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「、、、」
(俺は一体、、、)
中也は鏡の前に立ち、自分の今の姿を見つめていた。シンプルな服に身を包み、髪はいつも通りにセットされている。そして、首には赤色の首輪とキスマ。中也は首輪にそっと触れ、自分は飼い犬だということを思い込ませた。
「俺は、太宰だけの飼い犬、」
そう小さく呟いた瞬間、突然扉が開かれ、太宰が部屋に入ってきた。
「そう、君は私だけの飼い犬さ♡」
太宰は中也に近寄ると、後ろからぎゅぅっと抱きしめ、耳元で甘く囁いた。そのまま耳を何度も噛み、痕を刻んでいく。
「ひゃぁっ、!?んっ、、ぁッ、」
「ふふっ、可愛い声漏らしちゃって、、、もっともーっと、噛んであげる♡」
太宰は味をしめたかのように笑い、また耳を噛む。そして、中也をそっと抱き上げ、ベッドへ降ろした。中也の頬を撫でながら、逃さぬよう上に覆い被さる。そして、鼻先が触れそうなほど顔を近づけ、
「君は一生、私だけの犬なのだよ。逃げようなんて、思わないでね?返事は?」
「わん、、、♡」
太宰は目を細めながら、低くそう呟いた。中也もそれに応えるかのように、はいではなくわんと答えた。太宰を見上げる中也の瞳は完全に蕩けきっていて、求めるかのようにぎゅっと太宰の服を握りしめている。
「太宰、もっとほしいっ、♡」
「欲張りな犬だねぇ。でも、そんなに可愛く頼まれちゃったら、断れないじゃないか♡」
太宰は獣のように目を光らせ、中也を見つめた。そして、中也の口内を犯すように深く口づけをする。
「んっ、、ふぅ、、、もっと舌絡めて、」
「んむぅっ、!ふぁッ、、、はむっ、、」
中也は太宰に言われた通り、顔を真っ赤にしながらも、必死に舌を絡め返した。その姿があまりにも愛おしく、太宰は舌を喉奥まで差し込み、貪るように舌を絡める。唇の隙間から涎がこぼれ落ちても、構わず口づけを続ける。
「んん゙ッ〜、、、はふっ、!」
「んっ、はぁっ、、、中也、ほんと可愛い♡」
太宰は唇を離し、額を重ね合わせる。中也は太宰の温もりを感じようと、そっと目を閉じた。太宰はその姿に微笑み、今度は軽く口づけをする。
「おやすみ、中也」
「おやすみ、、、」
中也はそのまま眠りに落ち、太宰もその後を追うかのように目を閉じた。温かいベッドの中では、2人の寝息が重なり合っていた。
♡→100以上、R18