続き
「ん”ッ…ぅっん…!ぅん”ッ……ぅ、!」アルは中々離してくれなかった。どんどん唾液も溜まってきて、ついには口の端から口の外へ零れていた。アルは唾液が零れたことに気づいたのか口を離した。そして、口から垂れた唾液を舐めた。「あ、アル…なんで、きゅ…ぅに、」舌なめずりをした後にこっちを向いた。その時の瞳は獲物を見つけた時の獣のようだった。「おれは昔と同じなんかじゃない、って証明したかっただけなんだぞ」あまりにも長いキスだったため、息を整えるのに時間がかかる。はぁ…はぁ…っ、はぁ…と呼吸をしている時「あと、アーサーは昔からかわいい」「は?」いきなり何を言い出すんだこいつは。全く読めねぇな…って、「だから俺はかわいくなんかねぇって!お前目腐ってんじゃねぇのか!?」「キミ…何を言ってるんだい?」「…アル。お前…眼科に連れてってやるから、みてもらえよ」「ちょっと!俺はちっとも目は悪くないんだぞ!!」「はぁ?お前…野郎がかわいいだなんてどうかしてんだろ」あまりにも俺の事をかわいいかわいい、と言うアルはかわいくなんかない、とずっと否定していてもどんなふうに言っても折れない。そんなアルに折れてしまった俺はアルに質問した。逆にどんなところががかわいいのか、と。「Good question! 」「全部がかわいいのは大前提として」なにが大前提だ。俺はその大前提の部分が聞きたいんだよ。なにがGood questionだよ…アルのばか…!「まず…この大きくて綺麗なエメラルドのような瞳が好き。」アルは目尻を優しくそっと撫でながら愛おしそうに見つめる。「よく、バカにされてたり…俺もたまにバカにしちゃうけど」「キミを見分ける判断材料のひとつでもある何重にも重なった眉毛も好き。」する…と眉毛を撫でる.その瞬間、「んひぃッ‼︎?」と変な声が出た。「…え、?」「…え、ぁ…?」「アーサー…もしかして、」と言ってアルがもう一度、眉毛に触れる。「んん”…!やめ”ッ…」「…やっぱ、…アーサーの眉毛、性感帯なんだ。」なにか興奮したような表情でこちらを見つめながら、そういった。性感帯…なんかじゃない。のに…触られると、変な声が出る。それなのに、アルはそこを重点的に触る。「ッ…アル”…眉毛ばっか…触んなぁ”…! 」アルは耳元で「じゃあ…他のとこも触って欲しいってこと?」「どこを触って欲しいんだい?」と意地悪そうに囁く。「ちがッ…!触るの、やめろッ…!ってぇッ…!」目尻に涙が溜まる。それをアルに悟られないようにぐっ、と堪える。「…気持ちよすぎて泣いてんの?」堪えるも何も直ぐにアルにバレてしまった。「ッ…ちが、ッ…きも、ち…よく、なんかないっ…!」「…ふーん、」と一言いったあと、ずりっ、ずりっ…と眉毛を触られた。「ッん”ッ!!?あ”っ、あ”る”ッ…!」名前を呼んでも呼んでも無心にアルは眉毛を触り続ける。「んひぃ”ッ…!ぃ”やぁ”ッ…や”らぁッ…!さわりゅな”ぁ”ッ…!ある”ッ…!」なにか違和感を覚えた。目尻からは涙が溢れていて、下半身は俺のものが生き生きとしていた。「へぁ”ッ…?ら、らんれ”…?」アルの方へ視線を向けると、アルは俺のものをじっ、と見つめていた。「ッあ…み、みんな”ぁ”ッ…!!」すぐさま、手で隠した。それでもじっ、と見続けていた。「み”んな”ぁ”ッ…て、いってん”だろ”ッ!」「…でも、それ抜かないと」「ッ…自分で抜くッ…!!から…気に、すんなッ…!! 」「でも、アーサー抜けるのかい?ここで?」ここで抜く、ということは自慰行為をアルの前で行うことでもある。そんなのは、絶対にしたくない。はずかしくて、しにそうになる。「…トイレ、行ってくる」トイレへ行こうと立ち上がった瞬間、手を引っ張られ後ろへ引きづられる。「っは!?な、なに…」「どこ行こうとしてるの?」「は?だからトイレに…」こいつ…さっきのやりとり忘れたのか…?「だから、手離せ」「…嫌、って言ったら君はどうする?」俺が自慰することがそんなに嫌なのかよ…?なんで?意味わかんねぇーーー「…鳩尾狙って肘打ち」多分すげぇダメージを食らわせるだろうけど、今はそんなこと言ってる暇はない。早くトイレへ行かせろ。「俺が、手伝ってあげるよ」「…俺…1人で抜ける、!!」アルの手を振り払って、1人トイレへ行こうとした瞬間、アルの手が俺の乳首に触れた。「んひゃ!!?」変な声が出て、そのまま床に座り込んでしまった。「…そんな状態で、トイレになんて行けるの?」「ッ”ぐ…い”げるっ、!!」「…ふぅん」上に視線を向けると、不敵な笑みを浮かべるアルがいた。すり…と眉毛を撫でられ「ん”ッあ”!?」と声が出た。「…もう、トイレに行けそうにないでしょ?」「あとさ、俺にも付き合ってくれよ!ね?」そう言われて、アルのあそこを見てみると俺と同じ状況になっていた。
コメント
2件
最&高です😇💕続き楽しみです❤️