湊side
𓏸𓏸「早く行かなきゃ遅れちゃう!!」
なんて言葉に背中を押されて
湊「はよ行かな~」
と少し足を早めて歩き出す
𓏸𓏸「ふわぁ~あ…」
湊「眠いんか~?
可愛ええなぁ ほんまに♡」
𓏸𓏸「湊がもう少し寝かせてくれれば…」
とボヤいているが早く𓏸𓏸の様子が見たかったもんやから…
と心の中でそっと弁解する
そんなことは露知らず
𓏸𓏸「着いたあ!」
と呑気な声を上げる
湊「遅れてへんよな、
これ…」
𓏸𓏸「大丈夫だって!」
講義室
𓏸𓏸「失礼しまーす」
👨🏫「もう少し早く来てくださいと先週から言ってますけど、
一帯何をしてるんですか?お二方」
𓏸𓏸「寝坊でーす」
間髪いれずにそう答える
その潔さに先生も笑ってしまい
👨🏫「しょうがないですね…
特別ですよ?」
と笑っている
俺だったら絶対許してくれへんかった癖に…
なんて考えながら見る
👨🏫「それじゃあ講義を始めます。
今日は────」
👨🏫「今日はこれで終わりです。
お疲れ様でした」
足早に立ち去る先生を横目で見ながら、
𓏸𓏸をバックハグする
𓏸𓏸「わっ、」
そう驚いた声をするものの振り払うこともせず
どうしたのー?
と俺の頭を撫でる
触れてもらったことが嬉しくてつい力を強めてしまった
𓏸𓏸「いてててて」
湊「ごっ、ごめんッ、!」
𓏸𓏸「大丈夫w愛が強いのは伝わったよ?」
そうおちゃらけて言う
???「𓏸𓏸~!!」
𓏸𓏸「あ!あきにゃ~…!!」
明那「ここで会うの何気に初めて?」
𓏸𓏸「だね!!!」
湊「…あきな」
明那「ふわっちぃ~!!!」
明那「あれっ??2人って友達だったの!?」
𓏸𓏸「まぁn」
湊「いや、
恋人やけど?」
明那「…は?」
初めて聞く あきな のひっくい声
𓏸𓏸「違うから!!!ね??」
と焦る𓏸𓏸
誤解をとくためか、
はたまた あきな の機嫌を取るためか
明那「…なーんだ!ビックリした~w」
明那「さすがにないよね…」
と言いつつも俺に怪しむような視線を送る
お得意のウインクで返すと ふいっ、
と顔をそ向けられた
嫉妬乙~ww
と心の中で煽っていると
明那「ねぇ𓏸𓏸…
講義後迎えに来るから2人でカフェ行かない?」
なんて言い始めたもんだから俺は
湊「無理やぁ、
だって今から俺ら2人でショッピングやもんなー♡」
と言う。
いつも通り は? とか言われて嘘だってバレるんやろな…
と思って𓏸𓏸に視線を向けると
𓏸𓏸「そーなの!!だから…ごめんね、?」
と言ったのだ
目を見開き𓏸𓏸を凝視するとチラッと目配せされ、
𓏸𓏸「じゃ!」
と俺の腕を引っ張って明那から離れた席に腰を下ろす
はぁ~…♡♡♡
湊「…ん、
どしたの??明那断っちゃって」
𓏸𓏸「いや…んー、
えーとね…」
と何とも歯切れの悪い返事をする
𓏸𓏸「私…あきにゃ苦手なんだよね…」
𓏸𓏸「湊は何かもう…存在自体がイケメンで優しいからいいんだけど…」
!?!?
珍しく素直に褒めてくる𓏸𓏸が可愛すぎるんやけど
𓏸𓏸「あきにゃは…」
𓏸𓏸「ただの変態なんだよね~…w」
コメント
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あきにゃ ... お疲れ様です ッッ ☆