大遅れの天使の日
書き終わらなかったからしょうがない…ウン…
バドエンかも…?
ちょっとホワペが出てきます
ホワペは分かりやすい様にhwpとなっております
完全に僕の想像の中のホワペです
結構没作
kyo「…フゥ」
今日の分の仕事が終わり、一服する。
hwp「はぁ…また煙草?」
俺の同僚のホワイトぺいんと、通称ホワペが喋りかけてくる
kyo「あ″?…お前か…」
hwp「煙草なんて身体に悪いよ〜?」
kyo「うるせー、煙草で死ねるなら本望だっての」
hwp「そんなんだから神様に叱られるんだよ〜」
kyo「煙草があれば何とも無い。フゥ…」
何故こいつは俺に突っかかって来るのか
hwp「はぁ…ぁ、主に呼ばれたわ」
kyo「おー、いてらー」
hwp「いってきまーす…煙草、やめなね?」
kyo「無理。」
hwp「ははっwまぁ良いや、またね〜」
kyo「帰ってくんなー」
マジでなんやねんアイツ…
kyo「はぁぁぁぁ……らっだぁんとこ行こ」
煙草の吸い殻を灰皿に押し当て、現世へ向かう
バサッ
kyo「どこにおるかなぁ〜」
ガチャ(らっだぁ宅
kyo「らっだぁ〜?」
「…」
返事が無い。
いつもならすぐ出てくるのに
kyo「おらんのか…?」
「…」
返事すら無い事に不審感を抱き、らっだぁの部屋へ入る。
が、居なかった。
その後もリビングなどありとあらゆる所を探したが居なかった。
kyo「アイツどこ行ってん…」
玄関の鍵も掛かっとらんかったし、他んとこの戸締りもされて無かった。
kyo「…帰るか 」
kyo「暇やなぁ…フゥ」
帰って来たがとても暇だ。
「おい、おーい!!」
kyo「ヴッ、ゲホッゲホッ」
突然のデカい声にびっくりしてむせてしまう
「大丈夫か…!?」
kyo「お前ッ、ゲホッマジで許さん」
「そんな事より、神からの仕事!」
kyo「仕事…?」
こんな時に仕事をよこすようなカス神ではない。ならなんで…
「そ!なんかお前を呼んで欲しいって人が来たんだって」
kyo「ふーん…じゃあ行ってくるわ」
俺が呼ばれるなんて珍しいなと思いつつ立ち上がり目的の場所へ行く
hwp「あれ、今から仕事?」
kyo「…」
…面倒な奴に会ってしまった…
聞こえていないフリをして通り過ぎようと思ったが、フードを引っ張られる
hwp「ねぇ〜なんで無視するの〜? 」
kyo「あ?なんか言った?」
聞こえていなかった風に返事をする
hwp「絶対聴こえてたでしょ…ボソッ」
kyo「離せー」
hwp「あー、今から仕事?」
kyo「そう。神からの呼び出しやからはよ行かなあかんねん」
hwp「珍しいね…いってらっしゃ〜い」
kyo「ん〜」
ようやく離してくれた…アイツマジで人の事考えろや…
バサッバサッ
kyo「ココなはず…」
人影がチラッと見え、急降下する
kyo「…誰や?」
「…久しぶり」
kyo「お前と会った事なんて__」
そこまで言いかけたが、完全に見えた顔を見て青ざめる
kyo「は…?なんで、なんでお前がここにおんねん」
「…ちょっと…ね」
kyo「説明しろや…なんでお前死んでん、なぁ、?らっだぁ…」
曖昧な言葉に苛立ちを感じてしまう
rd「…誘拐」
kyo「は?」
rd「誘拐されて、そのまま殺された」
kyo「事故とかじゃなくて…?」
rd「…コクッ」
kyo「そう…か…」
予想外の事で慰めの言葉も、同情も出来ない。
rd「…ごめんね、こんな形で会うことになって」
kyo「ほんまによ…ッ」グスッ
別にらっだぁは悪くない、やから謝らんといて。なんて思っても口に出ない
rd「…レウとかさ、みどりとかコンちゃんとか…よろしくね、?」
kyo「ッ…」
泣いてしまう。1番らっだぁが悲しいはずやのに、…
rd「…笑」
無理矢理笑っているように見える
kyo「ッ…お前はさ、このまま行くんか?」
rd「それしかないでしょ?」
kyo「…どりみーみたいに幽霊になる…」
rd「…それで皆んな嬉しいかなぁ…俺なんかが幽霊になってまで帰ってくるなんてさ…」
kyo「お前自分の事下に見過ぎやろ…」
rd「え?」
何も分かっていない顔をしている。
kyo「はぁぁ…どんだけ待っとる人が居ると思ってんねん」
