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雪だるまひとひと💙
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深夜のコンビニ。
深澤がバイトをするそのコンビニは、深夜になると客足が途絶え、ひどく静まり返る。
💜「店長、あとは俺がやるんで、先帰ってください」
店長「でも…」
💜「大丈夫ですよ。1人でできます」
💜「店長、最近腰悪いでしょ?流石に心配だから」
店長「ありがとう、深澤くん」
「お疲れ様でーす」と店長を帰し、ワンオペになった午前2時。
決まって自動ドアが開き、長身の男が入ってくる。
岩本照だ。
💜「いらっしゃいませ。あ、いつものっすね」
深澤は気さくに話しかける。
岩本は少し無口で、いつもフードを被り、決まってプロテインを買っていく。
💛「遅くまで、お疲れ様です…気をつけてくださいね…」
深澤がお釣りを渡すと、岩本が小さく言った。
💜「え、あ…ありがとうございます…//」
印象とは違い、心配の声をかけてくれた岩本に、深澤は勝手に親近感を覚えていた。
ある日のこと。
またいつも通り深澤1人の店内に、3人の男が入ってきた。
💜「いらっしゃいませ」
💜「こちら、袋お付けしますか?」
男「はぁ?wそいつバカやんww」
男「弱ぇwww」
男「流石にヤベェよなwww」
💜(また面倒な客が来たな…
💜(勝手に袋付けちゃおう
💜「こちら、商品です」
男「あ?袋いらねぇんだけど?」
💜「お客様がお答えしなかったので…」
男「つべこべ言うんじゃねーよ!」
ボカッ!
💜「ぐっ…!」
腹を立てた男が、深澤の頬を拳で殴ったのだ。
💜「申し訳ございません…」
その時だった。
ティロリ〜ン♪
コンビニの扉が開き、岩本が入店してきた。
💛「お前ら、なにやってんの?」
男「あぁ”?関係ねぇ奴が首突っ込むんじゃねぇよ!」
男が岩本に殴りかかろうとすると…
男「うぐぅッ!!」
💜「え…?」
岩本が男の腕を掴み、体ごと床に押しつけたのだ。
男「はな、せっ!」
💛「これ以上暴れたら、どうなるかわからないぞ」
男「ひっ…」
男たちは、岩本の圧倒的な威圧感に恐怖し、店を飛び出して行った。
💜「あ…」
💛「怪我、大丈夫か?」
深澤の赤くなった左頬を見た岩本が言う。
💜「多分…」
💛「一応処置したほうがいいんじゃないか?救急セットあるか?」
💜「確か、店の奥に…取ってくる」
それから岩本は、少し腫れ始めた深澤の頬に、丁寧に処置を施した。
💜「お客さん、ありがとね。助かった」
いつも通り笑う深澤。
💛「…照」
💜「え?」
💛「岩本照。俺の名前」
💜「岩本さん?」
💛「照って呼んで」
💜「照…?//」
なぜだろう。
他人の名前を口にしただけで、こんなにドキドキするのは。
💛「…あんたさ、無防備すぎるよ」
💜「そう?」
💛「いつも自分のことは後回しにしてる。もっと自分を大事にしなよ」
💜「男に心配されてもな…」
💛「今日もあいつらに絡まれてただろ?いつか本当に危険な目に遭うぞ」
💛「…あと、毎日来るから。俺。なんかあったら言って、ふっか」
そう言って岩本は、深澤の頭を愛おしそうに撫でた。
💜「ふっか?」
💛「深澤だからふっか」
深澤が胸元につける名札を指差し、言った。
💜「うん…///ありがとう、照」
照れくさそうに深澤は笑った。
しかし、深澤は気づいていなかった。
岩本がなぜ、毎日午前2時ぴったりに店に現れるのか。
店の向かいのコインパーキングに車を止め、防犯カメラよりも正確に深澤の様子を監視していたのか。
深澤が絡まれた時、岩本がどんな瞳で男たちを追い払ったのか。
💛「ふっかには、俺がいなきゃダメだ」
車の中で、今日も胸ポケットに忍ばせていた小型カメラで隠し撮った深澤の写真を、愛おしそうに撫でる岩本。
岩本の中で、歪んだ庇護欲が静かに膨れ上がっていた。
コメント
4件
重すぎる愛は好みです😘😘😘 最高かよ…! 💛💜だぁあ
ひとちゃ💙 どいつもこいつも危ないのが多いのぉ🤣 好きか嫌いかと問われれば… ぁあ、大好きさ!!