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いろいろあって、恋人続行の僕たちだけど、前よりもアルフレートは僕に対する欲求を隠さなくなった。



「テオ、テオ。今日もいい?」

「い、いいけど。明日早いから少しだけね?」

「う~ん、テオは忘れてると思うけど、明日休校なんだよね」

「えっ、嘘っ!?」

「本当。何でも、学園の電気供給の回路がおかしくなっちゃったみたいで。それをなおすために……って、ホームルームで言ってたよ」

「……うとうとしてたかも。ごめん、アル」



最近は寝不足だ。別に、アルフレートのせいなんかじゃない。最近立て続けにいろいろあったから、まだちょっと体の調子が戻っていないというか。

アルフレートはくすくす笑いながら「大丈夫、俺が全部テオのこと管理するから」と、ちょっと趣旨とはずれたことを口にしていた。まあ、それはいいんだけど。

するりと、頬を摺り寄せて、僕の匂いをくんくんとかぐアルフレートはまるで犬だな、と僕は彼の頭を撫でる。さらさらとした黄金色の髪は美しくて、僕のフワフワとしたくせっけに絡んで解けていく。アルフレートが匂いをつけてくれるから、僕はずっとアルフレートに包まれている気持になって嬉しい。

人前でいちゃいちゃするのは恥ずかしいし、ランベルトの前でやったら発狂されちゃうけど。



「それで、いい?」

「いい、けど。いいけど、アル、飽きない?」

「テオの身体に? そんな、まさか」



なんで、驚いたように僕のほうみるの。僕がおかしいみたいじゃん。

アルフレートは全力で首を横に振って否定していた。そんな大げさな、と思うけど、彼にとっては絶対に否定したい案件だったらしい。

毎日じゃないけど、アルフレートに抱かれるから、そろそろ僕になんか飽きちゃったんじゃないかって思ってしまう。性欲処理……とは考えないけど、そんなに溜まるものじゃないし。僕は性欲が薄いから、わからないけど。求められるのは嬉しい。

アルフレートがいいなら、いいんだけど……と、彼を見れば、まだ必死そうに僕のほうを見ていた。



「飽きちゃわないかなって思ってたの。だって、ずっと一緒のこと……ああ、嫌とかじゃなくて。趣向、変えてみてもいいかもって……ううん、恥ずかしいこと言った」

「確かに。マンネリ化するのはよくないよね」

「まん、ねり……」



アルフレートはそういったかと思うと、僕の頬にチュッとキスを落として、どうしようかとベッドサイドに座る。それから、ポンポンと膝の上に乗るように僕を手招きして、僕はアルフレートの膝の上に座る。重くないかな、と思っていると「重くないよ」と心でも読んだように彼は答えた。



「ねえ、それも加護なの?」

「加護? ううん。心を読める加護っていうのはあるらしいけど、俺は持ってないね。テオは顔に出やすいから」

「うぅ……気をつける」

「気をつけたところで、俺はどんな些細な変化も見逃すつもりないから。ああ、そう、加護ねえ……」

「か、加護がどうしたの?」



いいことをひらめいた、というようにアルフレートは笑っていた。その笑みが、ちょっと不気味というか、意地悪そうに見えたのは気のせいであってほしいなと思う。

そういえば、アルフレートはそれはもうたくさんの加護を持っている。さすがに、加護を一杯もらえる加護というのは持っていないらしいが、それにしても多いのだ。ゲームストーリーが破綻したせいもあって、そのようなことになっているのは知っているが、一人で扱いきれない量の加護があるように思う。全部扱えているのかも不明だし。でも、すべて把握はしているようだった。使っていないのは多いみたいだけど。



「マンネリ化解消に使えそうな加護があるんだ」

「ど、どんな加護!? というか、アル、え、笑顔が怖いよ」



なんだか、めちゃくちゃうきうきしているし、周りに音符が浮いているように見えるんだけど、気のせいだろうか。

そんな、世界を救うための力を悪用して怒られないのだろうか。もし、悪用して、加護全部没収! とかなったら、みんな怒ると思うんだけど。

そもそも、加護に、そんなことができるのかどうかも不明だ。僕は、アルフレートがするなら、何でもいいか、と思うことにし、彼のほうを見た。やっぱり、楽しそうにしている。気のせいじゃない。



