゃ誰でも怒るだろう。

・・・まあ、スライムに痛覚があるとは言ってないが。

「スーちゃんごめんね?」

「・・・スゥ!」

「ふう、良かっ!?」

キイッッ

はい、まあ、何かあったようです。

ということで皆さんは、よそ見運転をしないようにしましょう。

ところで、何かあるんだったら教えてくれてもいいじゃないか・・・だって?

・・・そんなことを言ったらナレーターの意味がなくなってしまうんですが?

え?やっぱりなにがあるかわかってるんだろ・・・ですって?

ナ、ナンノコトカナ~?ワタシ、サイキンシリョクサガッチャッタカラワカンナイナ~?


「・・・スーちゃん・・・やっぱりこれって・・・」

「スゥ!」

「だ~よ~ね~・・・結界だよね・・・」

中に何かがあるって言ってるようなもんじゃん。・・・と思っているヴィト。

・・・まあ、確かに結界があったら何かがあると古事記にも書かれていますからね。

「ん~・・・僕のスキルで通れるかな・・・?『解結界』あれ?通れた。・・・え?そこ、行けちゃうんだ。」

そこはいけない流れでしょ。・・・と思っているヴィト。

「まあ、入るか~・・・行くよ、スーちゃん。」

「ス~!」

ということで結界内に入ってみると・・・

「あんまり変わらないじゃん。」

「ス~?」

そうだね~と言っているスー。

・・・本当に何の結界だ、これ。

「・・・あれ?何か見える。・・・森?とりあえず『拡大』・・・まだ見えないか・・・」

なんか森らしきものが見えた様子。

「とりあえず・・・スコープに『拡大』・・・うん。間違いなく森だ。・・・となるとエルフの国かなぁ・・・?」

「す~!」

「だよねぇ・・・エルフだったらちょっと機械系がダメな人もいるからな・・・歩くとするか。『収納』・・・よしっと。」

ということで、ここからは徒歩で行くことにした様子。

・・・まさかの徒歩である。・・・少なくとも、私は嫌です。


「あ~・・・夜になっちゃったかぁ・・・」

少し慎重に行き過ぎた様子。

「よし、ご飯にするか!」

・・・初の飯テ・・・ごはんタイムです。

「えっと・・・確かハンバーグが残ってたような・・・あ、あった。」

ちなみに、ヴィトが使っている収納の魔法は、時間経過なしの優れモノなのでハンバーグの安全性もバッチシです。

ということで、フライパンを出して、油をひき、中ぐらいの火で焼きます。

そして、ある程度焼けたら裏返して蒸し焼きに。

最後に強火でちょびっと焼いたらハンバーグの準備はオッケーです。

次に、バンズ代わりのパンにはさむレタスとトマトを切ります。

・・・バンズ?何ですかその高級品は。

「ん~・・・どれにしようかな~・・・」

そして、切り終わった後ちょっとだけソースの種類を決めかねている様子。

・・・きわめて平和な光景である。

「よし、デミグラスソース、君に決めた!」

ポ〇モンみたいなことを言いながら収納からデミグラスソースを取り出し、パンとハンバーグ、野菜をのっけてその上にソースをかけ、挟んだら・・・?

「かぁ~んせ~い!特製ハンバーガー!」

ということで、ハンバーガーができました。

・・・まあ、ハンバーグの焼き方以外は適当に考えただけなんですけど。

旨いかどうかは保証しません。

「じゃあ、いっただっきまーす!」

もぐもぐもぐ・・・

「美味しい!」

・・・らしいです。知らんけど。

「よし、じゃあ、ジュース作るか!」

ということで、次はジュース作りです。

・・・先に作っとけよというツッコミは受け付けません。

ちなみに、作るのはオレンジソーダです。

後、オレンジ100%ジュースがすでに準備されています。

なので、砂糖を入れ・・・

「スーちゃん、これお願い~」

「スー!」

スーに二酸化炭素を空気中から取り出してもらい、ジュースに入れます。

え?相棒の使い方がおかしい?

大丈夫。今更です。

ということで、完成したので・・・

ごくごくごく・・・

「し~み~る~・・・」

まあ、美味しいといったところでしょう。

ちなみに、このレシピも適当に作ったのでおいしくないとかいうクレームは受け付けません。


ということで、翌日です。

相変わらず歩いています。

まあ、そんな風に頑張った甲斐もあり・・・

「到着~!」

目的地に着いたようです。

「ん?珍しいな。旅人か?」

「はい。五日間滞在したいです。」

「分かった。・・・はい、このカードが身分証明書になるから無くさないようにな。」

「ありがとうございます。」

・・・で、入国できたヴィトであった。

で、ここで終わりそうなもんですが、原本がもうちょっと長く続いているので、続きます。

はいはい、メタ話メタ話。


「ん~・・・森の国って感じかな・・・?」

と感想を言いながら観光をしているヴィトさん。

ということで、これから恒例になるであろう国紹介をしていきます。

この国は、「植物と共に生きる」をコンセプトとして、エルフを始め、獣人、人間も住んでいます。

・・・まあ、要するに街中に植物が大量にある国・・・といった感じです。

「あ、果物ある~。買っちゃお。」

流石、植物がたくさんある国。

植物系の食べ物や素材が大量に市場に出回っていた。

「すみません~リンゴ一つください~」

「はいよ。10ロズだ。」

・・・ちなみに、日本円換算すると100円である。

日本ではリンゴの値段は100~200円の間で動いているので、まあ、良心的といえるだろう。

「はい、合ってますか?」

「おう。・・・はい、リンゴだ。」

「ありがとうございます!」

平和である。


「旅人さん。役所から手紙が来てるよ!」

「え?あ、ありがとうございます。」

ということで、しれっと宿をとってのんびりしていたら手紙が来たヴィトである。

役所から。

「何で!?」と言いたくなったヴィトだが、とりあえずお礼を言って部屋に戻った。

「・・・嫌な予感がするけど、読んでみよう。えっと・・・『初めまして、旅人様。私は、女王様の側近のガルフです。突然ですが、女王様があなたにお聞きしたいことがあるらしいので、夕食にご招待致します。』・・・ってえ?」

ちょっと思考停止したヴィトである。

まあ、誰しも慣れていなければこうなるだろう。

「ス~?」

大丈夫?と心配するスーである。

「ていうか夕食・・・テーブルマナー大丈夫かな?」

ヴィトの心配はテーブルマナーだった。

・・・違う、そうじゃない。

そして、ヴィトは・・・

「あぁぁぁぁ・・・」

ベッドに倒れこんだ。


「えっと・・・これでいいですか?」

「ヴィトさんですね?女王陛下からお話をしたいと伺っているので、別室にご案内します。」

・・・嫌な予感がするヴィトである。

そして、何があるか予想しながら歩き・・・

「女王陛下、到着いたしました。」

「入ってよいぞ。」

「失礼します。」

ギィィィ・・・バタン

「さてと。久しぶりだな!ヴィト!」

「え!?」

どうしてこうなった。

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