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「…だから、俺にしねぇか?」
「ロシア、それ、どういう意味…」
唐突な爆弾発言に大困惑なドイツを気にせずロシアはどんどん距離を詰めてくる。物理的な方だ
「俺ならお前を愛せるんだ」
「ナンパも浮気もしないと思うぜ?」
「……」
ドイツはまっすぐな恋愛を好む。浮気なんて眼中に無い
「でも…浮気に、なる…」
「………真面目くんがよ…」
「へ…、!?」
ボフッと音が鳴りホコリが舞う
ドイツはロシアに押し倒されたのだ
「ロシア、まって、なん、」
「……」
「イタリアが嫌になったら俺の所来いよ」
「いつでも味方してやる…」
すりすりとドイツの首元に擦り付くロシア。まるで匂い付けをする動物のようだ
「ん…わ、かっ、た…」
「とりあえず…かえる…な、」
「…わかった」
イタリアは家に帰ってるのだろうか。そんなことを考えながらドイツは帰宅する
「ただい、ま」
「!ドイツ!」
どうやらイタリアはもう帰っていたみたいだ。主人が帰ってきた犬かのようにドイツにハグをする
またナンパをしたのだろう、女物の香水の匂いが鼻に来る
「…ん…」
「疲れてるから…ねる…」
「…ちょっとまってよドイツ」
「んぁ?どーしたイタリ…ア…?」
いつもと目つきが違うイタリアに少々怯えるドイツ。
「なんか…俺以外の匂いする」
「…へ…?」
「だれ?ねぇ、浮気?俺を差し置いて?」
ブーメランが見えるのは気の所為ではないだろう
「ちげーよ…ちょっと友達の所行ってたんだ」
「…ふーん…」
「ん゙ぁ゙ッ!?」
しおらしい態度をしたあと、ドイツの首元に一つの斑点をつけたイタリア
「じゃ、料理してくるね〜」
「…お、う…?」
驚きのあまり固まってるドイツの事をイタリアは気にしていないようだ
「…(他のやつにもそうしてるんだろうか)」
ドイツには一つの不信感が生まれた
下手ですねごめんなさい!
それではまた〜…