――書き出し――
記録物語-R.s.༗《レェズ》
メリーさんの執事《黄帝ノ皇編》の続きで変わり、メリーさんの執事《陰陽ノ矛盾編》に変わります。…
では 続きをご覧下さい。作者より……
瀧奈達一同、あの日から経ち…
――場所―(瀧奈の住む古風な家)――
瀧奈「どうして……」
…〈カチ 「クチャ 〉食器や食べる音…
オグリ「…………」死んだ目をしている白狸
紗香「……」無言で食べている瀧奈の姉、
瀧奈「何でお前らが居るんだ〜!」叫ぶ
瀧奈の母「ま〜いいんじゃない…賑やかで」
ゲーティア「ん〜!こちら美味しいですね!お母さん!」元気に食べ物を頬張る17-星の使徒
メイザー「静かに食えんのか…虫ケラが!」品のある食べ方でかなり欲張って食べている4-皇帝の使徒
瀧奈「お前…根に持ってる癖によく食えるな」
…前の戦いでの事を思い出す、
メイザー「黙れ!…この味が…この味が……」
メイザー「亡き戦友の料理より…旨かった…」
オグリ「一瞬で感動消えた、終わってんな…」
メイザー「今まで食ってたのが悪かったのだろう…リザードの焦げ焼き肉とか…」
メイザー「今は争う気はないがな、契約も約束に則ってな……それにコレは大切な戦友の意識を受け継いだ証でもある…侮辱は許さん」
ベリアR「戦友の意識ね〜……」…
猫又(人形)「コレも美味しいですよ…はい、あ〜んと」αメリーにスプーンを向けて食べさせる
αメリー「〜〜…満足…」
フィス「旅冴…私もコレされたい」フィスと蛇達も口を開ける
旅冴「しょうがないな…ほら急かない」猫又(人形)と同じ様にフィスと蛇達にしてあげる
そして、少し隣には……
バベル&墓威「……」「降りろ!」「降りて」
ラス「……」2人の上に乗り正座している
ベリアR「それにしても」
瀧奈「何で…お前らも平然と居るんだよ!」
ゲーティア「それより何でアレフは最初っから仲良くしてるのさぁ!この浮気者…あ…チガッタ」
アレフ「最初からじゃないし…てか、俺まで拷問される意味あったか?なぁ?」
【『バベル&メイザー&ゲーティア&アレフの全員、例の奴[ヌメヌメ]に調教済み』】
ナシーア「ある…どんな敵であろうと慎重に準備に余分な行動は無駄では無いからね…」
…この人(ナシーア)はアストラル学園の戦力育成部門に所属する軍武研究長である(お暇中)…
瀧奈「てか、見てたこっちも吐きそうになったし」
バベル&ゲーティア「アアァァ」叫ぶ
メイザー「………ゥッ」険しい顔をする
墓威「やっぱアレは効果抜群だな…ゥッ…」
ベリアR「かなり驚きだけどね…地下に変な生物を飼っているなんて…」
ゲーティア「よく平気な顔してるね」アレフの顔色を見ていう
アレフ「いや…ちょと似た物を思い出して、そう考えるとほぼ同じ様なもんだなって…へへ」
オグリ「壊れてるな……精神が」
バベル「だが…壊れてる暇は無いぞウェイト、貴様がしている事はアノカタの計画に逆らっている事と同じ…わかっているな」
ゲーティア「そう!結局まだ別の方法について詳しい事も聞かされてないし…それにアレフは」
メイザー「弱すぎる……」
ゲーティア「それに確信が無いなら私も それに賛成はできないままだからね」悩む
墓威「いちょう神仏の暴走はありえるぞ」
ナシーア「それに、太陽、月、地球の重力など…相対性理論などの求められる、急に大規模な星が消えたり増えたりする事は空間を乱す」
ベリアR「後、半永久的になっちゃうと思うよ」
アレフ「…どうしたら……」
瀧奈の母「まずは目先にある事を終わらせる事がいいわよ…先の事は誰に簡単には わからない、だから実行して確かめるのみ」アドバイスをする
紗香「それより……何でお母さん教えてくれなかったの!お兄ちゃんの事」
瀧奈&墓威&旅冴「………」急に無言になる
ベリアR「急にどうしたの?」3人の方を見る
紗香「お兄ちゃん拾い子だったなんて…それに奈夕希はお兄ちゃんの知り合いに会ってたし」
墓威「…ブラコンだ」ボソッと言う
ナシーア「……やれやれ」
紗香「……」無言で拳をみせる
…数秒後、墓威の顔面はまたどこかで見た事あるボコボコにされた顔になっていた
バベル「…位の差は関係ない程に容赦も無い女だな……本当の立場は違うのでわ」
……頭の上に何か勝手に数字表示される…
アレフ「え…俺だけ数字じゃなくゴミって……」
