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君の民だから君を待つ

第4話 - 📁📁📂

2025年09月07日

#らっだぁ

#らっだあ運営

#我々だ

#日常組

#ぴくと

e r r o r

ラミ「ｽｰ….｡o○」

kyo「……」

大事な人が眠る姿を見ると

不安になる

手を触れないと

生きているか分からない

眠る姿も死ぬ姿も

さほどは変わりがないから

kyo「……ﾅﾃﾞ…」

ラミ「んｯ…」

kyo「……ｽｯ…」

俺の手は汚れてる

とんでもないくらいに

ドス黒い色で

ラミ「ｷﾞｭｯ…」

kyo「！！」

ラミ「ﾌﾌｯ…w」

そんな手を

温かいと手を握ったのも

醜い堕天の花を綺麗と言ったのも

いつも握っててくれたのは

らっだぁ達だけだ

kyo「ふぅ…まいったな…こりゃ…w」

彼奴が与えた

冷めてない飯も

ふかふかな寝床も

家族と居場所を

きょーさん

kyo「お前がおったら…また変わっとったんかもな…ﾎﾞｿ」

どれだけ願っても

どれだけ悩んでも

お前がいないのは変わらない

その現実に居たくないと思う

どうか自分を許してくれ

syp「ここからは袋を被ってもらう」

syp「不振な行動を見せたら即座に__」

kyo「そんな言わんでも分かるわ…」

kyo「抵抗せえへんわ…鉄の枷があるんや…出来るわけもないやろ…ｽﾀｽﾀ…」

ut「ちょｯ！お宅のお子さん全然起きひんのやけどｯ?!」

ラミ「ｸﾞｶｰ…ｸｶｧ…」

kyo「やめといた方がええ…そいつ…起きた瞬間にお前らの胴体と頭切り離すやろうからなぁ…ｸｯｸｯw」

syp「ﾁｯ…人外が…ﾎﾞｿｯ…ｽﾀｽﾀ」

kyo「ぁ”ｯ？」

ut「ぁ~、ぁ~、堪忍したってぇやﾉｼｯ…」

ut「彼奴、大切な兄貴を人外に殺されかけたんや…」

kyo「……人外は何もしない…お前たちだろ…ｸﾞｯ…！」

ut「……」

kyo「…はよ連れてけ……」

沈黙がまた広がり

平和的に終わらない雰囲気だけが漂う

ut「ｺﾝｺﾝ…」

「誰だ」

ut「言ってたの連れてきたで~」

「入れ、ドアは開いている」

先程の城門よりも重々しく感じる

重圧な総統室の扉前

kyo「……ｼﾞﾄｯ…」

ut「ほな、開けるで~ｷﾞｨ…」

そこに居たのは

黄金に輝く金髪を持った美しい男

隣に護衛らしき豚の被り物をしたやつがいる

ut「ほんなら、俺はショッピ君今から宥めに行かなあかんから~ﾌﾘﾌﾘ…」

ut「ゆっくり話せえよ…ﾎﾞｿｯ…」

その言葉が最後に聞こえた頃には

もう扉は閉まっていた

「まずは、こんばんは」

「急に手荒な真似をして悪かったﾆｺ」

一見、上品で紳士的な喋り方に見える

だが人間も人外も同じく

腹の奥底に真実は眠ってる

kyo「変な挨拶はいらんねん…さっさと用件話さんかい…ｷﾞｮﾛｯ！」

「ははｯwそこまで私たち人間が嫌いか？」

kyo「…お前らなんてただの阿呆な肉塊や……」

威圧がどんどん増すのがよくわかる

俺が挑発をすればするほど

隣にいる男の怒りがこちらに伝わる

gr「私はグルッペン、この国の統一者だ」

gr「お前のことは既に調べあげている」

gr「堕天使、金豚のきょー」

gr「青鬼が仕切った元暗殺ギルドの一員…」

kyo「(そんなとこまで調べあげたんか…此奴ら…」

gr「ただ不思議だ…情報に青鬼とお前の情報はあったが…ｸﾙｯ」

ラミ「ｸｶｧ…ｽｰ…」

