大変長らくお待たせ致しました𖦹.𖦹💧
🧣の回想シーン多めです🫠
※本人様とは全く関係ありません
「思い当たることは??」
「….ある」
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「奥さんが可哀想!!」
「貴方を好きになったら不幸になる!!」
俺は既婚者だった。
付き合っていた頃は勿論、結婚してからもそれなりに楽しく、幸せに暮らしていた。
あの日までは…。
結婚して半年になる頃_。
「ふんふふーん♪」
その日は妻の誕生日だった。
俺は誕生日ケーキの入った袋を片手に鼻歌を歌いながら家へと向かっていた。
ケーキ屋から家まではさほど遠くない。
買い物に行く時はいつも二人で行くのだが、今回はサプライズケーキだったため、今は一人で妻の待っている家へと向かっていた。
だんだん家に近づいていくにつれて、不穏な空気が漂う。
角を曲がると悲惨な光景に呼吸が苦しくなる。
マンションが燃えていた。
ほとんどの住民が外に集まっており、救急隊や警察が話をしていた。
俺は一番気づきたくなかったことに気づいた。
妻がいなかった。
全身が一気に冷たくなり、顔が青ざめていく。
よりによって、俺たちの部屋は出口から最も遠い部屋だった。
俺は荷物を投げ捨て、マンションの中へ入ろうとしたが、警察に止められた。
「危険です!離れてください!!」
「でも、妻がまだ中に…!!」
俺の訴えは通らず、火に覆われていくマンションを俺は眺めることしか出来なかった。
少しすると、中から1人の女性が タンカーで運ばれ、そのまま救急車の中へと運ばれた。
突然の事ですぐに理解出来なかったが、運ばれたのは俺の妻だった。
救急車はすぐに行ってしまい、俺はそれを見送ることしか出来なかった。
「あの人ってたしか、𓏸𓏸号室の人よね??」
「確か、旦那さんもいたわよね??」
「でも、旦那さんあそこにいるわよ 」
同じ階に住んでいるお母様方の会話が聞こえてきた。
「もしかして奥さん見捨てたんじゃない??」
「あら、酷いわぁ」
それから、尾ひれのついた噂が次々と広がり、俺の生活は次第に苦しくなった。
「どうしてあんな呑気に生きていられるの?」
「奥さんがほんとに可哀想だわ」
「人殺し!」
会社でもその噂は広まり、俺は仕事を辞めるよう告げられた。
妻は、不幸中の幸い、一命は取り留めた。
しかし….
「どうして私がこんな目に…!!」
「顔も体も火傷まみれ、どうやって生きていけばいいの!?」
「…ごめん」
俺は謝ることしか出来なかった。
「あなたを好きになったら不幸になる!!」
そう言って離婚を告げられた。
もう誰も気づつけたくないし、傷つきたくない。
近所を歩けば、”人殺し”と言われ、就職も出来ず、俺は実家に戻った。
そんな時、顔を出さずにお金を稼げる”配信者”という職業に出会い、活動を始めた。
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俺は、火事の話、そこから配信者になるまでの話をぺいんとに全部話した。
「…俺はもう誰も気づつけたくないんだ」
気づけば、目からは涙が滲んでいた。
「….お前さぁ、」
ぺいんとはため息まじりの声で話し始めた。
回想シーン長くなっちゃってすみません🥹💦
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝❤︎1500
コメント
2件
続編来てめっちゃ嬉しいですー!!! もちわらび様のヤツめっちゃ好きなんですよ!!日常組の性事情といいこれといい、神かなんかなんですか!?笑 とりま1500ハートさせていただきました!次も楽しみです! いつもありがとうございますー! 長文失礼しました!
/ _ あとは任せました。(たまに見にきやす!) 続編キター! タノシミタノシミ ウレシイウレシイ