平日の夜。平凡な道路で起きた事故。
救急車の音が近づいてくる。
詩音「ゲホッ…痛いよぉ…死にたくな、いよぉ…」
詩音の体から出た血で血溜まりができる。
母「しっ、詩音ッッ‼︎なんで詩音ばっかり…‼︎」
詩音「お母さん…いた、いよッッ…」
詩音が掠れ声で言う。
母「ッッ、‼︎千佳‼︎お前のせいだッッ‼︎お前が助けなかったからッッ‼︎」
お母さんが大声をあげると、お母さんの体からも血が出てくる。
千佳「え…、わっ、私のせい、?」
母「そうだ!お前が私らのことを助け__。
そう言いながらお母さんが倒れた。
若菜「お、お母さん‼︎そんな…お母さんも重症なんて…」
普段慌てない若菜姉さんまで慌てている。
そうか。私はいらない、いや、違うな、不良品なんだな。
コメント
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神すぎ…。