gr「隣の女の情報は顔だけだった…」

gr「何故か…聞いてもよろしいか？ﾆｺ」

kyo「断る、話す意義がない」

「…ｽｯ……」

gr「ふむ…まあいい、私達は君たち2人にお願いがあってここへ連れて来た」

kyo「お願いだぁ…？」

gr「…あの青い鬼が死んでから、早数年が経った」

gr「人外を統一させていた若王が死んだことにより、人外たちは近年手に負えない程に凶暴化が進んでいる」

gr「王の席が空席だと、この先どんな輩にその王の座が奪われるかが分からん」

kyo「つまり…俺達に何をしろと？」

gr「そうだつまり…バランスの良い世界を保つために…ｶﾂｶﾂ…」

gr「お前達ふたりのどちらかに若王になってもらう」

ラミ「ﾋﾟｸ…」

kyo「……」

gr「なった暁には、お前たちが欲しいものを____」

駄目に決まってんだろ

「ｯ？！」

ラミ「さっきから耳に雑音が入ってると思ったらよぉ”…ﾎﾟﾘﾎﾟﾘｯ…」

ラミ「ぇえ？誰が…座ってた王の椅子を…ｽｯ…」

ラミ「汚そうとしてんだよカスｯ！ｷｯ！」

gr「……何故だ？」

ラミ「へぇ~、人間様は人の気持ちが分からないのかしらぁ”？」

ラミ「私達にとって…アンタらの言うその青い鬼はねぇｯ…」

ラミ「大切でｯ…居場所をくれてｯ…家族をくれてｯ…今はもう居なくてｯ！ｶﾞｼｬﾝｯ！」

kyo「ｸﾞｯ……」

ラミ「それでｯ…！」

私が1番最愛した人外だぁ”ｯ！

「なんやｯ…この女ｯ…ｶﾁｬｯ…」

gr「待て…ｽｯ…」

ラミ「私達が欲しい物ｯ?!」

ラミ「ないわよｯ！私たちの欲しいものは手に入らないｯ！！」

ラミ「アンタらはｯ！死んだ生き物を甦らせることなんてできないだろｯ?!」

ラミ「王の座に座っていいのもｯ！」

ラミ「私たちに指図していいのもｯ！」

らぁだけなのよｯ！

gr「……」

ラミ「はぁ”ｯ…はぁ”…ｯ…！」

kyo「なぁ？分かったやろ」

kyo「俺達は協力せえへん」

kyo「これからも…この先も…」

gr「一つ言っといてやろう…」

らっだぁはもう死者なんだぞ？

kyo「ﾊﾞｯ！」

ラミ「ｯ！！お前ぇ”ｯ！ﾊﾞｯ！」

gr「トントン」

tn「ｼｭﾊﾞｯ！ﾄﾝｯ！」

kyo「ﾊﾞｺｯ！」

ラミ「ﾒｷｯ…！」

gr「うぷｯ…一回転するのやめろｯ…吐くｯ…」

tn「うるせぇｯ！このカスｯ！🖕」

tn「こんなことｯ…やっぱり無理に決まっとったんやｯ！ｸﾞｼｬｸﾞｼｬｯ…！」

kyo「撤回しろ……今の…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ…」

gr「！！」

ラミ「取り消せｯ…取り消せｯ…取り消せぇ”ｯ！」

kyo「今の発言を…ﾌﾞﾜｯ！」

tn「ｯ！！」

撤回しろぉおぉぉ”ｯ！！

愛しき青い鬼へ忠誠を____

君の民だから君を待つ

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君の民だから君を待つ

第4話 - 📁📁📂

さほどは変わりがないから

きょーさん

駄目に決まってんだろ

私が1番最愛した人外だぁ”ｯ！

らぁだけなのよｯ！

らっだぁはもう死者なんだぞ？

撤回しろぉおぉぉ”ｯ！！

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君 の 民 だ か ら 君 を 待 つ

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