「加護の種類はいっぱいあるけど、普段絶対使わないような加護があって。それを試したいと思っているんだ」

「な、内容は」

「『すぐに気持ちよくなったちゃう加護』」

「何そのエロ漫画みたいなやつ!」

「えろ、まんが?」

「ああ、ごめん、忘れて……」



久しぶりに、前世の記憶が顔を出した。危ない。この世界にはないもなんだから、喋らないほうがいい、と僕は、気持ちを落ち着かせる。

しかし、あまりにもエロ漫画すぎるというか、それって加護じゃなくて一種の媚薬とかなんじゃないかと思う。何でそんな加護があるのか不明だし、それをアルフレートが持ち出してきたのかも……

いや、そこまで考えて答えが出てしまった。

アルフレートのほうをみれば、ばっちりと顔があってしまい、今からしようとしていることが分かってしまった。本能的に逃げなければ、と彼の膝の上から逃げようと思ったが、それは構わず、後ろから抱きしめられてしまう。



「あ、アル、本気で言ってる?」

「うん。テオはそもそもすぐに気持ちよくなっちゃうけど、そのきもちいいーが継続的に襲ってきたら? もっと、かわいいテオになると思うんだ」

「……だ、だったら、いつものままでいいかな、なんて」

「勿体ないよ」

「逆にそんな加護があるのが意味わかんないよ。持て余してていいから!」



その加護がどのようなものかはわからないし、どれだけ効果が強いものかわからない。でも、いつもそんなものがなくても、ひんひん喘がされているっていうのに、そんなもの使われたらどうなるかわからない。

気持ちいいが断続的にって、それは一種の拷問なんじゃないかと。アルフレートは僕に何を望んでいるんだと。



(けど、アルのしたいことは、全部してあげたいし……)



気持ちが揺らぐ。


今以上にアルフレートとの行為が気持ちよくなったらとか、興味がないわけではない。健全な男子だし、そういうのにもチョーッと興味があるというか。でもでも、そんなことして体がおかしくなったら困るのだ。

アルフレートは「だめ、かな?」とかわいくおねだりしてきている。ダメだ、その顔に勝てるわけがない。

僕は、アルフレートの顔の良さに負けて、こくりと頷いてしまった。すると、彼はパッと顔に花を咲かせ、そういってくれると思っていた、と僕の身体にさらに密着する。



「あ、アル、何してるの……ひぅっ」

「うん、これで、いいかな」

「いいかなって……え、え、加護?」

「うん」



うんじゃない。なんで、そんなにいい笑顔できるの。

体が、じんじんと熱くなってきて下半身に熱が集まるのを感じた。もじっと内またを擦れば、それだけで気持ちよくなって、息も上がる。



「な、なにこれっ……」

「ふふっ、すごいでしょ? 実際に使うのは初めてだけど、媚薬なしで、媚薬の効果が表れるんだね」

「し、知らないのに使ったの!? ふぇ……っ」

「かわいい、かわいい。テオ。ほら、もうズボンにシミができちゃってる」

「うぇ?」



アルフレートはそういいながら、ツンと僕の弱い部分をつついた。確かに、すでにシミができていて、恥ずかしい。ズボンも、パンツも脱ぎたい。このままじゃ、もっと汚してしまいそうだ。でも、触ってもないのに、勝手に気持ちよくなって。淫乱みたいでいやだ。

しかし、さらに僕の身体はアルフレートに視姦されて、敏感に反応する。まるで性感帯を触られた時のようにびりっと電気が走るような快感で、僕はそのままベッドに倒れてしまった。もう、身体のいたるところ全て、性感帯になったみたいだ。