鈍感すぎて呆れてしまう。
だけど、それよりもらっだぁへの好きと言う気持ちが勝ってしまうから俺はコイツに着いていく
rd「待ってる人なんて…」
kyo「マジで気づいてないん…?」
rd「え、何が…?」
kyo「…」
これで離れてく人が少ないのってすげぇよな…
kyo「ま、とりあえず戻ろうぜ。現世に」
と言いながら手を引っ張り現世へ繋がるゲートをくぐる
rd「うぇっ!?ちょ、待っ…」
嫌がっているが、俺の勢いに負けてそのままゲートに引き摺り込まれる
rd「ッ…無理…酔った…」
kyo「別に酔う要素無かったやろw」
rd「これだから慣れてる奴は…」
kyo「ははっw」
俺も慣れている訳では無い。逆に嫌いだ。
だが、死んだ人をココに戻すとなるとあのゲートは絶対にくぐらなければいけないから仕方なーくやっている
rd「…これから運営に会うの?」
kyo「まぁせやな〜」
rd「やだぁ…」
顔を手で隠しながらしゃがむ
そんなに会うのが嫌なのだろうか
運営に連絡しようとしてスマホを開くとらっだぁの件で色々ネット上で騒がれていた
kyo「…お前ニュースに出てるぞ…」
rd「えっ!?絶対なんか言われるやーん…」
ru「え、らっだぁ…?」
丁度通りかかったレウが持っていた荷物をドサッと落とす
rd「あ、」
ru「え、え?なんで生きてるの…?」
rd「ばどが…」
俺を見つめて助けを求めてくる
ru「きょーさん…?」
kyo「…よっ」
ru「もしかして…ッ」
レウは天界でのルールを知っているのだろう。驚きと悲しみの混ざったような顔をしている
kyo「あーあ、バレたかぁ…w」
なんて呑気な事を言っているが、正直焦っている。
天界のルールの中の一つ、「死者を許可なく下界へ連れて行く事は禁じる」それを破れば罰せられる。…罰は死刑だ。
ru「なんでそんな事ッ」
「自分が死ぬって分かってるのに…」
rd「ぇ…死ぬ…?」
隠してたのになぁ…らっだぁがごねるだろうし…
kyo「…らっだぁにもう一度生きてもらいたかった。ただそれだけや」
ru「そんなのきょーさんの勝手じゃん…」
kyo「そうやで?らっだぁを幽霊にしたのは俺の為。」
運営が、皆んなが笑顔になるんやったらなんでもする。俺の命が掛かってても
rd「…それ嘘でしょ?」
kyo「は…?」
今まで喋ってなかったらっだぁが口を開いたと思ったら俺の言った事を「嘘」だなんて言う
rd「天界がどんなルールかは知らないけどさ、ばどが自分の為だけに命を捨てるなんてありえないんだよ」
真っ直ぐな眼差しで俺を捉える
その目が真っ直ぐすぎて少し怯んでしまう
rd「だから、」
そこまで言いかけた時、誰かの声がする
「きょーさーん!」
kyo「ぁ…」
ホワペだった。俺を迎えに来たのだろう
hwp「あ、ごめん…お取り込み中だった…?」
kyo「…いや、迎えに来たんやろ?」
hwp「まぁ…」
kyo「んじゃ行こ。」
そう言い、しまっていた翼を出し空に向かって飛んで行く
rd「ちょ、ばど!!」
kyo「…」
後ろかららっだぁとレウの声がする。
hwp「…良かったの…?」
kyo「良いもなんもそうゆう運命やし…」
俺の為にもアイツらの為にもこの別れ方が一番良い。未練が残りすぎても困るだけ。折角なら俺なんか忘れてくれれば良い
hwp「そうゆう意味じゃ無いんだよなぁ…笑」
kyo「ハハッ…w」
目の縁が熱い…多分今の俺はめちゃくちゃ酷い顔をしている。
hwp「…てかさ、なんで死ぬって分かってるのにあの人幽霊にしたの?」
kyo「お前が主に忠誠誓ってるようなもんや。分かるやろ?」
hwp「えー、でもきょーさんの主ではないじゃん」
kyo「…まぁそうやけど…アイツは俺らのリーダーやからぁ…」
hwp「ふーん…?」
hwp「ぁ、こんな話してる場合じゃ無いんだった…早く行くよ!」
kyo「ん…」
やぁ!!
6日遅れの天使の日どうでしたかね…本当は10月4日に出来上がる予定だったんすけどねぇ…
僕的には結構没作品ですね
感動(?)できるのを書こう!!って思ってん…無理矢理やった感が半端ない…
スランプ期かな…やだな…
投稿頻度めちゃくちゃ遅くなるかも〜