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44 - 第44話 雪平さんは頼れる人

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2025年02月20日

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◻︎遥那のストーカー?



雪平さんとの食事から数日後、晩ご飯も終わって片付けていたら、遥那から電話があった。


「もしもし?遥那?」

『ね、お母さん、つけられてると思う、どうしよう?』

「え?なに?いきなり」

『スーパーで買い物してる時からずっと、誰かに見られてる気がしてて。買い物して急いで車に乗って駐車場を出たんだけど、同じように急いで出てきた車がピッタリとついてきてる』

「あんた、運転しながら?」

『大丈夫、ハンズフリーだから』

「そか。誰かわからないの?」

『さすがに夜だから見えないよ、ミラーごしには。とにかく家に帰るね』


_____ストーカー?


「ダメ、絶対帰ってきちゃダメ」

『どうして?気味が悪いんだけど』

「そのまま、近くの警察署に入って。中までは行かなくてもいいから、とにかく警察署の駐車場に」

『えっと、あ、わかった、田辺西署がある』

「そこへ入ってしばらくそこにいなさい。万が一それでもつけてきたら、警察の中へ、わかった?電話はそのままで」

『うん』


5分ほどしてから、車が駐車する音がした。


「どう?つけてきた?」

『ギリギリまでいたけど、ここに入ったらそのまま真っ直ぐに行っちゃったみたい』

「戻ってくるかもしれないから、しばらくはそこにいなさい」

『わかった。でもなんで?』

「知らない人だったら、安易に家に帰ると家の場所を特定されちゃうでしょ。それよりも警察に行けば、通報されたかも?と思って深追いしないと思ったから」

『なるほど、わかった』


しばらくして、もう大丈夫だと思うから帰るねとLINEが届いた。

念のため、周りを確認しなさいと返事をした。


そういえば、一昨年も娘にはストーカーのような男がいたなぁと思い出した。

浮気をしたのは彼なのに、それを理由に別れたら、しつこく付け回されていたらしい。


その元彼の仕事が美容室の店長だったから、こっちから何回もお客として出かけて、その元彼を指名してやってもらった。

娘のことは一切口に出さず、でもカラーとカットを交互に何回も。

いうなれば逆ストーカー?みたいな。


そのおかげか、ピタリと娘をつけ回すことはなくなったみたいだけど。






《どちらかというと男の方がそういうストーカーになりやすい気がしますね》


雪平さんとのLINEの話題にしてみた。


《気をつけてくださいね、逆上すると何をするかわからないですから。必要ならば知り合いの生活安全課の人間を紹介しますよ》

〈はーい〉


こういう時も頼りになる人なんだなぁ…とうれしくなった。






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