「あぅ……やだぁ……」



体がおかしい。

この状態じゃ何もしてないのに、気持ちよくなってしまう。ピクンピクンと、身体が小刻みに跳ねてる。このままじゃ、本当にまずい。

快感から逃げたくて、体をよじるがベッドのシーツに少し擦れただけでもびくびくと震えてしまうほど敏感になっていた。



「アル、これやだぁ……っ」

「……うん、かわいいよ。だから、もっとかわいくなって」

「あぅ……」



ちゅっと、額にキスを落とすアルフレート。そのそのキスでさえ感じてしまい僕は声を漏らした。



「かわいい」



そういって、アルフレートは僕を抱きしめて一緒に横になる。彼さえ近くに来ただけで、身体が敏感に反応するのだからたまったものじゃない。ただ傍にいるというそれだけなのに、僕も僕で息が荒くなるのを感じた。



「テオ……いい?」

「あぅ……い、いいけど……」



もう、僕の下半身は熱を持ってしまっているし、正直限界だった。早く解放してほしくて僕はこくり、とうなづく。すると、彼は嬉しそうに笑ってから僕にまたキスをした。

そして、彼は僕の体に触れる。この状態じゃ、普通に触られただけでも気持ちよくなってしまうのだから勘弁してほしい。僕は必死に声を押し殺すが「あ、やぁっ」とすぐに声が出てしまう。

アルフレートはそんな僕を見て、かわいい、と何度も言っては僕にキスをする。そのキスでさえも気持ちよくて僕は頭がどうにかなりそうだった。



「ん……ふ……」

「テオ……好き」

「ぼ、僕もっ……あぅっ。つらい、つらいよ、アル」

「ちゃんと、イかせてあげるからね? 安心して?」



それは、安心していいのだろうか。アルフレートは僕のズボンと下着を剥ぎ取って、むき出しになった僕のペニスに優しく触れる。それだけで、僕はぴゅくっと軽く達してしまいそうになったがなんとか耐えた。



「ふえ……?」



アルフレートの手は僕のそれをすっぽり覆うほど大きいけど、繊細でテクニシャンだ。アルフレートに触られるのは、あまりにも気持ちよすぎる。

彼を見つめていれば、またバチっと目があってしまう。彼はクスリと笑った。そしてそのまま、ゆっくりと手を上下に動かしたり、亀頭をぐりぐりと刺激したりと僕を高めていく。しかし、そのどれもが優しくて、僕はもうイってしまいそうだった。



「あぅ……やだぁ……ひぁ、もう……イ、ああああっ~~~~!!」



盛大にぴゅっぴゅっと精液を吐き出し、僕の体は痙攣する。

いつもよりやっぱり刺激が強すぎる。

僕は、許容量を超えた刺激に、はあはあいって足を延ばしていたけれど、あろうことか、彼は達したばかりの僕のペニスを扱き始めた。



「はっ……ぅあ……アル……まって、イったばっかりなのに!! なんで!」

「ん? こうしたら、もっと出るかなあって、出るよね? テオ」



と、意地悪な笑みでアルフレートは僕の敏感になったペニスを擦り始めた。亀頭をず、ずちゅっと掌で擦り、竿を上下にしごかれる。



「ひぁ、あ、や、やらぁっ……も、もうイったのっ」

「うん。でも、まだ出るよね? ほら」

「あッ!! でるぅ! ある……あ……」



もう何も出ないと思っていたそこに尿意を感じ、もう、ダメだと僕は羞恥心に押しつぶされながらもそれを噴射する。ぷしゃああ、と激しく吹き出るそれに、僕は見ないでと顔を覆う。いわゆる、潮吹きというやつだろう……こんな、恥ずかしい。

シーツをべしょべしょにぬらして、僕は嗚咽を漏らしながら泣くことしかできなかった。でも、だってまだ気持ちいの降りてこれないんだもん。

ひっ、はぁうっ、と僕は肩で息をして、アルフレートを見上げれば、彼は次のフレーズに移ろうとしていた。僕のアナルに指をぴたりと充て、フニフニと触っている。そうして、待ってと制止も聞かずにぐぷりと中へ指を入れる。そのせいで、残っていた精液がまたぴゅっと飛び出して、恥ずかしくて死にそうだ。



