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『変化してる。』
そう少年が言った。どこか喋り方がカタゴトだった。
『変化ってどう言うことだ。誰だよ。あんた。』
自分が置かれている状況にパニックになっていてもなんとか少年に冷静になって返した。
『、、。緑色。人間が変化すること。珍しくはない。』
どこか戸惑ったように少し間が空いた返答が返ってきた。
『なんでそんなこと知ってるんだ。お前は何者?どうすれば戻れる?』
『戻れない。、、僕は幽霊だし。わかんない。日本は広いからそう言うふうに変化して迷子になる人が多い。』
緑色はそう答えて俺を抱き上げた。
突然の行動に少し驚いだが、自分の大きさを改めて実感できた。
『、、。俺どうなんの。』
らっだぁが行方不明になって数日がたった。
人間になりたくない。
そう言ったきりいなくなって、警察もらっだぁの家族もみんな揃って探してるけど。見つからない。
チラシとか地域放送とか色々試したけど、目撃情報も今のところない。
最後の情報は僕と二人で帰ったって情報だけだった。
警察にも何度も聞かれた。
クラスメイトに殺したんじゃないかとかそうも思われた。
時間的にも殺すことはできないから本当に疑われることはないけれど。
視線が痛かった。今まで引っ込んだ性格してたから余計に。
でもそんなことどうでもよかった。
らっだぁをとにかく探した。
歩いて遅くまで遠くにいくものだから、親に怒られたこともあった。l
そうやって探して一ヶ月も経ったのに。 まだ見つからない。
クラスメイトは、もう死んだでしょうって。らっだぁの家族もみんな。
泣いてもういいよって。探さなくてって。言われた。
人間はすぐ諦めてしまうんだなって実感した。
それだけだった。
言われても一週間ぐらいは探したけど高校に行かなきゃ行けなくなって。探す時間も無くなった。
今回のことで一個だけすごく怒ったことがあって、らっだぁの行方不明を面白がって机に花瓶を置いてみんなに死んでたってくだらない嘘をついて他奴らを見た時は思わず手が出て、親騒ぎになった。それからは体壊して、卒業式にも行けなかった。
それもあって高校にいく活力も正直無くなっていた。
バケツプリン