誕生日なのに仕事が長引いた
お互い仕事なのはわかる
仕事が忙しいことはありがたいとも思ってるんだけど
仕事の日はお互いの体調を考えて別室で過ごすことが多いから
誕生日くらいはさ長く一緒にいたいよ
涼太「ただいまー」
玄関を開けると灯りがついていて
ご飯の良い匂いがした
涼太「どうしたの これ?」
翔太は料理は作らないかわりに
職権乱用を駆使して
美味しいものを調達してきたらしい
誕生日プレゼントは翔太の色の石のピアス
そして翔太の耳には涼太の色の石のピアス
お前はオレだけのもの の現れ
翔太「こっちにきてみて!」
翔太に引っ張られて
涼太は寝室に入る
涼太「え?」
部屋にはたくさんの薔薇の花が
翔太「気に入った?」
涼太は良く気に入った曲を繰り返し聴く癖がある
洋楽で誰の曲かもわからなかったけど
タイトルが(Bed Of Roses)
翔太「ホントはベッドに敷き詰めたかったんだけど 」
もしトゲが刺さったりしたらと考えると
いくら薔薇が綺麗だとしてもムリ
涼太には傷1つついて欲しくないから
涼太「ありがとう ずっごくうれしい♡」
ちゅっ
翔太は不意打ちに涼太に口づける
涼太「お風呂入ってからだからね///」
翔太「ムリ 待てない 」
ここで涼太は気づいた
自分の好きな歌のタイトルを直訳した
翔太に
お前を薔薇のベッドに押し倒したい
そんな曲じゃないんだからー
翔太のバカ
もう
大好き♡
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