オランダ=阿蘭陀=蘭
蘭×日 日本受け 多分シリアスかな、?
駄文 短い!!
??「日本」
日「あ、オランダさん。」
白い肌に、吸い込まれる様な目。その下に薄い隈。
蘭「また残業か?」
日「ですね。」
蘭「大変だな。ちゃんと寝てるのか?」
日「ええ。できる限り睡眠はとる様にはしているのですが、、」
そう言って苦笑する日本。どうせ何時間も寝ていないのだろう。
蘭「そうか、」
労いのつもりで日本の頭を撫でてみた。
日「、、、!、、、懐かしいですね。こんなこともありましたっけ。」
蘭「そうだな。懐かしい。」
今は別れてしまったが、日本は俺の恋人だった。
いつもくだらない話をして、
一緒に飯を食って、
お互いを癒し合って
体を重ねて、、、
今思えばいろんなことを共にした。まぁ、結局は日本がフって離別したんだが。
我ながら情け無い。素直に別れを認めたことも、それをまだ引きずっていることも。
蘭「まだまだ子供だな。」
日「貴方よりかは年上ですよ。 」
蘭「どうだかな」
日「、、、何が言いたいんでしょう」
蘭「いや、お前は変わった。俺以外の沢山の国と関わった。そこでいろんなことを覚えただろう。
良い事も悪い事も。」
日「、、、はあ。」
蘭「だが、いつまで経っても成長しない所がある。周りに流されやすかったり、影響されやすかったりな。 そこが子供っぽく見えるんだ。俺には。」
日「さっきから御託をごちゃごちゃと。本当に何が言いたいんです?」
蘭「そうだな。俺も、俺自身も何が言いたいのかわからん。
、、、ただ、一つ言えることは’お前が好きだった’」
日「過去形ですね。」
蘭「ああ。さっきも言ったが、沢山の国と関わった。純粋で無垢で、何をするにも目を輝かせていたお前が。だが、アメリカやロシアなんかの列強とつるむにつれ、汚れていった。
侵食されて、考え方も変わってしまった。」
日「自分勝手も甚だしい。、、、私も昔の優しいオランダさんが好きでしたよ。」
蘭「そりゃな。態度が違う。」
日「で、一応今後のために聞いときますが、どう思っているんですか。私のこと。」
蘭「前より好きになった。」
日「、、、斜め上の答えですね」
少し目を見開いた日本だが、
何もなかったかのように受け流された。
蘭「気づいたんだ。日本と別れた直後。俺は純粋な日本が好きなんじゃなくて、
汚れて、貶されて、踊らされてる可哀想な日本が好きなんだと。」
日「、、、貴方も意外と変わっていませんね。
少しズレている所とか。」
蘭「そうか。」
日「本人の前で失礼な事を平気で言うとか。」
蘭「、、、そうか。そうかもしれないな。」
日「ではまた。残っている業務を消化しなくてはならないので」
蘭「ああ。」
やはり日本、お前は汚れてる。
だが、汚れている時が一番輝いていて美しい。
めちゃくちゃにして、汚れている部分でさえも愛してやりたい。
頭からつま先まで、俺だけの愛で埋め尽くしてやりたい。
そんな事を考えながら、帰路につく。
こんなことをもし言葉にしていたら
日本に引かれてしまうだろう
前の様に。
見てくれてサンガツ。
リクエストお待ちしてます♪
コメント
8件
わぁ好き( 無垢で純粋な日本も汚されてる日本もどっちも愛してやりますよぉぉぉぉ!? …他の国達が
こういうの本当に好きです、、 さんたちゃんが書く作品が全部刺さってしまう、、!!
ァァァこういうのめっっちゃ好きです…😭🙏わかる…色んな国に染められて踊らされてる日本…🫠昔の日本も今の日本も好きだよって気持ちも切なくて本当に本当に素敵なお話でしたありがとうございます🙏😭😭😭✨️