テラーノベル
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「 若井さん、おはようございます 」
「 ああ、山咲さん、おはようございます 」
昨日はあまり寝付けなかった。
寝れたのは3時間ほどか。
山咲さんの顔を見ると安心感がある反面、
胸がずきずきする。
大学生の頃を思い出すから、
、
いろんな悩みや考えが押し寄せて
仕事に集中できない。
今日も残業確定かな、、
「 若井さん、大丈夫ですか?朝から具合悪そうですよ 」
「 ん、あ、平気ですよ、はは、 」
「 心配です、、手伝いますよ 」
「 あ、ありがとうございます 」
些細な所が度々、当時の彼女に重なる。
バイト漬けの日々も、できるだけ力になろうと、彼女はご飯をつくってくれた。
心配だよ、無理しないでね、という言葉は何回も聞いた。
どうしてもっと大切にできなかったの。
山咲さんは大切にしたい。
「 ねえ、山咲さん 」
「 はい、どうしましたか? 」
「 今日夜空いてますか? 」
「 え、空いてますけど、、 」
「 僕、山咲さんに会いたいです 」
あーーー、なんてこと言ってんだ俺。
仕事中だってのに、
山咲さん集中してたのに。
「 いいですよ 」
コメント
3件
ええええ⁉️まさか覚えてくれてたとは〜〜ꌩ ·̫ ꌩ ありがとうございます♡がんばります♡
はなさんだー!! 続き楽しみにしてます😵💫