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#三角関係
霞花怜
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#イラスト部屋
寿命㌫(主) 🔮🖤ᩚ
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コメント
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あーもう、甘々すぎてこっちが照れるわ(笑)! 瑞樹の「俺だけの柊吾さん」発言とか、顎クイされて無理やり目合わせるとことか、執着全開なのに全然嫌な感じじゃなくてむしろ尊い…。大樹との喧嘩シーンからの温度差エグいし、ラストの「全部委ねて」がガチの愛でぐっときた。BLはちょっと畑違いだけど、関係性の濃さが刺さるわ。次も楽しみにしてる🔥
大樹が去り、バタンと重いドアの音が響く。
静寂が戻った途端、それまで緊張で張っていた肩の力がふっと抜けた。
「……はぁ、嵐みたいな人だったな……」
息を吐きながら立ち上がろうとした、その時。
「――どこに行こうとしてるんですか?」
ぐい、と強い力で腕を引かれ、柊吾の身体はあっけなく万年床となりつつある布団の上に押し倒された。
「わっ……!? 黒瀬、さん……?」
見上げれば、そこには大樹に向けられていた冷ややかな瞳とは全く違う、熱く爛々とした眼差しで自分を見下ろす瑞樹の顔があった。
「大樹が余計なことを言ったせいで、邪魔が入ってしまいましたね……」
瑞樹は膝で柊吾の脚を挟み込むようにして覆いかぶさると、指先で柊吾の髪を愛おしそうに撫で上げた。耳元に寄せられた吐息が甘く痺れるように熱い。
「さっきの、『柊吾さんは俺のものです』って言ったの……聞いていましたよね?」
「っ……あ、うん……聞こえてた、けど……」
「大樹に触られて、ドキッとしていましたね? 俺以外の男に、あんな顔を見せないでください。……すごく、嫉妬しました」
瑞樹の低い声が鼓膜を揺らす。甘く、重く、逃げ場を塞ぐような執着が全身にまとわりついてくる。
「っ、あれは、急に引っ張られて驚いただけです! 僕が好きなのは……っ」
恥ずかしさで顔を真っ赤にしながら叫ぶと、瑞樹の目が丸くなり、次の瞬間には酷く愛おしそうな笑みがその端整な顔に広がった。
「好き、の先は何ですか?」
「す、好きなのは……っわかってる、くせに」
「柊吾さんの口から聞きたいんです」
部屋に漂う甘ったるい空気がどうも苦手で、照れ隠しをするようにぎゅっと目を逸らした。けれど、瑞樹の指先が優しく顎をすくい上げ、強制的に視線を合わせられる。
「あぁもうっ……。好きなのは黒瀬さん、だけです」
観念して消え入りそうな声で口にすると、顔から火が出そうなほどの熱が全身を駆け巡った。
「……っ、ずるいです」
瑞樹の瞳が感極まったように揺れ、掠れた低い声が漏れる。
「そんな顔で言われたら、俺……理性が保てなくなりそうです」
瑞樹の薄い唇が、柊吾の首筋から鎖骨の窪みへと滑り落ちていく。柔らかい皮膚をじっくりと吸い上げる熱い感触に、柊吾の背筋が甘い痺れを帯びて跳ねた。
「く、黒瀬さん、待っ……! 母さんが帰ってきちゃう……っ」
「大丈夫ですよ。真理子さんがデイサービスから戻るまで、まだあと一時間はあります」
瑞樹は柊吾の両手をすくい上げると、指を隙間なく深く絡め合わせた。絶対に解けないほど固く結ばれた手から、瑞樹の熱い体温がぐんぐんと体内に流れ込んでくる。
「それよりも……。裏で勝手に動いたこと……本当にお説教、しなくていいんですか?」
耳元で囁く声はどこまでも甘く、それでいて自分を閉じ込めようとする強固な執着に満ちていた。
「……っ、もう、どうでもよくなっちゃいました。あんな風に仲良く喧嘩されたら……怒る気もなくなりますよ……」
「仲良くなんてありません。でも……貴方が笑ってくれたなら、なんだっていいです」
瑞樹は甘えるように柊吾の額へ自身の額を押し当てると、至近距離でうっとりと瞳を細めた。
「俺だけの柊吾さん……。もう二度と、誰にも貴方を傷つけさせないし、どこへも逃がしません。一生、俺の腕の中に閉じ込めておきますから」
「ふふ、過保護すぎるよ……」
「貴方が俺を選んでくれたんです。諦めて、全部俺に委ねてください」
重なった唇から、甘く濃厚な熱がじわじわと頭の奥まで痺れさせていく。
誰かのために自分を擦り減らし続けていた過去も、声が出なくなった日の暗い傷も。
すべてを塗りつぶすような圧倒的な愛と執着の中に溶けて、消えていく。
柊吾は絡められた指にそっと力を込め返すと、瑞樹がくれる甘い熱を全身で受け入れた。