テラーノベル
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※ここからルシアの視点になります。
場所は黒井家の館のレクリエーションルームにて。時間は日本時間の夜の18時頃。Tはその時はアパートで教員免許を取るためにオンラインで勉強するのだった。
クイン「ここが本家の黒井家…やっぱり、隠れキリシタンの子孫だってTが言ってたな。」
ルシア「拷問されてる肖像画がいっぱいだ。しかも血みどろだ。」
コウモリ「ようこそ、我が黒井家へ。従兄弟のザット!!久しぶり!!そちらの2人は誰だい?」と大歓迎するのだった。
ザット「養子になったクインとその彼女のルシアです。」
コウモリ「僕の名前は黒井コウモリ。ここの家長をしてるんだよ。僕の方から紹介するね、クインとルシア。こちらは僕の妻のメラ。そちらの大きいのが執事のヨトゥン。そして私の娘で18歳の長女のカラスと10歳の次女の愛(あい)。まあ愛は血が繋がってない養子なんだよね。」
ルシア「私はルシア・エルビラ。SALA学園(the Spooky and the Awesome Location Academy)の18歳の高校3年生だ。」と握手をするのだった。
ルシアの心の声「18歳にしては手が冷たすぎる」と何かを察知するのだった。
カラス「私の名は黒井カラス。ここの長女で、あなたが通ってるSALA学園の姉妹校の空前絶後エキセントリシティ学園の高校3年生よ。そちらは誰、ルシア?」
ルシア「私の彼氏のクイン・ホワイト・クロイだ。お前ぇの一個年上で親戚関係だ。」
クイン「よろしくね、黒井カラス。」と。
カラス「あなたはピンクの服を着るのが好きなのね、クイン?個性が強いのね。」
クイン「そうなんだよね、俺ピンク大好きなんだよね!!」
愛「私は黒井愛。カラスの妹なの、よろしくね。」
ルシアの心の声「『愛』か……。無邪気に笑ってるが、目が笑ってねぇ。10歳のガキが、まるで大人の嘘を全部見透かしてるような顔しやがって。エカチェリーナみてぇな『女帝』の気配を感じるが、こいつはもっと……タチが悪そうだ。」
クインの心の声「愛の首にはタートルネックか。他にも黒髪の後ろにお団子が1本束ねている…10歳の子どもには見える気がしねぇなぁ。俺はTと同じこと言ってるなぁ。Tがこの子を見たらそう言うかもね。身長が130cmくらいで、全身は白いロリータファッションか。だから東京フリーク区にいる訳か?」
カラスが瞬きをしてルシアを見つめ、こう言った。「……SALA学園。あの『騒がしい』学校に、あなたのような……死神の匂いがする生徒がいたのね。」
ルシアは表情を変えず、ただ冷たく視線を返すのだった。
「死神? 悪いが、私はただの不法侵入者対策だ。……お前も、その妹(愛)も、この館の空気に馴染みすぎてて吐き気がする。……何か隠してるだろ。」
カラス「隠し事がない家なんて、退屈なだけよ。……クイン、あなたのそのピンク、この家の『赤』と混ざったら、きっと綺麗な紫色になるわね。」
クイン「えっ、紫? あ、うん、それはそれでオシャレかも……」と冷や汗をかくのだった。
クインの心の声「ルシアさんとカラスさんはビジュアルと雰囲気が似てるなぁ本当に。192cmある女優のエカチェリーナってやつと愛はビジュアルは似てないけど、雰囲気だけは少し似てるな。」
愛の心の声「ルシア?明らかにカラスの雰囲気に似てるな。ふざけんなクソッタレ!!ぶっ殺してやりたい気分だ。ルシアの野郎、私の姉のカラスみたいに私に向かって怪しい顔をしてやがる。けど絶対に明かしたくない。私の本名が毒島(どくしま)はじめで年齢が50歳だと言うことを。」と少し冷や汗をかきながら平然を装うのだった。そして複雑な表情を見せることになった。
※愛の回想シーンになります。10年前の2016年。場所は江戸川養護施設にて。黒井家の養子になる前の毒舌はじめは白川愛という偽名を使っていた。その時の年齢は40歳だった。