「ちゃんと、気持ちよくしてあげるからね」

「も、もう、いいって……ああぁっ」

「え、もう挿入ていいって?」

「いって、いってない!」

「でも、ここふわふわのトロトロだから、いけるかも」



いや、まだいけないでしょ。と思ったが、確かに、すんなりと二本入っているし。それと、お尻がフワフワするけど、まだ足りなくて。もう、早く入れてほしくて仕方ない。

アルフレートは指をバラバラと動かしながら「テオのここも準備万端だね」なんて言っている。その指が動くたびに僕はまた軽く達して、ぴゅっぴゅっと精液を吐き出していた。出ないと思っても、意外と出るもんだなあ~なんて、どこから見ているんだろうか、と思う視点で僕は自分を客観視する。



「あ、あるぅ……」



もう、限界だとばかりに彼の名前を呼ぶ。もう、気持ちいいしか考えられないから、無理だ。

早くアルフレートがほしい。熱いので僕をついて、抉って、穿ってほしい。

そんな僕の思いが伝わったのか、僕に応えるように彼は、僕の中から指を引きぬいた。そして自分のズボンをくつろげると、僕のそこにそれを充ててきた。



「あっ……」

「テオ……いいね?」

「う、うん。きて」



ごくりと、彼ののどぼとけが上下する。

アルフレートのそれがゆっくりと入ってくる。その質量に僕はまた達しそうになったが、なんとか耐えた。しかし、もうすでにイきすぎていて頭がおかしくなりそうだった。はじめはゆっくりだったくせに、途中からどちゅんと僕の最奥を穿いて、それから激しいピストン運動が始まった。

挿入ただけで、イっちゃいそうだったのに、中を擦られるのはまずい。あまたの中、アルフレートでいっぱいになってしまう。



「あぅ……やぁっ……はげしっ……」



もう何度も出したせいで、精液は出ず、透明な液体がぴゅっと出る。アルフレートの腰の動きに合わせてぴゅ、ぴゅっと止まらないそれに、僕は気が狂いそうになる。



「あぅ……もっ、もうイってうからぁ……」

「うん、もっとイこうね。テオなら、中だけでもイけるでしょ?」

「やだぁ! ああぁっ!」



ごりっと、的確に前立腺を抉られ、僕はまたイった。

ぐにぐにと僕の中でアルフレートのそれがうごめいているのがわかる。それだけでも気持ちいいのに、それをされるとたまらなく気持ちよかった。頭がくらくらとして何も考えられなくなるほどに。

しかし、同時に訪れる尿意のようなものを感じ、やだやだと必死に抵抗するがそれは意味もなく呆気なく決壊してしまっていた。二度目の潮吹き。恥ずかしさは先ほどよりなかったが、それでも、恥ずかしいものは恥ずかしい。

ぷしゃああっとさっきよりも激しい潮吹きにもう何も考えられないほど気持ちよくて僕はそのまま、ぷつりと意識を手放してしまったのだった。そんな盛大にイっている僕の傍らで、アルフレートは僕の中に熱い飛沫を注ぐ。それも相まって、さらに体は気持ちいいを受け入れ、腰が浮いたまま戻らなくなってしまった。

これが、彼のいう気持ちいいが断続的、ということだろうか。

ふわふわとした頭は戻ってこれない。でも、アルフレートはまだ満足していないというように、僕の額にキスを落としたのち、堅くなったそれを僕の中に再び挿入れた。その後、ガツガツ奥をつかれたのは言うまでもない。


すべて終わった後に「ごめん、もうしないから。でも、かわいかったから。テオ最高にかわいかった」と全力で謝られたのはま他の別の話で。

確かに僕もよかったな、と思ってしまったのでお互い様だった。

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