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さようなら。
そう言いたくなかった。
だけど,,,,。
言うしかなかった。
「不破さん,,,,,さようならッ,,,,,」
涙を目に貯めて僕はそう言った。
最後に不破さんの顔を見た時に、苦しくなった。
『晴ッッッッ,,,,,。』
あぁ,,,,,。
これが僕の使命なんだ。
行かなきゃならない。
僕も本当は不破さんの元から離れたくなかった。
もし叶うなら。
いつまでもずっと不破さんと一緒に居たかった。
戦争なんかに行きたくなかった。
桜魔が狙われているらしい。
それに,,,,,行かなきゃならない。
いやだ,,,,,。
最後に,,,,,1度だけでいいから,,,,,。
『?!』
抱きしめさせてッ,,,,,。
「いつか必ずッ,,,,,帰ってきます,,,,,。」
「だからそれまで、ッ,,,,,僕を覚えていてッ,,,,,。」
泣きながら僕は不破さんを抱きしめた。
『当たり前やろッッッッ,,,,,。』
そう言って抱き締め返してくれた。
嬉しかった。
数分後僕は不破さんから離れ、目を見つめた。
「行ってきます,,,,,!」
『あぁ,,,,,!行ってこい!!晴!!!』
そう言ってグータッチをした。
それが不破さんとあった最後の日だった。