その施設で愛は美術室で趣味の木彫りで理想の父親を完成させるように彫刻刀で彫っていた。
愛の心の声「私は生まれつきウィリアムズ症候群を抱え、実のママから暴力振るわれて、社会に馴染めずこの子どもみたいな見た目を生かして養子として転々としてたわ。もちろん白のロリータファッションも使って金銭奪いたかったけど、うまくいかず殺して家を燃やして逮捕もされた。それで私はストレスが溜まって暴れてしまって身体拘束を受けた時の傷跡が生々しかった。だからタートルネックで隠すしかなかった。それから32歳の時には白川愛として養子になったけど、今度は失敗した。養母に蹴られて湖に落ちてしまった。警察に見つからないように逃げて無事に保護されてここに来た。」
その時当時9歳で6歳から孤児だったT(当時128cm)とエカチェリーナ(当時178cm)。が美術室を訪れていた。
T(当時9歳)の心の声「愛って女の子は子どもにしては何か変だよね。いつも一人で美術室で木彫り彫ってるけど。」
T「エカチェリーナさん。私を連れて大丈夫なんですか?思ったんですが、あなたはクラスのマドンナとしてどうですか?私は地味ですよ?」
エカチェリーナ(当時9歳)「私は学校でも施設でもあなただけは唯一の友だちなんだから、ねっ?あなたこそ唯一の支えだし、あなたがいないと寂しいわ。だから一緒に美術室に行こう?」と休み時間に「カッ!カッ!」と上履きの音が地面に響きながら美術室に向かう2人だった。
Tの心の声「エカチェリーナは友だちだけど、何か重荷を感じるなぁ。地面な私なんてマドンナの彼女となんて釣り合わないな。エカチェリーナの身長が178cm?そりゃぁマドンナ扱いされてもおかしくないよね。」と考え込むのだった。
エカチェリーナ「ねぇ愛。何の木彫りを彫ってるの?」
愛(当時40歳)「これ?私の理想のパパを彫ってるの。私も早く里親ゲットしてかっこいいパパが欲しいなぁ。ねぇかっこいいでしょ、エカチェリーナ?」
エカチェリーナ「フフ。子どもとは思えないくらい素敵な絵ね。画家になれるんじゃないかしら。」とクラスのマドンナみたいに明るく気さくに友だちのように接するのだった。
愛「本当に?嬉しいなぁ!T君もそう思うでしょ?」とはしゃぐのだった。
T「まぁっ…凄いですよ」と驚愕し過ぎて少し引き気味な様子だった。
愛の心の声「バカな2人。私が本当は40歳の大人の女性だってことに気づけないことが奇跡よ…でも友だちみたいに接してくれるから嬉しいわ。」
そんなある日、職員が愛の不自然なタートルネックに触れようとした。その瞬間、愛は「バレたらまずい」と思い、「キィィィィィィィィッ!!!」と金切り声を上げて近くの男性職員を殴りつけ、窓から脱走した。それは、この施設での生活が、彼女の次の計画に支障をきたすと判断したからだった。
愛の心の声「くっそぉぉぉぉ!!職員の野郎、私のプライドをバラす真似をしやがって!!Tとエカチェリーナとせっかく友だちになろうとしてたのに全然出来なかったじゃないか?!!ふざけんな!!」と殺しに慣れたプロの動きで逃げながら憤りを露わにしたのだった。
※ここで話を戻します。
愛の心の声「それから1年後、41の時に東京フリーク区へ移住して偶然黒井カラス(当時9歳)を見かけたわね。私にとっては理想のお姉ちゃんだわ。フリーク区の入居条件として歴史直視型お化け屋敷を難なくクリアして、無事に9年間フリーク区の養護施設で保護されて黒井家の養子になれて今に至る。最高じゃん!!」
※ルシアが通ってるアメリカフリーク州のSALA学園(the Spooky and the Awesome Location Academy)とカラスが通ってる日本の東京フリーク区の空エキ学園(空前絶後エキセントリシティ学園)は姉妹校なんです。
学校法人インクルージョンフォーフリークス学園で、SALA学園はその学校法人のアメリカ校で、空エキ学園はその学校法人の日本校なんです。
