テラーノベル
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#解釈違い注意
芝生の反逆者
17
#愛され
あんこ
1,953
#カオス
そら
195
向日葵もお辞儀をし、橙色の陽射しが夕方を告げる頃_____
夕日を煌めかせた氷の少女『チルノ』が一人、紅く照らされた向日葵を撫でながらぽつりと呟く。
「お辞儀をして…あなた達も礼儀正しいのね。ねぇ、お花の妖怪さん。」
視線を向けた先には、向日葵くらいの背丈の深緑の妖怪…『風見幽香』がフリルの付いた日傘を差していた。
「チルノちゃん…貴方もこの子達とお話ししにきたのかしら。」
そっと、夕陽の光を帯びた艶のある水色髪を撫でる。氷の妖精の彼女には似つかわしくない温暖な空気を掬い取る。まるで、氷でできた陶器を扱うよう慎重に、日の光を帯びた肌を撫でる。
「それもあるけど、幽香さん。あなたとお話をしにきたのよ。」
動くたび、きらきらと揺れるまつ毛を伏せ、ふわりと微笑みかけそのまま続ける。
「この前、読み聞かせしてくれるっていったじゃない。一緒にお菓子を摘みながらね。」
「そうね、気に入ってくれたら嬉しいわ。こっちにいらっしゃい。」
そう手招きをし黒色の、光を反射するガーデンチェアに腰掛ける。向日葵が良く見え、ガーデンテーブルには絵本とジャスミンティーが置いてある。
席に着くとティーカップを揺らし口に運ぶ。甘い香りを漂わせ暖かな空気が流れる。
「今回はジャスミンティーなのね。アタイ、この香り好きだわ。」
そう呟き、地につかない足を遊ばせる。そこには確かに少女は存在し、綺麗な氷の羽を揺らめかせた。アクアマリンの宝石を閉じ込めた瞳は、目の前の者を美しく反射させる。
「ふふっ」
そう小さく幽香は微笑み、絵本をぺらぺらとめくり始める。対面に座るチルノが笑みを浮かべながら呟く___
どんな、お話をしてくれるのかしら。
コメント
2件
初投稿です。よろしくお願いします。
おかs丸さん、第1話「夕暮れの花園」読了っ!!🌸💕 チルノと幽香の組み合わせ、めっちゃ新鮮でエモすぎるよ〜😭🌻 夕陽に照らされた向日葵畑で、氷の妖精が温かいお茶とお話を求めてるギャップが尊すぎる…!「お辞儀をして…あなた達も礼儀正しいのね」ってチルノがお花に話しかけるシーン、もう心臓ぎゅってなった💘 ジャスミンティーを口に運ぶ仕草とか、地につかない足を遊ばせてるとことか、ビジュアルが鮮やかに浮かんでくる描写力すごいっす…! 2人のゆったりした空気感と、これから始まる読み聞かせの時間がすでに尊くて、続きが待ちきれないよ〜!おかs丸さんの作品、これからも全力で推させてくださいね⋆♡ また次話も読むからね!!