百鬼夜行パロ
青桃なうです
赤→鴉天狗
水→九尾の狐
白→雪女(男)
桃→ぬらりひょん(総大将)
青→酒呑童子
黒→鬼(総大将のお付き)
桃「未だに姿が変わらんのお主」
そこには妖気がただようぬらりひょんの姿。
青「貴方様も、美しいお姿が変わらへんようで」
そう言うと彼は刀の鞘で俺の頭を叩く
青「あいたっ、」
桃「馬鹿げた事を言うのでない。まったく…、変わっとらんな中身も」
幸せな時間に浸っていると何かが間に入ってきた
水「!、総大将様〜!!」
青(邪魔された、なんやこいつくそ帰れ)
桃「!九尾か、お主も変わらぬな、」
水「へへ、僕強くなったんですよ〜!?変わりました!!」
桃「そうかそうか、良かったな笑」
頭を優しく撫でる総大将、満足気に微笑む九尾を見て腹が立つ。
青「九尾、そこを退け。今は私と総大将様の時間だ。」
水「はあ??今僕と喋ってるから、お前と喋ってないから!!!!」
桃「騒がしい奴らじゃの、、、」
そうするとはっと顔をあげ、俺の頭へ手を置き撫でた
青「…、っ、そぅ、え、総大将様!?!??!?」
桃「…?お主もして欲しかったのではなかったのか?酒呑童子。」
ぶわっと顔が赤くなる。
黒「おい総大将、なにしてんや」
桃「おお、!!鬼ではないか!!!」
顔を輝かせ鬼へ飛び付く総大将
青「…???」
なんやあれみたことないなにあの顔
水「もはや誰」
桃「おにぃ〜!!またわしに御食を作ってはくれぬか!?気に入ったのじゃ!!」
黒「総大将しっかりせえよ!!百鬼夜行な んやからもう…作ったるから離れえや」
桃「百鬼夜行が終わったらお主の御食をくれよ!!絶対!絶対じゃからな!!!」
青「総大将様、私も御食ぐらい作れますよ」
水「嘘付かないでよ焦げまみれの奴つくるくせにwwwwww」
青「九尾お前黙っとけしばくぞ」
桃「後に食べに行くな!」
赤「総大将様、問題が発生してしまいました、」
ばさばさと翼で音を立て、傍へ降りる鴉天狗。
先程のようなほわほわした雰囲気が消え去り、きっとした表情で総大将が口を開いた。
桃「…どうした詳細を言え」
赤「列が異常に乱れているのを確認し、捜査に行った際人間が百鬼夜行に乱入し妖怪との戦争を求めています。総大将様、どのような対処を」
桃「…列を退けろ、我が行く」
青「総大将様、危険です私も、!!」
桃「…後ろに付くことを許そう、邪魔はするなよ」
桃「おう人間。どうしたのじゃ」
武士「お前ら妖怪が百鬼夜行をするという市民の噂を聞き、お前らを退治しに来た!!!!!
ぬらりひょん、お前を今ここで殺す!!」
青「…」
血管が破裂しそうな程の怒りが湧いてくる
こいつが?舐めた口聞いてんじゃねえぞ。
桃「酒呑童子、抑えろ」
青「…はい、」
桃「…人間、妖怪が人間に危害を加えることは無い。話し合おうではないか。」
武士「黙れ!!妖怪の戯言など聞き入れぬ!!」
武士が鞘から刀を抜きぬらりひょんに切りかかった
青「総大将様!!!!!」
黒「酒呑童子黙れ。総大将様に心配はいらん。」
青「…ッ、」
桃「…、話し合える為のこの口をなぜ使わない?武器を破損すればその口はまともに動くのか?」
武士「…、んな、舐めた口を…!!」
桃「刀は側面から叩くとすぐ折れる。雪男にその足を凍らせ戦闘態勢を崩す必要があるか?」
白「総大将様…」
列からすうっと雪男が出てきて、呆然とする
桃「何年経っても変わらないものじゃな人間は
争う必要はないというのに。」
武士「たしかに…、そうだ。」
桃「…、!おお、納得してくれたか人間!!
祝いでもするか!?我の使いの鬼は御食を作るのが美味くてな!!〜!!〜!?!」
武士「????、あ、あぁ、そうかそうだな (?)」
桃「いやあ危なかったな!!はは!!!」
白「ほんま僕の名前出さんとって下さいよ!!心臓破けるか思いましたわ…」
桃「すまんな、!!笑」
青「総大将様、、私心配でしたよその美しい顔に傷が付いてしまうかと…」
桃「我は強いからそのようなことは滅多にない!安心しろ酒呑童子笑」
青「総大将様ぁ…好きですぅ…」
桃「なんだ酒で酔いが回ってるのか?寝ろ!!」
青(鈍感…、、、)
めでたしめでたし。
その後ぬらりひょんと酒呑童子は結ばれたとか?それはまた別のお話。
コメント
3件
百鬼夜行めっちゃ好きなのでありがたい、、。
妖怪パロめちゃめちゃ大好きなので有難いです🥹 書き方も大好きです……🫶🏻