そして不気味な隠れキリシタンの子孫の黒井家の家長のコウモリとその親戚でアメリカフリーク州に住む日系人のクロイ家の家長のザットが一族伝統舞踊である『神楽』をコウモリとザットが踊りを披露した。お互いに日本刀(真剣)を片手に2本持って踊って、打ち合った。「キンッ!キンッ!」と真剣同士でぶつかっている火花が散りながらもより不気味な演技を披露したのだった。
そして、それぞれ日本刀を鞘にしまい、腰に携帯。
そして、コウモリとザットの2人が一族の前に立ち、コウモリが右手でザットが左手でぐーにして肘を曲げて『一族のために!!』と叫び、一族全員を讃えた。
これを見た一族全員は暖かい拍手を迎えたのだった。
これを客として見ていたカラスと愛は喜んだ。
愛はカラスと部屋に向かって歩きながら、愛はあまりにも不気味な神楽が気に入ったのか、おかしな踊りをカラスに見せることになった。
カラスは変な踊りと思い、苦笑いをしていた。
ルシアの心の声「変なガキだ。しかも動きがぎこちねぇのは何かが怪しいな。カラスは何を苦笑いしてる?」
カラス「クイン。あなたはルシアの彼氏だそうね。私とあなたは血が繋がってないけどこれで親戚で家族になれたわね。言っとくけど、ルシアっていうでかい女性に罵声浴びせられながら幸せになってね。」と
クイン「うん、そうするよ、カラス」
クインの心の声「ルシアみたいな毒舌を直接言われて嬉ぴー!!鼻血が出そうだ!!俺は173cmあって、ルシアは180cm。カラスは158cmあると言ったな。
ラティーノのルシアと不気味なカラスはビジュアルと雰囲気と中身がそっくりだったなぁ。2人とも俺とTより一個年下だしな。」
ルシア「何喜んでる?とっととけぇるぞ(帰る)、クイン?それじゃあな、カラス、愛。」と無表情ながらそう話すのだった。
愛は無邪気そうに日系人家族のクロイ家とルシアに手を振ってさようならをするのだった。
そして黒井家一族による4年に一度のパーティーは終わり、解散するのだった。
そしてクインはLINEでTに電話のやり取りをするのだった。
クインが右手のスマホを耳に当てて話すのだった。
クイン「T。黒井家一族全員が集まって家長同士が神楽を披露したんだよね。しかも俺のパパのザットがね。」
T「久しぶりに聞いた名前ですね。」とアパートでオンラインを終え、ベッドで横たわりながら話すのだった。
クイン「明日からは家族とルシアと一緒に帰国するんだけど、黒井家にはあのカラスとその妹の愛がいたんだよ。」
T「カラス?あの黒井カラスさんに会ったんですか?!!」
クイン「そうなんだよ!!俺の親戚なんだけどね。カラスのビジュアルと雰囲気があまりにも俺の彼女のルシアにそっくりだった!!」
T「えええ。じゃあ毒舌家なんですか?」
クイン「そうなんだよね。あと愛っていう女の子いたんだけど、その子は子どもなのに言動が大人っぽかった!」
T「愛?年はいくつぐらいの子だった?」
クイン「10歳くらいだった。そう言えばオンライン大丈夫だった?」
T「大丈夫でしたよ。クインさんも時差ボケの薬飲んで帰国するんですよね?」
クイン「そうだった。ありがとう、T。ムラクモにもよろしく伝えといて。」
T「ムラクモさん実は彼女出来たんですよ?」
クイン「本当に?!!あのいつも冷静な彼が?!!お相手は誰?」
T「ソー・ハインさんっていう在日ミャンマー人女性なんです。私とクインさんとムラクモさんの一個年上ですけどね。LINEで聞いたけど、しかも二人ともマッチングアプリで出会ってお互いに不妊手術を一カ月前に受けたって言ったたの。」
クイン「ムラクモってやつは年上彼女と付き合ってるの?!!俺は自分より背が高い年下彼女のルシアと付き合ってて対照的じゃん!!」
T「私が告白したかった皮肉屋なソー・ハインさんと毒舌なルシア・エルビラさんに一目惚れしちゃったのに!!クッソぉぉぉぉ!!」
クイン「まあまあ、お前にも見合った相手がいると思うよ。そう言えば、ルシアさんとソー・ハインさんは会ったことあるんですか?」
T「ありますよ?しかもアメリカのカリフォルニア州のホテルの人気のないところでルシアさんとソー・ハインさんは決闘しましたよ?けど引き分けでしたね。」
