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ab.side
仕事終わり。もうすっかり日が沈んでいる。
お互い忙しいのもあって、それはありがたいことだけど、最近めめと会えてない。
(ちょっと寂しいな。)
昨日したお願い、叶うかな。
七夕の魔法をを信じながら俺は家に向かうことにした。
毎日疲れちゃってないかな。
今連絡して大丈夫かな。
元気だったらいいな。
歩いている間も考えているのはいつだってめめのこと。
俺も疲れていたのか、夜景が少しぼやけて。
足が自然に止まったかと思ったら知らぬ間に着いていた。
ほとんど倒れこむようにソファに腰を落とす。
さっきまで明るい光に散々照らされていたはずなのに、ブルーライトが一層明るく感じる。
指が勝手に『目黒蓮』と打つ。
自分から調べているくせに嫉妬して、寂しくなって。
お風呂に入って寝よう。と思ったら『めめあべ真ん中バースデー』という単語が目に入った。
今日だったっけ…
スマホの文字は『めめあべ』って俺とめめがくっついているのに、今めめがいないのか。
ってネガティブな考えばっかり巡ってきちゃった。
(会いたいな。)
涙をこらえていると、暗く重い空気を吸い取るようにチャイムがなった。
ガチャッと扉を開くと、急に世界が輝きを放って色づき始めたようだった。
「めめ……!」
そこにはめめがいて。ずっと会いたかった。ずっと考えて。ずっと触れてほしくて。
めめの名前を呼ぶのと同時にめめの胸に飛び込んだ。
さっきまで必死でこらえていた涙が一気に溢れて来て。
めめが俺の名前だけを呼んで抱きしめて、背中をさすってくれるだけで凄く安心できた。
俺の涙が自然と止まるまでめめは隣で寄り添ってくれた。
それからキスをくれた後で、
mg「阿部ちゃん、真ん中バースデーおめでとう。好きだよ。ずっと会いたかった。」
513
410
fura
475
fura
1,918
といってくれて。
一つ一つの言葉がすごく嬉しかった。
「覚えてくれてたんだ。」
mg「うん。」
「ん」
めめの口付けがいつもより甘くて夜空にとける
7月8日 11時59分
俺の願いが、叶った時。
『蓮と、また会えますように。』
fin.
コメント
6件

染み渡りますね。 朝から癒されました♪
素敵な感想ありがとうござます…✨