こんヌッシー。Rちゃんです本物です。
単体作品:{君達の夢は}
固定夢主君出ます。夢主がCODE-ELに居た時の話。
ちょっと描きたくなりましたので、試しに書いてみたものです。
少し 懐かしい事を思い出したんだ____
____…数年前
俺の名前は小湊奏 此処“CODE-EL”に所属する
アサシンだ
俺のコードネームは{鳳凰} この名は俺の毛並みとその足捌きと体術が豪快、そして繊細故についたものだ
獲物は特に決まった物は使わない
毛利班で育てられている
今は同じ毛利班の 瓜生 カリン 芦澤 ジェイク バース 金鳳の6人と過ごして居る
次の任務に向け武器の手入れをしていると
ふと ジェイクがこんな事を言った
ジェイク『皆んなさー、もしフツウの大人になるなら何にをしたい?』
まったく予想していなかった質問で 俺達は困惑した
瓜生『何だよ急に そもそもフツウって
今と変わらねえだろ』
確かにその通りと俺は思った
するとバースが口を挟んだ
バース『何をすると言われても まったく見当がつかんな』
ジェイク『例えばの話だってー ほらほら何でもいいから してみたい事とかー』
そして俺達は少し黙って考えた…
ジェイク『じゃあまず瓜生君から!』
瓜生『俺は別に 何も変わんねえよ 今と一緒だ』
この頃の瓜生はまだ感情性が欠けていた そう俺は思う
その答えは冷ややかで寂しいものだった
ジェイク『えー冷たいなー じゃあ次 バース君ね!』
そして今度はバースに話題を渡す
バース『俺は今の道を追求し続ける 何も変わらん』
ジェイク『バース君もかー』
芦澤『まあジェイクさん そんなに肩を落とさないでくださいっすよ』
少し落ち込むジェイクに芦澤が声を掛ける
ジェイク『じゃあ芦澤は どうしてると思う?』
芦澤『俺は 皆で一緒に居ると思いますっす、
誰も欠かず毎日居ると思うっす!』
可愛いらしい後輩らしさのある 芦澤らしい答えだった
ジェイク『そうそうそんな答えが聞きたかったの俺は』
気分良さそうにジェイクのテンションが上がる
そして今度は俺とカリン、金鳳の方に話題を渡してきた
ジェイク『カリン達も何かある? 夢みたいなの』
金鳳『私あります 夢』
俺とカリンをおいて 金鳳が手をあげて云った
ジェイク『じゃあ言って見てくれ』
金鳳『私は{天国}?と言う所へ行ってみたいです おばあちゃんに会いに行きます』
カリン『いやそれ アンタ死んでるじゃない』
金鳳のその言葉に思わずずっ転けそうになると
すかさずカリンがツッコミをいれる
ジェイク『金鳳は置いといて 次カリン』
カリン『え〜私も云うの?』
自分にもくるとは分かっていたが
カリンはあからさまに嫌そうだった
カリン『そうね 私は今よりもう少しまともな生活をしたいわ』
今に不安があるのか
もう少しまともな生活とカリンは云う
ジェイク『じゃあ次は奏!夢云ってよ』
奏『僕は……』
夢を他人に云うのはこれが初めてで
少し照れくさい気もしたが
奏『僕は…皆んなと居たいな 今のままで良いから皆んなと ちょっと芦澤と似てるかな』
ジェイク『そおっかー いいんじゃない奏っぽいし!』
そう云いジェイクが笑う
するとカリンがジェイクに同じ質問を返した
カリン『じゃあアンタはどうなの?ジェイク 私達に聞いたんだからアンタも云いなさいよ』
こうなるのが最初から分かっていたのか
ジェイクはすんなりと答えた
ジェイク『俺も 皆と居たいな!毎日一緒に遊びたいし!何より すっごく楽しいじゃん!』
その時の笑顔は 無邪気で 子供らしく
本当に 眩しいものだった
だから約束した
ジェイク『俺達 いつ死ぬか分かんないけど 出来れば皆んな 誰も欠けないで ずっと一緒に居ようね!』
“そんなの当たり前だ!”
俺はもう一度 あの頃に戻りたい
皆んなで居た あの頃に…
コメント
1件
最近私も、CODE-ELの方との関わりが出てきたので読み返してみました。このころまだジェイクさん生きてらっしゃる…(´;ω;`)ブワッ