クイン「凄すぎるよ、本当に!!」
そう言ってクインとTは電話越しに和気藹々として盛り上がったのだった。
※ここからTの視点になります。
T「クインさんやムラクモさんに先を越された….明日は有休とって良かったぁ。人生初のぼっち旅として大阪のUSJ行きたいなぁ。そうだ。肉まんは向こうの呼び名は『豚まん』。エスカレーターの乗る位置は右側だね。それから期間限定のハロウィーンナイトのゾンビたちが出てくるイベントが2月まで続いてるなんて最高だ!!インスタ見て良かったぁ!!明日はフリーク区を出て羽田空港に行って関西国際空港行きの便に直行だ!!」と荷物をまとめてアタッシュケースに入れるのだった。
金曜日頃。
Tはフリーク区のデイサービスの有給休暇を取り、アタッシュケースを持ち歩き、羽田空港に向かったのだった。理由はUSJに行き、人気過ぎている期間限定イベントの『ハロウィーン・ホラーナイト』の『Zダンス』を楽しみたいと思っていたのだった。
場所は羽田空港
Tがパスポートを持ち、関西国際空港に向かう便に乗った。
飛行機の中ではテレビ越しでジェイソン・ボーヒーズが出てくる映画**『13日の金曜日』を視聴するのだった。ちょうど2026年2月13日金曜日だったからである。
※現実的にはUSJの期間限定イベントの『ハロウィーン・ホラーナイト』は9月から1月までですが、この物語では、『ゾンビ・デ・ダンス』が人気すぎて2月まで延長したという私なりの演出ですので、フィクションとしてお楽しみ下さい。
Tが映画を見ながら周りを見渡す時にこう言った。
Tの心の声「んっ?まさか、黒井カラスさんにその親友の大神陽理さん…あと昨日クインさんが話した血が繋がってないカラスさんの妹の愛ってやつも乗っているのか?見た目が子どもだけど中身が大人っぽい人って言ってたな。どこかで見覚えがあるような…そう言えば、カラスさんの親友の白鳳ハクランさんがいないな。彼女は空エキの大学で医学部に進学してるから、きっと寮で自宅学習してるよな。カラスさんと陽理さんとハクランさんは全寮制の大学に進学してるけど今は冬休みか…ああくそ!!ナンパしたいのにできない!!カラスさんみたいな毒舌美女に接近したいのに!!でもルシアさんとビジュアルと雰囲気そっくりだよね。」とあやふやな表情をするのだった。
関西国際空港にて
Tの心の声「大神陽理さんは確かムラクモさんが言ってたな。送り犬の血が入ってる影響で嗅覚と聴覚が敏感って言ってたなぁ。あのウルフヘアでギャルっぽくてフェイスシールを貼ってある女性か。」と言ってUSJ行きのバスに乗るのだった。
バスの中にて
T の心の声「やっと2泊3日の旅だ!!」と大興奮して無事にUSJに辿り着いた。
Tはさまざまなアトラクションを楽しみながらホテルに辿り着くのだった。
USJのホテルのベッドにて
Tの心の声「大神陽理さんは去年私が留学先のアメリカフリークス州であったヘレン・ガラナキさんの雰囲気とビジュアルがそっくりだったなぁ。ヘレンさん元気かなぁ?パリピだしな彼女は。ヘレネス系アメリカ人のパリピ美女のヘレン・ガラナキさんとギャルっぽい大神陽理さんが出会ったら仲良くなれそうだな。2人とも私の一個年下だし。それからヘレンさんには同性カップルのサスキアさんと交際中らしいからなぁ。」と考え込むようになった。
※Tの回想シーンになります。
場所はフリーク区のアパートにて、クインと電話越しのやり取りをする場面である。
クイン「おい、T。黒井家ってのは隠れキリシタンの子孫の家系でさ、実家の中が博物館みたいだったんだよね。家長のコウモリさんに案内されてさ、バテレン追放令にあった耳と鼻が削ぎ落とされたグロくて血みどろな肖像画もそうだし、磔の刑だけじゃない。火炙りとか穴吊りを受けた人形も再現されてた!!」
