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One Love

6 - Six . 6

♥

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2024年03月24日

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6



それから私は、先生が居なくたって平気みたいな顔して仕事したり、 友達と遊んだり


たまにって先生にお願いされた先生の家にも行った。


先生の部屋に1人でいる事が謎なのに少し嬉しく感じた。



それでも



先生の部屋に行っても、最近は先生の匂いも煙草のちょっとキツイ匂いもしない。



余計に辛くなってしまった。



早く 会いたい。

あと 1ヶ月なのに。


なんでそれくらいも待てないの

送る時は あんだけ気持ちが大丈夫だったのに



『⋯会いたいって⋯先生。』



ピンポーン



先生の家のベルがなった。

⋯もしかして先生!?




『先生⋯!!』

「やっほ」

『深澤先生⋯』




渡辺先生じゃなくて深澤先生だった。

ほら、ガッカリしちゃう




『どーしたんですか。』

「家行ってもいないからさ、来ちゃった」

『⋯用ありましたか?』

「いや?特には」

『そうですか』

「入ってもいい?」

『⋯へ、?あ、どーぞ』



なぜか、先生に会えないこの寂しさで深澤先生に強く当たってしまう。





「ねぇ、何かあったでしょ。」

『⋯寂しくなっただけなんです』

「この後暇?」

『まぁ、暇です。』

「ご飯食べに行こ」

『⋯わかりました』



深澤先生のちょっとキツい香水が効いている車に乗って、先生おすすめのご飯屋さんへ向かう


車の中でも何も話さない私に対して、深澤先生は喋りかけてくれる。



いただきます。




「美味しい?」

『はい⋯美味しいです。』



それでも 渡辺先生と食べる何気ないご飯の方が美味しい。



「ごめんね」

『え…?』

「楽しくないよね 俺とじゃ。」

『そんなことっ⋯』

「なべの代わり、なれなかった。」

『⋯違う。先生は何も悪くないんです』




私のこの、ちょっとした気持ちのせいで先生まで困らせてしまった。

申し訳ない。



『ただ 会いたくなっただけです』

「⋯」

『大丈夫ですから。ありがとうございます』

「気にしてやって、ってアイツ言ってた。」

『⋯』

「愛されてるね 〇〇ちゃん。」





愛されてる。





そうだ





私は、先生にあいされてるんだ。



たとえ、離れていたとしても。





「電話してみる?笑」

『翔太くん出るかなぁー?笑』




「じゃあ俺、御手洗行ってるから。」

『ありがとうございます』




深澤先生のスマホで先生に電話をかける。



この一つ一つの着信音が胸の鼓動と合う




「どーしたよ深澤。」

『⋯あの』

「え⋯〇〇?」

『すいません』

「なんかあった?」

『あのっ』

「うん」

『いや⋯何でもないです』




先生に会いたくて電話したとか言えない。

だって、送る時はあんだけ自信満々で平気って顔して見送ったのに。

今更寂しいなんていったら笑われる。




「寂しかった」

『⋯え?』

「あと1ヶ月なんて待てない」

『⋯ふふっ』

「なに」

『いや、私も同じこと思ってました』

「相思相愛だな、俺ら」

『ですね』

「わりぃ呼ばれた またな」

『はい!仕事頑張ってください』




電話してよかった。

きっと、この電話がなかったら私

北海道までいってたかもしれない。




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