翔太side
朝、6時半頃だったかなー、急にスマホから電話が鳴った。
翔太「んぅ…朝からなんだよ…」
スマホの画面を見ると、『須能病院』とかいてあった。
翔太「?!!涼太ッ?!」
翔太「はいっ!もしもし!!」
看護師「渡辺さんですかっ?すぐに須能病院まで来てください!!涼太くんが…っ」
翔太「涼太が?!今から行きます!!!」
俺は無意識に家を飛び出して、気づけば自転車をこいでいた。
翔太「涼太っ!…涼太っ!…待ってろ!!」
ガララッ!
翔太「涼太!!!!」
病室を開けると、意識が戻ってない涼太の姿があった。
ピッピっ…と心電図の音がする
照「翔太…」
辰哉「…」
翔太「照先生っ辰哉先生っ…ぐすっ」
照「大丈夫…今涼太くんの容態は安定してる。」
辰哉「でも、この先、涼太くんがいつ容態が急変するか分からない。」
翔太「そんなっ!……」
翔太「照先生っ…辰哉先生っ…涼太はこれからどーなるの?ぐすっ…」
照「……」
辰哉「…全力を尽くすよ…」
翔太「ぐす……ひっく…ぐすっ…お願いします…」
そう言うと、先生は2人っきりにしようとしたのか、病室を出ていった。
翔太「…涼太…」
「ーーーん」
「ーーーーたくん」
「翔太くん?おーい…」
翔太「んえっ?!」
亮平「あの…えっと…大丈夫?」
翔太「君は…?」
亮平「俺は、阿部亮平。涼太と同じ病室で、仲良くさせてもらってます。」
翔太「そーなんだ…君が涼太の言ってた…」
亮平「涼太、俺の事なんか言ってました?」
翔太「うん、涼太が入院して親はずっと来ないし、俺も学校とかあるから…ひとりぼっちなんじゃないっかって…」
亮平「そう、なんですか…」
翔太「でも、俺が来るといつも…」
亮平「あ、阿部ちゃんでいいよ」
翔太「…あべちゃんの話になるんだよね」
亮平「そーなんだね」
翔太「あ、俺も翔太でいいよ?」
亮平「わかった(´˘`*)」
翔太「あべちゃんはなんで入院しちゃったの?」
亮平「…俺はね、生まれつき体が弱くてね…いつも入退院を繰り返してたんだ…」
翔太「…えっ…」
亮平「それで、今はもう…外に2年も出てなくて…病気は悪化していくだけだし寿命も短くなってるし…」
翔太「そう、なんだ…」
亮平「……」
翔太「ごめんね?こんなこと聞いちゃって…」
亮平「いいよ?こんなこと、話せたの翔太と涼太くらいだけだから…」
翔太「そっか…」
ガラッ
翔太「?!!」
大介「阿部ちゃーん!来たよー!!」
亮平「佐久間??!」
大介「あれっ?お友達??」
亮平「あ、涼太の双子のお兄ちゃんだよ」
翔太「渡辺翔太です。よろしく…」
大介「涼太に双子いたんだね〜俺、佐久間大介!!よろしく!」
大介「なんて呼べばいい?俺のことはなんでもいいよ!」
翔太「翔太でいいよ。佐久間、よろしくね」
大介「ん!翔太よろしく!」
あかるくて元気だな…
涼太は昔はあんなんだったのにな…
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どーも!れいです!
250行ったらって言ってたけど、ガチで行った!!
ほんと、嬉しいばかりですペコォm(*_ _)m
それに、コメントで続きが楽しみです!って言ってくれる人もいて、ほんと嬉しいです!
次は♡350行ったら投稿します!!!
照「以上!!」
SnowMan「SnowManでした〜!」
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