T「穴吊りってまさか、逆さ吊りに身体を縛られて、耳の後ろに小さな穴を開けて血を数滴ずつ落とす頭に血が上り、内臓が圧迫されて激しい痛みが何日も続く心理的な拷問….これを黒井カラスは幼い頃から見てたのか….日常的に….だったらあの愛って子も案内されてずっと見てたってことか…」と目を丸くするのだった。
クイン「きっとそうだ。一度見たら忘れられなかった。フリーク区にあるあの歴史直視型お化け屋敷の経営者の黒井家だって言われてる…ご先祖様の悲劇を忘れてはいけないという意味で作られたそうだ。」
T「だからフリーク区の入居条件にあのお化け屋敷を体験させられたのか…しかも0歳から…てことは黒井カラスは0歳からお化け屋敷を体験させられて、家でもグロい博物館を日常として見てるってことか…カトリックの隠れキリシタンにも正義があって、幕府側やスペイン帝国にも譲れない思いがあるかもしれない…きっとそのお化け屋敷があるおかげでいじめ発生は0ってことか…」
クイン「きっとそうだよ。俺だってインディアナ州からフリーク州へ移住した時なんて、コロンブスの正義とネイティブ・アメリカンの正義についてのお化け屋敷に行った時本当にこれと同じくらいグロかった!!拷問あったし、疫病で先住民たちが亡くなったしまうのも確認させられた!!正義って何だろうと思ったよ、本当に!!」
※ここから話を戻します。
Tの心の声「私が思ってる天使アイドル黒井カラスさんが首掛けにある黒い十字架も隠れキリシタンであることを隠してない証拠って訳ね。不気味そうに見えてメンタル強いわけだ。
ふと思った。私はなぜ9月1日水曜日生まれなんだ?マザーグースの言い伝えで水曜日生まれの子どもは不幸でいっぱい…私が6歳で両親を病気で亡くしたこと….それから私は防災の日生まれでもあるからなぁ。15歳の中学の卒業式の日に釣り合わないエカチェリーナに中卒って言う嘘をついてフリーク区へ逃げた….告白すれば私まで彼女と同じ見世物扱いで不幸だった。水曜日生まれなのは私のコンプレックス…」と考え込みながらベッドで寝るのだった。
T「水曜日に生まれなきゃよかったよ。私を不幸にしやがって。でも私はいつか黒井家の養子になりたい。何年後でもいい。そうすれば私はエカチェリーナっていう女優さんから守って貰える…黒井カラスさんは空手や木刀術が得意だからなぁ。エカチェリーナの演技で見せたバルディッシュとシステマに対抗できそうだ。」と複雑な心境を明かして寝言を言うのだった。
翌日、Tはホテルでビュッフェを楽しみながらアトラクションも楽しんだ。とっておきの期間限定のハロウィーン・ホラーナイトを観客として楽しむのだった。Aの『唱』が流れてZたちが登場して踊り出す準備をするのだった。
そこでお客様の黒井カラス、大神陽理、黒井愛の3人がZに混じって乱入して登場するのだった。
Tの心の声「えっ?!!マジ?!!お客さんの前でZたちと一緒に踊る?!!信じられない!!乱入するとかアリかよ!!場所は一般社会なのに相当勇敢なことをしてるな!!そっか。真の変わり者は一般社会に行って人と違う目で見られてもそれを隠さないで生きる人のことか。」と驚愕するのだった。
お客さんたち「えっ?!!フリーク区から来た住人?!!しかも映画『美澄エカチェリーナvsルシア・エルビラ』に出てきたホラーキャラに似てる!!」
Tの心の声「やっぱり…黒井カラスさんのビジュアルがルシアさんにそっくり…お客さんもそう捉えてるのか?あと子どもみたいな見た目の女の子の雰囲気が美澄エカチェリーナを彷彿とさせるのはこのことだったの?私は黒井カラスさんの踊ってるところをジロジロみよっかな…」
お客様たちは拍手を送り、Tは心の声でこう言った。
T「ついに、Zと3人のバケモンが踊りを通してコラボしたぜ!特に青白い見た目で黒い服を着た不気味な女の子。高校生くらいの。私にとってはすべてを捧げる『マイ・エンジェル』だ!正に究極のアイドルだ!私と似た者同士だ!次はナンパしてその女子に会いたい!」と。
他にもある女性のことを考えた。
