エラの張った雁首が膣襞をゴリゴリと擦るのが堪らなく気持ち良く、そのたびにズッチュグッチュとすさまじい音がし、聴覚からも私を狂わせていく。
「気持ちい……っよぉ……っ、尊さん……っ、きもち……っ」
「俺も気持ちいい、朱里。お前とは体の相性がいいようだ」
また褒められて、私は打ち震わせて悦んだ。
「もっと気持ち良くしてやる」
そう言って、尊さんは私の膨れ上がった肉芽をまたいじめてきた。
「きゃぁあ……っ、――――ひっああああぁああっ!」
私はギュウッと彼を締め付け、体をビクビクと痙攣させて激しく達する。
「っはは、凄い締め付けだ。もっと感じろ、朱里」
尊さんは私の陰核を指でコリュコリュといじめたまま、腰を激しくグラインドさせ始め、愛蜜が飛沫をたてるほど激しく腰を打ち付けてくる。
「あぁーっ、あぁああっ、いい……っ、気持ちいい……っ」
私はたらりと口端から涎を垂らし、両手でシーツを引っ掻いて悶え抜いた。
さっきからずっと最奥がピクピクしたままで、達きっぱなしになって戻れない。
「おか……っ、おかしくっ、なっちゃうぅっ」
「おかしくなれよ」
息を荒げた尊さんは、私の両脚を肩の上に抱え上げたかと思うと、ずちゅんっと深い所まで突き上げてきた。
「っあああぁうっ! 達くっ、達くぅっ」
私は悲鳴を上げ、愛潮を漏らして痙攣しながら一際大きな波に身を任せた。
――そこから先は、自分がどんな声を上げて善がったか分からない。
激しく強く突き上げられ、内臓を押し上げられるようなピストンで穿たれる。
亀頭で子宮口にキスをされ、グリグリとこねられて脚をピンと伸ばし悶絶する。
その間、私はずっと獣のような声を上げていた。
なのに尊さんはグシャグシャになった私の顔を見て「可愛いな」と笑い、攻め続けた。
何回絶頂したか分からない私は、目の前をチカチカさせて痙攣し続ける。
半分意識を飛ばした私は、ドチュドチュと最奥を突かれるたびに小さな孔から愛潮をピュッピュッと飛ばし続けた。
やがて尊さんは低くうめき、私をきつく抱き締めて胴震いする。
すると肉棒が私の膣内でぐぅっと膨らんで震え、精液を吐き出した。
彼は絶頂している間も、私にねっとりと濃厚なキスをし続けていた――。
**
翌朝、目を覚ますと私はパジャマを着せられてベッドで眠っていた。
隣に部長はおらず、ワンナイトラブが終わった事を知る。
「……ん?」
でもベッドサイドにうぐいす色の小さな小箱が置かれてあり、そこに刻まれている白いロゴを見て「うぇっ!?」と声を上げた。
箱の上にはメモ用紙の切れっ端があり、一言だけ【やる】と。
『やる』って、やる? くれるって事?
憧れてはいても一生買えないヴァンクリーフ&アーペルの箱を前に、私は十分ぐらい固まって悩み続けていた。
(……開けていいの? あとから『返せ』って言われたらどうしよう。でも『やる』って事は私にくれるの? ちょ、ちょっと待って。部長に連絡)
私は慌ててスマホを出し、昨晩充電していなかったので電池がギリギリのそれでメールアプリを起ち上げる。
上司とワンナイトラブをして何も言わず帰られたのに、連絡を入れるなんて気まずすぎる。
でも、詳しい値段は知らないけれど、これが庶民には買えないお高い万円のジュエリーである事は知っている。
だから確認するためにも、その気まずさをグッと我慢してメールを打った。
【おはようございます。昨晩は大変失礼いたしました。つきまして、緑色の箱を見つけたのですが、こちらはどうすれば宜しいでしょうか。ご多忙ななか申し訳ありませんが、なるべく早めにご返信いただけたらと思います】
私はメールに誤字がないか確認したあと、トンッとスマホをタップして送信する。
(……ワンナイトラブした相手にビジネスメール! ……色気がない……)
別に上司とどうこうなりたいと思っていた訳じゃない。
彼の事は『人気のある人だな』と思っていた程度で、ライバル視されたら堪ったもんじゃないから、特に当たり障りなく接していただけで、モブ社員Aに徹していたつもりだ。
「……昨晩の私、なんで部長なんかと寝ちゃったんだろ……」
私はまだ昭人の事が好きなはずで、顔がいいとはいえ部長に一回抱かれただけで絆されるなんて、どうかしてる。
「部長も部長だよ。なんでこんな訳の分からない事をするの?」
私は両手で頭を抱え、「ううう……」と唸る。
コメント
2件
朱里ちゃ~ん😁、 部長はきっと ワンナイトのつもりじゃじゃないと思うよ....🤭💕ウフフ 意地悪な素振りをしたり ドS感全開で迫っていても、 独占欲と溺愛がダダ漏れしちゃってる尊さん(///ω///)♡ステキ~ 彼が 朱里ちゃんに どんな返信💌をするのか、楽しみ😍💕💕
ワンナイトラブじゃなくて、always and foreverなんじゃないかな〜♡早く返事くるといいね〜✨