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🍝🍷「大丈夫?泣いてたから」
なんて、顔を覗き込む彼、
彼の瞳には俺が映っていて、
彼の瞳に入ったままでいたい、
なんて変なことを考えてしまう
♦☕「大丈夫…」
なんて言うが心配そうに見てくる彼、
やっぱり彼のこういう所が好きになったのだろう、…
【風楽奏斗】
僕は最低だ、雲雀と付き合いたいがために、
落ち込んでる雲雀に漬け込む…
きっとこんな最低な人ヒバ好きじゃないもんね、
今はそっとしておいた方がいいか、と思い
立ち去ろうとしたら、服を掴まれた…
♦☕「いかんで……奏斗」
なんて震える声で言う彼
どこか可愛くて愛おしいと思ってしまった自分に嫌気がさす
こんなキモイ人雲雀が好きなわけない…、
🍝🍷「セラ呼んでくるから待ってて」
なんて言えば、
♦☕「奏斗がいい…お願い、俺を奏斗のものにして」
なんて涙を流しながら言う、
きっと頭が整理されてなくておかしなことを言ってしまったのだろう
🍝🍷「ひば、それ本気?」
なんて確認すれば頷く彼、
急展開過ぎて何から何までついていけない
でも、もし許されるのなら、
彼の瞳には僕をうつしてほしい
彼の目線の先にはいつも僕がいて欲しい
だから、…ずるいだろうけど
チュッ
とリップ音を鳴らし彼にキスをする
🍝🍷「言ったからには責任とってもらうよ」
きっとズルだろう、許されないのだろう
でも、彼が言ったんだから、
何も喋らない彼の方を見ると頬が赤く染まっており、唇に手で触れている
愛おしくてたまらなかった
🍝🍷「よろしくね?」
なんて言えば頷く
ずっと隣にいて欲しかった彼を隣にいさせることが出来た、
長かったようで短かった、
あの二人にも報告しよう
報告すれば、彼らはおめでとうと言ってくれた
それと同時に
「実は私達付き合ってないんだよね」
なんて言われて驚いたが
どうやら僕らをくっつかせる作戦だったらしい、
その後セラと彼女は付き合うふりを辞めた、
僕らはそれからも楽しく遊んだ
【アヤネ】
奏斗と雲雀に告白報告を貰い、
祝福した
私たちの、付き合いも嘘ということを告げればびっくりした表情だった、
みんな幸せそうな表情をしているのに
私だけ心からお祝いできなかった
申し訳なかった、
失恋することを自ら選んだはずなのに…、
どうもお祝いできなかった、
でも、2人が結婚するまでには、ちゃんとお祝いしようと決めたから、
これは失恋を繰り広げた4人を短くまとめたお話
私の恋の行方や、セラフくんの恋の行方はまた別のお話