「私と同じ児童養護施設に入ったロシア人女性の『エカチェリーナ』は元気にしてるかな?里親生活楽しいのかな?性格も外見も良くて、学校ではクラスのマドンナだったし、生徒会長もしてたな。成人式で着物を着て、ステージに立つのかな?私は行かないけど」。と
Tはホテルに泊まりながら朝を迎え、バスに乗って関西国際空港に向かうのだった。
それから3日後、衝撃の事実を知ることになった。
テレビのニュースにて
ニュースキャスター「ただいま、東京フリーク区の黒井家住宅に住む連続殺人犯の毒島はじめ50歳を殺人未遂の疑いで逮捕しました。1週間程前、黒井愛という偽名を使い、黒井家の養子になったとのことでした。一家の長女の黒井カラスさん18歳が異変に気づき、バトルして無事に彼女をやっつけて110番通報したとのことでした。」
T「えっ?!!あのクインさんが話した子どもみたいな見た目のあの愛って奴が逮捕された?!!本名が毒島はじめ?!!それをカラスさんがやっつけた?!!かっこいいわ!!毒島はじめと言えば、16年以上前に白川家の養子になったけど、養母に蹴られて失敗して湖に突き落とされた。養父の汐(うしお)さんを殺して、養母のフィンリーさんとその子どものトキさんがPTSDを発症した理由でもあったのか。ドキュメンタリー番組でやってたな。」
Tの心の声「ちょっと待て。白川家で騒ぎを起こした後はニュースでは毒島はじめは34歳の時に行方不明とされてたな。その時私が3歳でカラスさんがまだ2歳の頃だった?けど、私が6歳の時に両親亡くして養護施設に入ってた時に子どもらしくない子どもがいたな。私は9歳で初めて愛に話しかけたけど。その愛は施設職員によると6年間そこにいたことが判明したって言ってたのを覚えてる。その愛がまさか毒島はじめだとすれば恐ろしく感じる….それをもし女優の美澄エカチェリーナが知ってたら信じられない反応をするだろうなぁ。」と慌ててふためいていた。
そしてアメリカフリーク州にいるクインに電話
をかけるTだった。
T「クインさん。ニュース見ました?」
クイン「見たよ、本当に。まさか黒井カラスの妹のあの愛って奴が連続殺人犯だったなんて…しかも50歳だったことにびっくりしたよ。そう言えば、電話でカラスから聞かれたんだけどさ、お医者さんの話を参考に聞いて、被害者の家にも言って聞いてきたんだけど、ウィリアムズ症候群でエルフの血が入ったミュータントで見た目が10歳の女の子のまま成長が止まってて…実は彼女の家も結構悲惨っていうのもあったから母親からDVやネグレクトを受けて愛情を受けることなく育ったの。」
T「それでどうなったんですか?」
クイン「母親はアパートから転落して自殺したって今回の事件後にまた医師からカラス当てに電話して来たの!!それで彼女は児童養護施設で保護されて育ったけど、あまりにも手に負えなくて薬を打たれて精神科病院で長期間入院した。それからひどく暴れて身体拘束で手首と首だけ縛られて、それでも暴れたせいで傷跡が生々しく残ってしまった…」
T「そんなことが…きっと愛情を注がれずに育った反動かもしれないですよね?本当の自分を見てもらえず、彼女は誰かに愛されたい思いが強かったかもきっと…」
クイン「長期療養を終えて、また養護施設へ保護されて、里親ができては転々としながら人を8人以上殺して、別の養護施設で引き取られてあの白川家へ移ったんだよね。」
T「それで計画は失敗して16年間養護施設を転々として黒井家の養子になり、逮捕されてフリーク警察病院で入院したってことね!!」
クイン「きっと間違いないよ。」
コメント
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うわっ…第37話、めっちゃ重かった!黒井家の館の雰囲気がもう不気味すぎて、特に愛の過去がヤバすぎる…。10歳の見た目で実際50歳の殺人犯って、ルシアとクインの勘が当たってたんだね。カラスの「死神の匂い」って台詞、ゾクっとしたよ。そして最後のニュースで愛が逮捕された衝撃…。でもTの「すべてを捧げるマイ・エンジェル」って表現、グッときたな。この複雑な家族の物語、もっと読みたい!