蓮くんからのメッセージに自分でもびっくりするくらい動揺していた。
――これが最後かもしれないと。
ほんの数十分前までは断るのだからとか思っていたくせに、いざ最後かもしれないとなるとかなり動揺してしまっている。
この数日、蓮くんとメッセージのやり取りをして楽しかった。
1人だから寂しいとかはなかったが、確実にここ数日の私の心を潤してくれていた。
久しぶりに感じたドキドキもトキメキもすべて蓮くんがくれたのは紛れもなく事実で、私はもしかしたら蓮くんと疑似恋愛をしていたのかもしれない。
断るつもりだった……
そう何度も何度も自分に言い聞かせ、蓮くんに断りのメッセージを送ろうとするが指がなかなか動かない。
――私は何を躊躇ってるの?
一時の心の迷いでオッケーしたところで、私の望んでいる未来はその先にはない。
私の年齢的に結婚ありきの恋愛じゃなきゃする意味もない。
分かっているの********
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