αメリー「……見えた、3だ」
メイザー「7か…」確認しお茶を飲む
瀧奈&ゲーティア「……低い…」
バベル「バカなのか…ゲーティア、いちょう捕まってる身であるのだぞ」
猫又(人形)「ヨイショっと…」上に浮いてある数字を取り外し皆んなのも取る(アレフの以外)
ベリアR「取り外しできるモノなんだ」
アレフ「え…取れない取れないんだけど……ねぇ…ちょと……」頑張って外している
メイザー「それも食えるのか…」
猫又(人形)「茹でて麺にしますね」数字の奴を熱湯の入った鍋に入れる、
瀧奈「頭おかしくなりそう…」頭を悩ませる
ベリアR「探偵団の皆さんのやりとりと同じくらいにぶっ飛んでますわ…」動揺している
アレフ「ふぬぬぬぬ…グワァ」ゴミの字が取れるが…反動で、ゴミ と書かれた物が飛び散り〈コ”ス〉っと奇怪なオノマトペが出て当たる
ナシーア「……腑抜けている」(失望)
……場面は変わり……
――アストラル学園―訓練施設――
…唐突に何かが始まる
なれ〜た〜「ここ戦力育成部門を見て何か感じた事はありますか…」
克夜「そうですね…詳しくは言えませんが コレだけは言えます、見てる分には愉快です」
なれ〜た〜「では窓の中を映してみましょう」
…窓の向こうには運動服に着替えさせられ一生懸命にしばかれている瀧奈達が映っていた、
瀧奈&アレフ「いや〜ぁぁぁ」走り抜ける
ラス&メイザー「……」楽々と障害物を避けこなしている…
ナシーア「・・・」
少し向こうにはαメリー達が居た
バベル&ゲーティア「……」考える…
αメリー&ネメシス「……」考える…
バベル「……!」そして答えを見つけ出す…
バベル「このチビは実質的に強いのでは?」
ゲーティア「確かに悪魔と運命の力をいちょう持ってるって事だから一部でも使える様に頑張れば凄いよ」
バベル「それとコレはどうやって戻すんだ?」青く光る結晶を見せる…
旅冴「それ埋め込んでみれば早いんじゃない」
ネメシス「埋め込むって、今の私は霊体でって…」
…バベルは思いっきり結晶をネメシスに入れる
バベル「ほら…コレで返上だ」
ネメシス「ん〜⁉︎!」驚くが結晶は溶けていった
ゲーティア「あ、あってるぽい」
バベル「そうなら、後はゲーティアお前に任せる…あっちの方がまだ楽しそうだからな」
…メイザーのやってるアレフ達の方に向かう
ゲーティア「……まぁいいや、所で何かできるの?」αメリーに問う
αメリー「えい!……何もできない」何かできないか やってみるが何も起きない
ゲーティア「ん〜いろいろ教えてみるか…2つ持ちは初めて見るし…グヘヘ」
… 一方向こうでは、
瀧奈「ハァハァ……」息切れする
ナシーア「ふむ…結果だ」
瀧奈&アレフ「……ウワァ」
アレフ「俺の方が上だな」
…電子表示をみるに差程大差は無く どんぐりの背比べ と言う感じだった…
ナシーア「お前ら2人よりも あの3人の方が優れてるが…」ラス&メイザー&バベルを指さす
ラス「私の方が上ですね〜ぇ〜」見せびらかす
メイザー「図に乗るな悪魔風情が…」
バベル「術があれば……もっと…」
…ドアから墓威と明らかにパシリにされてる人が来る
墓威「ヨシ…そこに置いといて」
パシられた人「よっ…コレでいいですかね、では戻らせていただきます」部屋を出る
瀧奈「そんな大量の箱はどうしたんだよ」
墓威「次向かう場所に必要な物だよ…冷た」
…何かが飛んでふれる
ゲーティア「よくできました〜」
αメリー「みずでっぽう…」弱々しいが水の魔法を少し使える様になった
ナシーア「もう行かせるのか」
墓威「まぁ……瀧奈のはコレでαメリーにはこっち」と大きな段ボール箱を動かし置く
墓威「それでアレフくん…君の行動に評していちょう用意したが、このまま瀧奈と同行するかい?」
アレフ「…このままよろしくお願いします」
墓威「…では、君の分」アレフにも渡す
ゲーティア「あの〜私たちはどうしたら」
墓威「ん〜そうだ、君達にはちょと手伝ってもらうか……瀧奈!準備できたら夏責に送ってもらう様に」そう言って3人を連れて行くナシーアもついて行く
ナシーア「お前ら2人とも、体力と筋力足りてない以上 仕上げる様に」
瀧奈「ハイ…さて箱の中は…チャイナ服かな?」
αメリー「わぁ〜見て見て綺麗」
ネメシス(黑)「綺麗ですよαメリー」褒める
