注意
苦手な人はそっと閉じてください
青桃
青side
青「ふぅ〜」
「疲れた、、、。」
現在の時間は22時45分
青「今日も残業やったな。」
仕事に追われる毎日
付き合ってそこそこ経つ彼女のないこが頭に浮かぶ
最近はより仕事が増えて、ないことも会えていない。
青(今日で会えなくなって2週間くらいやな。)
寂しがり屋な彼女だけど自分からは迷惑だからと
会いにこないのだ。
そんなところも愛しい
青(久しぶりに会いたいな)
そう思い俺はないこにLI〇Eをして、家に向かった。
ガチャ
合鍵を使いないこの家に入ると同時に違和感を覚えた。
青(ん?なんやこの匂い)
ないこの家から知らない匂いがした。
いつも甘い香りのするないこの家から石鹸?のような匂いがした。
石鹸の匂いなんてみんな好きだし使うと思うのが普通だが、
俺には違和感しかなかった。
ないこは匂いフェチだけど石鹸の香りよりは甘い香りの物の方がよく使うし、
好きだと言っていたからだ。
青(いや、まさかな。)
違和感しかないこの空間に考えたくもないことが頭に浮かんでしまう
青(ふぅ〜、はぁ)
深呼吸をして落ち着く
まさかないこに限ってそんなことない。
玄関の電気をつけてリビングへ向かう
ガチャ
桃「え?まろ!?」
ドアを開けると会いたかったけど今俺に不安を与えてる人物が驚いていた。
桃「おかえり〜もしかしてLI〇Eしてくれてた?」
桃「ごめん、全然気づかなかった、」
そう言いながら俺のもとへ駆け寄る彼女
青「いや、大丈夫やで」
青「急に来たのは俺やし」
青「シャワー借りるな」
桃「うん?」
無意識に冷たくなってしまった。
不安なのだ。会えない日が多いから俺に飽きてしまったのではないかと
青(こんなつもりじゃ無かったのに、、、。)
静かにシャワーを浴びた
桃side
ねぇ聞いて!!
ずっと会いたかった恋人のまろが家に来てくれた!!!!
まろは俗にゆう社畜だから仕事で会えない日が多い
だから久しぶりの休みや仕事終わりに会いに来てくれるのがとても嬉しい
桃(なんか?怒ってる、、?)
まろは俺と少し話してからすぐシャワーを浴びに行ってしまった。
桃(いつもならないこた〜んって抱きつくのに)
仕事が続いていたから疲れたのかな
シャワーから戻ったら精一杯甘やかそっと。
俺は甘やかす準備に取り掛かった。
ガチャ
桃(お!来た✨)
甘やかす準備もバッチリ少しでもリラックスしてくれるといいなぁ
桃「まろ!髪の毛乾かしたげる」
桃「おいで!」
青side
シャワーから戻ったらないこに呼ばれて髪の毛を乾かしてもらっている。
青「、、、」
桃「最近どう?無理しないでね。」
優しく俺の髪を乾かしながら質問された。
普段ならものすごく嬉しいはずだけど今の俺には複雑だった。
青(疲れてんのかな俺)
いつもはこんな些細なことで不安にならないのに今日は不安で仕方ない
桃「まろ〜?聞いてる、、、?」
青「、、、」
桃「嫌な事あった?」
ないこに聞かれた瞬間俺はないこの腕を掴んで押し倒していた。
桃side
、、、
どういう状況?
まろの髪を乾かしながら質問してたら急に押し倒しされた。
しかもまろの顔がなんだか泣きそう?な顔になっている。
桃「まろ、どうしたの?」
青「、、、」
青「なぁ、ないこ」
青「お前浮気しとる?」
桃「、、、?」
浮気?何の事だろうと頭をフル回転させる。
思い当たる節が無さすぎる。
桃「浮気?してないけど」
青「とぼけんなよ、嘘は嫌いやで」
桃「いやいや本当に何の事?」
泣きそうな苦しそうな顔で俺に問い詰めるまろ
青「じゃあ誰の匂いやねん」
青「本当の事言ってや、、、」
桃「だからわかんないって」
匂い、、、ねぇ〜、、、真剣に考えた。
青side
不安が積もりないこを押し倒して聞いた。
青「お前浮気しとる?」
帰ってきた返事はNO
本当だったとしても今の俺には嘘にしか聞こえなかった。
青「じゃあ誰の匂いやねん」
怒ったように聞く
本当はこんなことをしに来たわけじゃなかった。
本当にどうしてしまったんだ俺は
青「本当の事言ってや、、、」
泣きそうになるのを抑えて、ないこをじっと見つめた。
桃side
まろは何にそんなに不安なのだろう
桃(うーん、匂い、匂い、、、!)
一つだけ頭に浮かんだ事を聞いてみる。
桃「もしかしてこの部屋の匂い?」
まろの顔がさらに歪んだ
青「そうやで、」
青「誰の匂いなん」
少し怒りながら聞かれた。
桃「誰のって、誰のでもないけど、、、?」
青「だから嘘はええって」
桃「いやだから違うって!」
何が嘘なのか俺には全くわからない
青「俺のこと飽きた?」
涙の混じった瞳でそう言った彼はとても苦しそうだった。
青side
疲れはてた俺の頭には全部が嘘に聞こえた。
ないこは浮気をしていて、俺に飽きてしまった。
そういうことしか頭に浮かばなかった。
青「なぁないこ」
青「この石鹸みたいな匂い」
青「お前あんま好きじゃ無かったやん」
青「この匂いは何なの、、、?」
聞くのも苦しかった。こんな小さな事で嫉妬している自分が嫌だった。
桃「石鹸?」
桃「ああ〜!これのことね!」
ないこが「これね!」と明るく返事をした。
青「ないこの家いつもこんな匂いじゃないやん、」
桃「そうだね〜でも、、、」
やっぱりそうだった。
青「やっぱりないこは、、、(涙)」
涙がでてきそうになる
桃「違うから一旦落ち着こ?」
桃「ね?」
ないこが起き上がり俺を落ち着けるためにハグをしてくれた。
桃「この匂いはまろの匂いだよ。」
青「は?」
ないこは何を言っているのだ?
青「まろの匂い?」
桃「そう!会えないのが寂しくてまろ匂いに近いのを探して選んだの!////」
、、、それを聞かされた時自分のした事の恥ずかしさに気づいた。
青「まろの勘違いだったやん」
桃「そうだって最初から言ってたのに!!」
桃「まろが嘘とかばっかり言うから〜」
全て俺の勘違いだった。ないこが浮気なんてするわけ無いやんと
安心した。
桃「そんなになるまで仕事しない!」
そう言って俺の頬に手をあて視線を合わせるないこ
桃「わかった?」
青「うん、わかったごめんな」
ないこを優しく包み込んで言う
青「愛してるで、ないこ」
桃「、、、!?////」
桃「俺もだよ、、、//////」
顔が赤く染まった彼女
青「照れた!かわい〜ねないこたん!」
桃「何なんだよ、まろは////」
あぁ幸せ。少しでも疑った自分がバカみたい
こんなに俺を愛してくれてるのだ。
青(次の休みはいっぱい甘えさせてもらうで、ないこ)
心の中で呟いて、俺は疑ってごめんねの意味を込めて彼女に深いキスをした。
コメント
1件
最高です😖💞