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薄暗い部屋、そこにはソファに座る太宰と中也がいた。中也は首輪をつけ、太宰の膝の上に座っている。そして太宰は、その姿を愉しむかのように見つめていた。
「中也、お手」
「ん、、、」
「ふふっ、いい子♡」
ちゅっ♡
甘い口づけの音が部屋に響き渡る。唇が離されると、中也の瞳は蕩け、そっと太宰に身を委ねた。太宰は中也を愛おしい瞳でみつめ、ぎゅぅっと抱きしめた。そして、耳元に唇を近づけ、低く囁く。
「私だけの可愛い中也。ずぅっと、従順なままでいてね♡」
「っ、、、俺、従順なままで、いる、」
中也は耳元で囁かれ、ピクリと肩が跳ねるが、その囁きに小さく頷く。2人は抱きしめ合い、お互いの鼓動を重ねるかのようにそっと目を閉じた。けれど中也は、、、
(俺、このままでいいのか、?ずっと太宰に従ってるだけの人生で、、、)