αメリー「おぉ、見てみて」
一緒に入ってた変な雑誌のポーズをするαメリー。
瀧奈「……いいんじゃない…かな」
ネメシス(黑)「かわいい」
瀧奈「アレ?霊力大丈夫なのか?」
ネメシス(黑)「確かに…形はまだですが」
ラス「…着物みたいですね」
アレフ「ヨシ…こりゃ凄い、魔法と同じみたいだ」ボロ服からチャイナ服に着替え終わり持ち物も説明書を見て理解し準備が終わる
瀧奈「行こう…」古い羽織を上に着る…胸元にチラリと3つの本がしまってある
――幽界バス エターニャ―バス内――
呼霊「ほぇ〜そりゃ大変だったね、それで」
アレフ「それで⁉︎…コレに対してそれで⁉︎」…2人は何か会話をしていた様だ、
瀧奈「うるさいぞ……」
夏責「それにしても天蘭道[テンランドウ]ですか…あの時行った店主もそこ出身なんですよ」
瀧奈「だから服装が近いチャイナ服なのか…」
夏責「では、この〈ピー〉タイムマシーン(仮)機で少し遡って行きましょう♪」
…何か(バック トゥ ザ フューチャー)に出て来るマシーンが置かれて居る、
瀧奈「あの…旅冴が言ってた「3千円貸し付けま〜す(空耳)」…アレそう言う事か…」
ラス「今回、お2人は別の用事で行ってしまいましたが、コレで探せと言ってましたね」
…旅冴から貰った 魂の羅針盤と言う水晶の中に方位磁針の様なモノが入っている
ラス「どうぞ…」魂の羅針盤を小さなお守り袋に入れαメリーに渡す
瀧奈「壊れたり無くさない様に注意しないとな」αメリー「りょ〜うかい!」魂の羅針盤が入ったお守り袋を首に掛ける、
夏責「後少しですが、向こうに着いたらオススメの中華料理店があるので行きましょうか、そこの胡麻団子がとても美味しい様で」
瀧奈「そういや…向こうの金銭はどうしよう?結構おおめに渡されたはいいが……」…
…瀧奈は日本円と共通金しか知らず、…アレフやαメリーも同様に自国のしか知らない
アレフ「銀貨とか銅貨じゃない?」
αメリー「ドル?セント?ペリカ??」
ラス「……ペリカ?聞いた事がない」
オグリ「ペリカはダメでしょ!」ツッコミがでる
呼霊「ペぺペリカカカガガガ…」急にザワつく
アレフ「急にどうした?」驚く
夏責「ペリカ…」急に何か始まる
…回想!、
ナレータ「ここは学園都市モノリス、アストラル学園を中心核として周りに多種多様の種族に街や村がそびえ立つ…が、少し外れのちか場には不良街がある…そこでは極安の金銭が使われていた」
知らん爺1「おぉ…おっかねぇ〜(お金無え)」
知らんヒーロー者「お助け料3万円だ」
知らない不良子「邪魔だ!社ゴミ」蹴り入れる
知らんヒーロー者「グホォォ…」財布が落ち、お金が飛び散る…
…意味がわからない回想が終わる、
夏責「ペリ…ペリカン?」ふと我にかえる。
瀧奈「初めて知ったな」(為にならない)
オグリ「ガチでペリカ使う場所あるんか…現在の裏側の日本だけだと思ってた…てか、怒られてこい!」
呼霊「まぁ…今のご時世は大変だからな〜」
夏責「ペ…ペソ……あ、元か!」何かつぶやく
夏責「こちらで少し覚えてください」ちょと分厚い本を瀧奈に向けて渡す
呼霊「あ、呼霊ちゃん特製のガイドブックだよ」
瀧奈「ガイドブック漢国編…こりゃいい」
αメリー「見せて〜」ガイドブックを覗く
アレフ&ラス「どれどれ?」「コレは?」
オグリ「金銭単位は、元 だと」説明する
瀧奈「着くまでコレでお勉強だな」
…瀧奈達は呼霊特製のガイドブックを読む、
αメリー「この漢服っての可愛いぃ」
瀧奈「へ〜…四獣神閣[シジュウジンカク]か、でっかい寺だと事…見に行ってみようかな」
ラス「観光はよろしいですが、引力の様に私達は他の使徒達とまた遭遇するかもしれませんよ」
アレフ「確かに君達は2回も偶然にも連続で、自分も含めて3人に出会っている事だし…」…
瀧奈「……」アレフの方を見て話を聞く
アレフ「君に会う事も偶然にも巡り合わせた」夏責「私達も同行いたしましょうか?」
瀧奈「いや、また迷惑をかけるわけにも」
呼霊「まぁ…昼メシ食べるまで一緒だ」
瀧奈「…そうですね」〈ぐぅぅ〜〉と音が鳴る
αメリー「空腹だぁ〜〜」横たわりオグリを掴む
夏責「もう直ぐ着くので大丈夫ですよ」
…バスは移動が終わり街外れの空き地に着く、
夏責「さぁ、もう少しの辛抱です歩きますよ」
続く→